生後5~6ヶ月くらいになると、赤ちゃんもいよいよ離乳食デビューですよね♪
でも、それと同時に心配なのがアレルギーです。
そこで今回は、赤ちゃんのアレルギーが起こりやすい食べ物や症状についてまとめてみました♪
赤ちゃんの食物アレルギーとは?
食物アレルギーとは、特定のアレルゲン物質を食べたことによって引き起こされる過剰な免疫反応のことで、主に皮膚や粘膜、消化器官や呼吸器官などに症状が現れることを言います。
赤ちゃんは腸管などの消化器官の機能が未熟なため、大人だと何でもない物質でも体に有害であると誤認してアレルギー反応を起こしてしまいます。
これが赤ちゃんの食物アレルギーの原因なんです!
日本では0歳~1歳の約10%の赤ちゃんが食物アレルギーであると言われています。
10人に1人って多くない!?とビックリしてしまい、中には必要以上に食物アレルギーを怖がるママもいるのですが、3歳で5%、小学生で1.3~2.6%と成長するにつれてアレルギーを持っている子の割合は少なくなっているんです!
つまり!
食物アレルギーだった赤ちゃんのほとんどが、小学校入学までに治っているというわけなんです!!
どうです?
そう考えると、食物アレルギーともうまく付き合っていけそうな気がしませんか??
食物アレルギーは決して侮ってはいけないものですが、必要以上に怖がることもない!と言うことが分かってもらえると嬉しいです♪
赤ちゃんの食物アレルギーの症状
食物アレルギーには、食べてすぐ症状が出る「即時型」と、食後24~48時間以降に症状が出始める「非即時型」があります。
即時型アレルギーの症状は、発疹やじんましんがほとんどです。
口の周りや顔全体、または全身にポツポツと赤い湿疹がみられたり、まぶたや粘膜が赤く腫れたりただれたりします。
反対に、非即時型アレルギーの症状は、腹痛や下痢、血便などが多いです。
赤ちゃんの食物アレルギーでよく見られる症状は発疹やじんましんといった即時型の場合がほとんどです。
アレルギー症状の中で一番注意が必要なのがアナフィラキシーショックです!!
名前くらいなら聞いたことがある!と言う人も多いですよね。
アナフィラキシーショックは、皮膚や呼吸器、内臓などに急激かつ同時に症状が出るため、命にかかわります。
なので、以下の症状が出た場合にはすぐさま救急車を呼んで病院に行ってください!!
- 激しく咳き込む
- 呼吸困難
- ひきつけ
- 意識混濁
アレルギーか銅貨の判断は素人目にはとても難しいのですが、上記の症状が出た場合には迷わず病院へ行ってくださいね!!
アレルギーが起こりやすい食材
食物アレルギーの中でももっともメジャーなものと言えば、
- たまご
- 牛乳
- 小麦
この3つです!
最早アレルギー四天王と呼んでもいいくらいです。(3つですが笑)
私自身も小さい頃は卵と牛乳のアレルギーでしたし、我が子も上の子が軽度のたまごアレルギーでした。
アレルギーと聞くと、『一生付き合っていかなければいけないもの』と思ってしまう人も多いんですが、そう言うケースはごく一部で、ほとんどの場合は小学校に上がる頃までには食べられるようになっているんです!
具体的な数値で見てみると、赤ちゃんの頃にアレルギーと診断された子の50~70%が3歳までに、90%が6歳までには食べれるようになるんだそうです!!
アレルギーは治らないものじゃない!と分かったら、少しは気楽に付き合えそうな気がしますよね♪