本日(2018年3月27日)、佐川氏の証人喚問が行われましたが、「刑事訴追の恐れがありますので、証言を控えさせていただきます。」という発言を繰り返しました。
あなたは「刑事訴追の恐れ」ってどういう意味か理解していますか？
今回は、刑事訴追の意味を簡単にできるだけわかりやすく解説します。
刑事訴追の恐れとは？分かりやすく簡単に意味を解説！
刑事訴追の恐れとは、分かりやすく簡単に言うと、以下のような意味です。
[aside type=”boader”]本当のことを言うと、刑事罰の対象になる可能性があるので言えません。[/aside]
証人喚問で嘘の証言をすると、偽証罪となってしまいますから、言わないんです。
偽証罪とは？
証人喚問で嘘の証言をした場合、偽証罪となります。
偽証罪は3か月以上、10年以下の懲役となります。
佐川氏は、「刑事訴追の恐れがありますので、証言を控えさせていただきます。」と、50回近く発言しました。この発言で答えることを拒否し、偽証罪となるのを避けましたが、そもそも「刑事訴追の恐れがありますので、証言を控えさせていただきます。」と発言を連発することに問題はないのでしょうか？
真相解明を目指すという意味では、これは望ましくないような気はしますが、許されることなのでしょうか？
実は、憲法38条1項にはこう定められています。
[aside type=”boader”]何人も、自己に不利益な供述を強要されない[/aside]
つまり、OKなのです。自白は決定的な証拠として扱われるため、自白の強要をし、多くの冤罪を招いたことが問題視されたため、定められた規定です。
佐川氏の証人喚問に対するネット上の声は？
佐川氏が「刑事訴追の恐れがあるため・・・」の発言を繰り返したことに対して、ネット上ではどんな声があるのでしょうか？
小渕氏や甘利氏など自民党御用達の弁護士を補佐人に、自民党とは事前に尋問事項のすりあわせをし、「安倍首相夫妻及び官邸の関与はないことは断言する。それ以外の事実は、決裁文書を見たことも含め、刑事訴追の可能性を盾に一切拒否する」という明確な方針を貫徹したという印象ですね、佐川氏。
— Shoko Egawa (@amneris84) March 27, 2018
佐川氏を動かしている安倍自民党のシナリオには、すでに矛盾が出てきている。だいたい、刑事訴追を理由に具体的な話をすることを拒否するのに、安倍首相や官邸の関与だけははっきりと否定できるのか。そこには何の根拠もないのだ。このような答弁を鵜呑みにできるほど国民はお人好しではない。
— ゆみ (@yumidesu_4649) March 27, 2018
佐川氏証人喚問。「刑事訴追の恐れがあるので、お答えできません」「お答えできません」繰り返す。。。丸川議員「総理からの指示はありましたか？」「ございません！」大臣からは「ございません！」官房長官、副長官からは、「ございません！」「理財局としてやったことです！」そこは答える、、怖い。
— 高橋千鶴子 (@chiduko916) March 27, 2018
https://twitter.com/R8eru/status/978512523640045568
佐川喚問。質問者の福山氏「先ほどからつじつまの合わない答弁が続いています。この喚問でいっそう闇は深くなった。火に油を注いだという感じです」佐川氏は予測通り改ざん問題に関しては刑事訴追に言及し答弁を一切拒否。安倍昭恵氏や官邸の関与に関しては否定と官邸の筋書き通りの芝居を打っている。
— 澤田愛子 (@aiko33151709) March 27, 2018
「刑事訴追の恐れがあるため・・・」と発言を繰り返したのに、安倍首相や昭恵夫人、麻生大臣等の関与はハッキリと否定。そこだけは答えてるんですよね(汗)
絶対佐川氏主導で改ざんを行ったわけではないはず・・・！
まとめ
- 刑事訴追の恐れとは、分かりやすく簡単に意味を解説すると、「本当のことを言うと、刑事罰の対象になる可能性があるので言えません。」という意味になる。
- 証人喚問で嘘の証言をすれば、偽証罪に問われる。
- ネット上では、佐川氏が「刑事訴追の恐れがあるため・・・」と証言を拒否しまくり、安倍首相や昭恵夫人が関わったかどうかについては、ハッキリと否定したことに対して、芝居だ、茶番だと批判が多い。
いかがでしたか？
いつまで森友問題やってるんですかね(汗)最近コレばっかりじゃないですか？
先ほども言いましたが、佐川氏主導で改ざんが行われたことは考えにくいと思います。私は昭恵夫人が怪しいと睨んでいます。。。