赤ちゃんは基本的には母乳やミルク以外は飲みません。
でも夏場は汗をかくし母乳やミルクだけで本当に水分が足りているのか、お母さんとしては不安ですよね。
赤ちゃんでもお茶って飲ませて良いの?
飲ませるならいつ頃からならいいの?
そんなお母さんの疑問を調べてみました!!
赤ちゃんにお茶って飲ませて良いの?
ほとんどのお母さんは助産師さんから産後指導として離乳食期までは赤ちゃんの水分補給は母乳やミルクだけで十分です、と指導されたと思います。
でもちょっと待って!
ドラッグストアなんかで売られている赤ちゃん用の麦茶のパッケージには生後1ヶ月~って書いてあるけど、どっちが正しいの?
そんな風に思ったお母さんもいるのではないでしょうか。
結論から言うとどちらも正しいのです。
離乳食期までの赤ちゃんの水分補給は基本的には母乳やミルクだけで十分補えるので必要ありません。
でも、必要ないというだけで、与えてはいけないというわけではないんです。
夏場は汗をかくことも多いですし、母乳やミルクよりお茶の方がすっきり飲める、と言う赤ちゃんも中にはいるかもしれません。
そんな赤ちゃんのために、市販の赤ちゃん用の麦茶は生後1ヶ月からOKと言う風に記載しているんですね。
カフェインが赤ちゃんに与える影響は?
赤ちゃんにお茶を与える時に気をつけたいのが、お茶に含まれるカフェインです。
妊娠期間中、カフェインの摂りすぎを防ぐためにコーヒーや紅茶などを我慢したお母さんもいることでしょう。
赤ちゃんはお茶やコーヒーに含まれるカフェインを分解する能力が低いんです。
赤ちゃんの体内器官はまだ未熟で、カフェインを分解する消化器官に負担をかけてしまいます。
また、体の小さな赤ちゃんは、大人では何ともなくても交感神経がカフェインにより刺激され、夜泣きの原因を引き起こすこともあります。
ですから、赤ちゃんに与えるお茶は緑茶などは避け、ノンカフェインの麦茶を薄めて与えるか、市販の赤ちゃん用の麦茶を与えてあげましょう。
いつ頃から与えて大丈夫?
前述したとおり、基本的には離乳食が始まるまではお茶を飲ませなくてはいけないということはありません。
赤ちゃんの唾液の分泌が増えたり、家族が食事している時にもぐもぐと口を動かすような仕草をし始めたら離乳食開始の合図と言われています。
なので、その頃に離乳食同様少しずつ様子を見ながら与えると良いでしょう。
お茶を与える時は哺乳瓶よりスプーンや赤ちゃん用のマグで与えることをおすすめします。
離乳食が始まると、だんだんと哺乳瓶を卒業する準備を始めなければいけません。
なので、お茶を与える時にはマグを使用するか、面倒ではありますがスプーンで1匙ずつ与えるようにしましょう。
離乳食を始める前にスプーンでお茶を与えることにより、初めは飲めなくてもだんだんとスプーンに慣れ、離乳食をスタートさせる頃にはスプーンに抵抗がなくなり、すんなり離乳食を始められるようになりますよ!
まとめ
基本的に赤ちゃんは母乳やミルクだけで水分を補うことができるので、○ヶ月経ったからお茶を与えなくてはいけない、と言うことはありません。
嫌がるようなら無理をさせず、お母さんの母乳やミルクを与えてあげてください。
離乳食が始まれば色々な味を知って、いつの間にか飲めるようになりますよ!