この時期ママが心配なのがインフルエンザですよね(><)
子どもがきつい思いをしなくてすむようにインフルエンザ予防接種を考えている方も多いと思います。
しかし、卵アレルギーがある子どもの場合、注意しないとインフルエンザ予防接種で危険をまねく可能性があるんです。
最近ではアレルギーをもつ子どもも多いので、薬の成分もきちんと知っておくことが大事なんですね。
今回はそんな卵アレルギーの子どもをもつママ達に知って欲しくて情報をまとめたので、参考に見てみてください(^^)
インフルエンザ予防接種には卵が含まれるって本当?
インフルエンザワクチンには鶏卵の成分が含まれているんです。
なぜインフルエンザワクチンと鶏卵が繋がるのか、不思議に思う方もいますよね。
私もなんでインフルエンザと鶏卵??と思いました。
調べてみるとインフルエンザワクチンに鶏卵が含まれている理由には、たくさんの理由があったんです。
インフルエンザワクチンを作るためには、まず原料となるウイルスが必要になり、そのウイルスを増やすために鶏卵が使われています。
なぜ鶏卵を使うのかというと、ウイルスは生きた細胞でないと増えないという性質があるからなんだとか…。
なのでこの時使われる鶏卵も、普段私たちが食べる無性卵ではなく、ひよこになる前の有精卵を使っているんですね。
生きているたまごにウイルスを注射して成長させ、ウイルスが繁殖したらたまごの中から溜まったウイルスを取り除くという仕組みになっているんです。
だからこの時にたまごの成分がインフルエンザワクチンに少し入っちゃうというわけなんですね。
しかし量としてはほんの少量のようで、軽いアレルギーであれば問題は無いそうですよ♪
卵アレルギーの子どもは予防接種を受けれないの?
卵アレルギーがあっても予防接種を受けれる場合と、受けれない場合があるんですが、判断らアレルギーの度合いや過去の症状によって決められます。
インフルエンザ予防接種を受ける際に注意が必要な基準としてこのようなものがあります。
✓アレルギー検査で卵の特異的IgEがスコア5-6以上ある場合
✓卵を食べてアナフィラキシーになったことがある場合
これらの方は医師に相談して、皮肉テストを行うべきでしょう。
皮肉テストとは、実際にうつワクチンの100分の1の量を打ってみて、反応をみるものです。
この検査で反応を見て医師が判断してくれるので、心配な方はぜひ受けておいたほうがいいでしょう。
しかし、この皮肉テストはどこでも実施されているというわけではないようなので、病院に予約する前に皮肉テストを受けれるか確認しておいたほうがいいですよ。
もちろん上に書いたような場合以外の軽度なアレルギーでも、親が心配であれば皮肉テストを受けておいたほうがいいと思います(^^)
もしもまだ赤ちゃんが小さくてたまごを食べさせたことがないけど…という時は、たまごボーロを1粒食べさせてみるという方法もあります。
1粒食べてみてとくに何も無ければ安心して大丈夫でしょう。
それでもやはり心配だと思う方は、医師に相談してアレルギーテストを受けるのもいいと思います。
アレルギーテストを受けてみると、気づかなかった意外なものがアレルゲンとなっている場合もあるので、卵だけに限らずこの機会に色々とうけてみてもいいんじゃないでしょうか。
まとめ
調べてみるとインフルエンザワクチンには微量の鶏卵が含まれていることがわかりました。
しかし、日本の高性能技術によって近年ではほぼ0に近いと言われているようです。
それでも万が一を考えて、皮肉テストなど受けておいた方が安心ですよね。
アレルギー症状がひどい場合や、過去にアナフィラキシーを起こしたことがある場合はインフルエンザ予防接種を受けれない場合があるのできちんと医師に相談しましょう。
インフルエンザも怖いですが、予防接種でひどいアレルギー症状がでてしまっては困りますからね。
もしも、予防接種が受けれない場合にはこのシーズンはなるべく人混みを避けて過ごすようにしたほうがいいかもしれませんね。