平昌五輪ももうすぐ終わりですが、カーリング女子にはまだ銅メダルの可能性が残されています。
カーリングって五輪の時ぐらいしか観ない人がほとんどだと思いますが、カーリングのルールで反則行為って何かあるんでしょうか?
ブラシで激しくこすりますが、相手のストーンに触れてしまったりすることはないのでしょうか?
今回はカーリングのルールで反則行為についてまとめてみました。
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カーリングのルールで反則行為は?ブラシで相手のストーンに触れたら?
カーリングは、野球やサッカーのように審判がべったり監視するようなことはしません。ゴルフとかもそうですよね。
カーリングもゴルフもスポーツマンシップが重視されるスポーツで、基本的にはセルフジャッジ競技です。
カーリングにおける反則行為は、主に2つあります。
- 投げたストーンに触れてはいけない。
- 各チームのリードが2投ずつ投げ終わるまで、フリーガードゾーンにあるストーンをプレイエリアから出してはいけない。
一応1つずつ説明しますね。
投げたストーンに触れてはいけない
これは当たり前ですね。
仮に、投げたストーンに触れてしまった場合、全てのストーンが止まった後、相手チームが以下の3つのうちから1つを選択します。
- 動かされなかった場合に移動したと想定される位置に全てのストーンを動かす。
- 投げられたストーンを取り除き、他のストーンを元の位置に戻す。
- そのまま
当然、反則をした相手のチームは、この中から有利にゲームを進められる選択をすることになります。
フリーガードゾーンルール
カーリングには「フリーガードゾーン」というエリアがあります。以下の絵の黄色いエリアですね。
各チームのリードが2投ずつ投げ終わるまではフリーガードゾーンにあるストーンをプレイエリアから出してはいけません。ただし、相手チームのストーンをずらすことは可能です。
カーリングでは、相手のストーンを弾き飛ばすことを「テイクアウト」と言いますが、もしテイクアウトしてしまうと反則となり、弾き飛ばしてしまった相手のストーンは元の場所に戻され、自分のストーンは取り除かれてしまいます。
カーリングは紳士的スポーツ
カーリングでは、相手チームが失敗したことを喜んだり、それを態度で示すことは、慎むべき行為とされています。
また、カーリングには降参(コンシード)があります。
途中のエンド終了時に、自分のチームに勝ち目がないと判断した時は、降参することもあります。
潔く自らの負けを認めて、握手を求める形で示します。こういった習慣もフェアプレーの表れの一つであり、カーリングは紳士的なスポーツと言えるでしょう。
ダーツにおいても相手の失投を喜んだりするのは、慎むべき行為で、発祥もイギリスで、紳士のスポーツなんて言われていますね。
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まとめ
- カーリングにおける反則行為は主に、投げたストーンに触れること、各チームのリードが2投ずつ投げ終わるまではフリーガードゾーンにあるストーンをプレイエリアから出してしまうことの2つある。
- カーリングでは、自らの負けを認める降参(コンシード)もある。
いかがでしたか?
カーリングはテレビであまり放送されず、五輪ぐらいしか一般の人は観る機会がないので、ルールもあまりしらないという人は多いでしょう。
ルールや用語等を知った上で観戦すると、解説していることも理解できますし、より観戦を楽しむことができます。