赤ちゃんの肌トラブルで心配なのがアトピーですね。
治りにくいし、なにより赤ちゃんが辛そうなのでママは心配になってしまうのも無理はありません。
でも、なんでアトピーになってしまうんでしょうか。
乳児湿疹との区別がつきにくいのも不安材料になりますよね…。
そこで!
今回は赤ちゃんのアトピーの原因やアトピーの特徴についてまとめてみました!!
うちの子ってもしかしてアトピー!?と不安に思っているママやパパはぜひ目を通してみてください♪
赤ちゃんのアトピーの原因
アトピーは遺伝しやすい。
そんな話を聞いたことはありませんか?
パパやママから赤ちゃんに遺伝するものはいろいろあります。
目が二重か一重かだったり、髪の毛の性質だったり…。
アトピーはそんな中でも『優性遺伝子』といって、遺伝しやすい遺伝子なんです!
なので、パパやママがアトピーだった場合、そうでない赤ちゃんに比べてアトピーになる確率が高いんです!
どれくらい高いのかと言うと…
パパとママどちらかがアトピーの場合は2倍、パパとママ両方がアトピーの場合は4倍もアトピーになる確率が高いんです!!
アトピーは遺伝しやすいという話は聞いていましたが、こんなにはっきりとした数字が出ているとは思いませんでした。
そう言えば、我が家も主人がアトピーなので上の子は軽いアトピー、下の子もアトピーとまではいかないけれど、肌が乾燥しやすい体質です。
やっぱり遺伝してしまうのですね…。
アトピーの一番の原因は遺伝ですが、他にもいくつか原因があるようです。
その原因の一つがアレルギーです!
アトピーとアレルギーは切っても切れない縁なんだとか…。
アトピーと診断された赤ちゃんは、ほとんどの場合アレルギーを持っていることが分かっているんだそうです。
特に多いのが、
- 卵アレルギー(白身に反応)
- 乳製品アレルギー
- ダニ・ハウスダストアレルギー
上記3つなんだそうです!
また、アトピーはギリシャ語の『atopia』が語源で、「奇妙な」という意味がある通り、原因不明の奇妙な病気なんです。
なので、乾燥肌が原因だったり不衛生な環境だったり、ストレスが原因でもアトピーになることがあるんです!
赤ちゃんのアトピーの症状
赤ちゃんのアトピーは乳児湿疹と区別がつかず、診断が難しいとされています。
それでも、乳児湿疹とは決定的な違いがあるのいくつかチェックしておきましょう!!
- 2ヶ月~6ヶ月以上にわたり赤くてじゅくじゅくした湿疹がみられる
- 湿疹の多くが手足の関節や顔、耳の付け根や裏側に集中している
- 肌が乾燥しがちでかゆみを伴う
- 良くなったり悪くなったりを繰り返している
上記の症状が見られたらアトピーである可能性が高いので、かかりつけの小児科医に相談してみてください!!
アトピーについて知っておくこと
赤ちゃんがアトピーと診断されると、「一生薬が手放せないのかしら…」「ずっとこんな症状が続くの?」と不安になってしまいますが、1つ大事なことを知っておいてください。
それは、アトピーは完治する!!と言うことです。
アトピーと診断された赤ちゃん全員が完治するとは限りませんが、多くの場合赤ちゃんのうちに発症したアトピーは完治するんだそうです!
実際、私も小さい頃はアトピーでしたが、今は湿疹もなく健康そのものです!
これは私の母が根気よく、長期的に主治医の先生と相談しながら治療してくれたおかげだと思っています。
小さい頃の私は卵アレルギーと乳製品アレルギーだったので、早い段階からそれらのアレルゲンの除去を徹底したのが良かったのだと母から聞かされたときはびっくりしました。
だってその時の私はアトピーはもちろん、アレルギーとも無縁の生活を過ごしていたんですからね!
まさか自分がアレルギー持ちでアトピーだったなんて思いもしませんでした(苦笑)
私の場合はあくまで例であり、必ず完治するというものではありません。
が!アトピーと診断され、不安になったり自分のせいだと悲観することもないんです!!
赤ちゃんは成長するにつれて自然と肌が強くなっていくものです。
そうして強くなったことにより、アトピーの症状がだんだんと良くなっていく場合もあるんです!
もし万が一、我が子がアトピーと診断された場合は悲観せず、「焦らずゆっくり直していこう」と言う気持ちで向き合ってあげてくださいね♪