生まれて間もない赤ちゃんの多くに起こる新生児黄疸。
出産して赤ちゃんに出会えてホッとしたのもつかの間、出産先の病院でお世話を始めて数日経ってみたら黄疸がぁ・・(>_<)
ママは不安でいっぱいになってしまいますよね?(ToT)
でも大丈夫!
新生児黄疸は産まれて間もない赤ちゃんだったら起こり得ることなので過剰な心配は要らないです(^_-)
新生児黄疸について学び、入院が必要になった場合には赤ちゃんを温かく見守りましょう♪
新生児黄疸の原因と症状
生まれたばかりの赤ちゃんは肝機能が未熟な為にたくさんのビリルビンの処理が追いつかず体内に溜まってしまい黄疸が出てしまうんです(>_<)
このビリルビンって一体何者なのか?
気になりますよね(>_<)
簡単に説明すると・・・
ビリルビンとは血液に含まれている黄色い色素のことです。
ビリルビンが大量に作られると黄疸の症状が出て身体が黄色っぽくなってしまうのです(*_*)
多くの赤ちゃんが新生児黄疸になります。
新生児黄疸は2種類あります。
生理的黄疸は生後2,3日目から出始め、1~2週間前後で徐々に自然に治まっていきます。
母乳性黄疸は黄疸症状が長引くことがあります。
超低出生体重児の場合は身体の機能が未発達の状態で生まれてくる為にビリルビン値が高くなる傾向があります。
治療が必要な黄疸かどうかは赤ちゃんのそれぞれの体重によって判断されるビリルビンの数値が変わります。
新生児黄疸と診断され血液中のビリルビンの数値が高い状態が続くと脳性麻痺などの後遺症が残る核黄疸になってしまったりします(>_<)。
黄疸は早期発見、早期治療がとても大切です☆
どのくらいで入院が必要?
生まれて24時間以内に明らかに見た目でわかる黄疸が出ている場合や、黄疸計をおでこなどにあて血液中のビリルビンの値を計った時に血液中のビリルビンの値が15mg/dlを超えると病気になる可能性があります。
出産後、ママと一緒に入院している期間に黄疸が出たり、黄疸が長引いたり、退院後黄疸が出てきた場合は治療が必要になります。
新生児黄疸になった場合、20%の赤ちゃんが治療が必要と言われています。
黄疸計で血液中のビリルビンの値が15mg/dl以上だった場合は血液検査が行われ、光線治療などが行われます。
ほとんどの赤ちゃんは光線治療を受けると、数日でビリルビン値は下がりますが、それでも症状が改善されないときは交換輸血が行われます。
治療が必要となった場合は主治医の先生の指示に従い、治療を見守りましょう(^_^)
治療が終わりビリルビンの数値が正常値まで下がり主治医の先生から退院許可が出たら心配はありません(^_-)。
新生児黄疸が長引く原因
新生児黄疸は一般的に1~2週間前後で治まりますが、完全母乳育児の赤ちゃんの場合、新生児黄疸が長引くことがあります。
なぜ、完全母乳育児だと黄疸が長引いてしまうのでしょう?(?_?)
母乳というのはママの血液から出来ています。
母乳に含まれる女性ホルモンが赤ちゃんの肝臓の働きを弱めてしまうことに原因があります!
黄疸の原因であるビリルビンの処理が母乳に含まれる女性ホルモンによって遅れてしまい、長引いてしまうことがあるんです(+o+)
この母乳の影響によって長引いてしまう新生児黄疸のことを、母乳性黄疸といいます☆
新生児黄疸は長くても2週間前後で黄疸が治まりますが、母乳だけを飲んでいる赤ちゃんは生後1か月を過ぎても黄疸が治まらない場合があります(>_<)
母乳性黄疸は1~2か月位経つと赤ちゃんの成長にともなって徐々に収まっていくので特に治療もなく心配はいりません(^_^)。
赤ちゃんの肝機能やビリルビンを処理する能力にも個人差があります。
母乳性黄疸が出た場合は自己判断せずに主治医の先生に相談し、アドバイスをもらいましょう☆
母乳性黄疸の他に肝機能の障害や胆汁の排泄に問題がある場合や感染症や代謝に異常がある場合も新生児黄疸が長引くことがあります。
1か月以上黄疸が治まらない場合や気になる症状がある場合は、病院を受診し主治医の先生に相談しましょう(^_-)