授乳はお母さんにとっても赤ちゃんにとってもとても大切な
時間ですが、その反面、赤ちゃんやお母さんが慣れるまでは
しんどかったり辛かったりしますよね。
睡眠不足で母乳の出が悪いときもあるかもしれません。
頻回授乳で乳首を痛めてしまうこともあります。
そんな時は無理をせず、哺乳瓶でミルクを与えて
気分をリフレッシュさせたいですね。
けれども肝心の赤ちゃんが哺乳瓶を嫌がってしまっては
それどころではありません。
いったい何が原因なんでしょうか?
対処法は?
調べてみたので、授乳に悩むお母さんは
ぜひ目を通してみてください!
目次
赤ちゃんが哺乳瓶(乳首)を嫌がる原因は?
哺乳瓶の乳首にはいろいろな種類があるんです。
メーカーによって違うのはもちろん、素材や硬さ
ミルクが出る穴の形も様々で、その違いによって
ミルクの出方も変わっていきます。
赤ちゃんにも好みがあって、相性の良い乳首であれば
嫌がることなくミルクを飲んでくれますが、相性が悪い
乳首だと空気も一緒に飲み込んでしまったり、ミルクがなかなか
出てこなくて疲れてしまったり…。
逆にミルクが出やすくても勢いよく口に入ってくるミルクに
対応できなくてむせたり、口から溢れてしまったりするんです。
そうなってくると、赤ちゃんは乳首を嫌がるようになってしまいます。
また、お母さんのおっぱいに慣れている赤ちゃんは、
乳首のゴムの臭いが嫌で拒否をする場合もあります。
哺乳瓶の乳首を嫌がる赤ちゃんには、どの乳首が
赤ちゃんにとって相性がいいのか、色々試してみると
いいかもしれませんね。
嫌がる場合の対処法4つ!
赤ちゃんが哺乳瓶(乳首)を嫌がる原因は前述したとおりですが、
対処法はないのでしょうか?
調べてみたところいくつか出て来たので紹介したいと思います。
哺乳瓶をおやすみする
母乳が出にくかったり、授乳に突かれてしまっているお母さんには少し
しんどいかもしれませんが、無理やり続けたところで
余計哺乳瓶を嫌いになってしまいます。
母乳と粉ミルクを交互に与えてみたり、昼間は母乳にして
夕方から寝るまでは粉ミルクにするなど、授乳スタイルを
工夫してみてください。
だんだんと哺乳瓶で与える回数を増やしていくと、すんなりと
飲んでくれるようになるかもしれません。
哺乳瓶、乳首の種類を変えてみる
前述したとおり、哺乳瓶や乳首にはいろいろな種類があります。
ゴムの臭いを嫌う赤ちゃんが多いので最近では
シリコン素材のものが多いと思うので1度確認してみましょう。
また、乳首の穴の形も様々で、赤ちゃんの吸う力に合わせて
変えてあげるのもいいかもしれませんね。
ミルクの種類を変えてみる
哺乳瓶や乳首を変えても嫌がる場合は粉ミルクを変えてみましょう。
ほとんどの人が産院で飲んでいたメーカーのミルクを
継続して使っていると思いますが、赤ちゃんも人間ですから
飽きてしまっているのかもしれません。
最近の粉ミルクは極力母乳に近い味になっていますが、
その味はメーカーによって全然違うんです。
一番母乳に近いと言われているのはビーンスタークの「すこやか」で、
甘味があり大人でも飲みやすいと感じるのは明治の「ほほえみ」です。
(あくまで筆者の感想ですが…)
こんな風に、メーカーによって味が違うので、
色々試してみるといいかもしれません。
1缶買ってもし飲まなかったら…と不安な人はお出かけ用の
スティックタイプのものがおすすめですよ。
ミルクの温度を少し高めにしてみる
母乳は最初から最後まで一定の温度を保っていますが、
哺乳瓶で与える時には、与えているうちに温度が下がってしまいます。
赤ちゃんは冷たいものは異物と判断して本能的に
吐き出してしまいます。
哺乳瓶も乳首もミルクも変えたのに飲んでくれない…
何て言う人は、ミルクの温度をいつもより少し高めにして
飲ませる前には乳首も温めてあげると良いでしょう。