あなたは車のバッテリーをどれぐらいで交換していますか?バッテリーの寿命をご存知でしょうか?
バッテリーの性能が低下したまま、交換しないでずっと使用していると、バッテリー上がりを起こしてしまい、面倒なことになってしまいますから、そうなる前に交換しておく必要があります。
ここで気になるのが、車のバッテリーの寿命っていつなの?ということ。寿命は走行距離と年数どちらが関係するのか?いつ交換すべきなのか、バッテリーの寿命が近くなると現れる症状についても調べてまとめました!
車のバッテリー寿命と交換時期はいつ?
車のバッテリーは消耗品なので、寿命が来る前に交換が必要です。車の使い方によって、それぞれ寿命は異なりますが、一般的に2年~5年と言われています。
ただし、あくまでも「一般的に」です。例えば、週1回しか車を使わない等、あまり車を動かさない人や、夜間の走行が多い場合、また、近場しか走ることがほとんどないという場合は、注意が必要です。
このような場合は、2年~5年よりも寿命が短くなります。通常、バッテリー以外のモノでは、使う頻度が多いほど、寿命を早く迎えますが、バッテリーに関しては、使わなければ劣化が早くなります。
バッテリーの場合は、○万キロ走ったし、そろそろかな?と、走行距離で考えるべきではないということですね。
アイドリングストップ搭載車は要注意!
最近では、停止する度に、エンジンが停止し、発進するときに始動するアイドリングストップ搭載車が多いです。燃費は良いですが、注意が必要です。
アイドリングストップ車で、同じバッテリーを使っている場合は、アイドリングストップ搭載車の方が寿命が短くなります。エンジンの停止と発進を繰り返しているわけですからね。
ちなみに、バッテリーを製造している会社のテスト結果によると、普通のバッテリーをアイドリングストップ搭載車で使用した場合、寿命は約2割に落ちてしまうということです。
つまり、アイドリングストップを搭載していない車の場合、2年~5年の寿命ですから、アイドリングストップ搭載車では、約2,3か月~1年になってしまうということなんですね!1年以内に寿命とは短すぎますよね。
ですから、アイドリングストップ搭載車のバッテリーは高性能のバッテリーを使用していることが多いです。車の使用状況にもよりますが、このような高性能のバッテリーを使用している場合の寿命は約3年です。
アイドリングストップ搭載車の場合、信号待ちのときにエンジンが停止し、その後、エンジンがかからなくなってしまうのでは?という心配されるかもしれませんが、バッテリーの容量が少ない場合は、アイドリングストップしないようになっているので、そこは心配無用です。
バッテリーの寿命が近いと表れる症状は?
バッテリーは、寿命が近づいてくると、以下のような症状が出てきます。
- キーを回したとき(ボタンを押したとき)のセルモーターの回転音が鈍くなる。
- パワーウィンドウの動きが遅くなる。
- ヘッドライトが暗くなる。
このような症状が現れている場合、注意が必要です。私が以前バッテリー上がりを起こしたときは、確かにこのような症状が出ていました。
特に、エンジンをかけたときの、セルモーターの回転音の鈍さが気になりました。かなりキツそうな頑張ってる感のある音だったんですよね。
また、バッテリーを見て、寿命を判断できることもあります。以下のようになっていた場合、交換時期と言えます。
- 天板にバッテリー液が漏れている。
- バッテリー本体が膨らんでいる。
- バッテリーの端子付近に粉が噴いている。
このような症状が確認されたら、すぐに交換しましょう。また、カー用品店で、テスターで確認してもらうこともできます。
まとめ
- 車のバッテリーの寿命は、一般的に2年~5年であるが、車の使用状況によって大きく異なる。
- 車の使用頻度が少なかったり、夜間しか運転しない、近場しか運転しない場合等は、上記よりも寿命を早く迎える。
- アイドリングストップ搭載車で、同じ普通のバッテリーを使用した場合、寿命は約2割に落ちてしまうため、高性能のバッテリーを使用している場合が多い。
- アイドリングストップ搭載車で、高性能のバッテリーの場合、寿命は約3年。
- バッテリー寿命が近くなると、「キーを回したとき(ボタンを押したとき)のセルモーターの回転音が鈍くなる」、「パワーウィンドウの動きが遅くなる」、「ヘッドライトが暗くなる」等の症状が表れる。
私は、週末しか車を使いませんので、通常よりもバッテリーの寿命は短いはずです。その週によっては、全く乗らない週もあり、実は2回ほどバッテリー上がりを自宅で起こしたことがあります。
どちらの場合も、真冬の寒いときでした。寒い地方に住んでいる方は私のようにならないように注意してください。それ以降は、2年毎の車検のタイミングでバッテリー交換をするようにしています。参考にされてください♪
バッテリーをフル充電するには、どれぐらい走行しなければいけないかは、こちらの記事を読んでください♪