昼間は元気で何ともない赤ちゃんでも、夜になると急に咳き込んで苦しそうにしている…。
なんて経験ありませんか??
夜中にコンコンと咳き込んでいるのをみると気になって眠れませんよね。
へたしたら赤ちゃん自身も眠れなくて泣いてしまったり…。
でも、なんで昼間は何ともなかったのに夜になると咳き込むようになるのでしょうか??
咳のメカニズムや対処法についてまとめてみました!!
赤ちゃんが夜に咳が悪化する原因
赤ちゃんが夜になると咳が悪化する原因・・・。
それは副交感神経の活発化が原因なんです!!
なんだか生物の授業を思い出しますが…頑張って簡単にわかりやすく説明しますね(汗)
副交感神経とは緊張をほぐして体をリラックスさせる役割を担っている神経で、この副交感神経は昼間より夜間に活発に働くようになっているんです!
副交感神経が活発化すると、喉や気管支、鼻腔などの粘膜の緊張もゆるんでしまうので、昼間の間は分泌が抑えられていた鼻水が鼻の奥に垂れて咳が出てしまうんです。
わ、分かってもらえたでしょうか??(汗)
副交感神経の活発化のほかにも、夜中から明け方かけては気温や湿度が変わりやすいため気管支が狭くなり、呼吸がしにくくなって咳が出るようになるともいわれています。
夜に咳き込むときの対処法
夜に咳き込んでしまうと眠れなくて大人でもツライですよね。
赤ちゃんもそれは同じこと!
そこで、夜に赤ちゃんが咳込んでしまった時の対処法をいくつかご紹介♪
鼻水吸引
仰向けに寝ることで、鼻水が鼻の奥、喉の方に垂れて咳き込む原因になります。
なので、咳だけでなく鼻水を伴っている時には鼻水吸引をしてあげると、鼻の通りが良くなって咳も治まります!
上体を高くする
仰向けに寝るよりも、上体を高くした状態で寝ることで鼻水や痰を飲み込みやすくなり、咳を抑える効果があります!
水分を与える
水を飲んで喉を湿らすことで痰が移動しやすくなって絡まなくなります!
痰が絡まなくなると呼吸がラクになり咳が治まります!
加湿する
喉や気管支の粘膜は乾燥に敏感です。
部屋の湿度は50~60%に保ってあげると赤ちゃんが気持ちよく過ごせますよ♪
咳の解消のためにできるケア
咳が出た時の対処法を紹介しましたが、日頃のホームケアで赤ちゃんの咳を解消してあげると、赤ちゃんはもっとラクになります!!
赤ちゃんの咳に風邪以外にも埃やハウスダストが原因になっている場合もあります。
埃やハウスダストはアレルギー症状や喘息の原因にもなるので、寝具は常に清潔に保つようにしましょう!!
こまめにカバーやシーツを洗濯したり、布団クリーナーをかけてダニの除去をしてあげるといいですよ!
また、赤ちゃんは部屋の温度や湿度に敏感です。
暑くしすぎたり寒くしすぎたりすることで咳が出ることもあるので、夜は室温を20℃前後に、湿度を50~60%に保つように心がけましょう!!