夏に流行するヘルパンギーナですが、その感染経路はご存知ですか??
感染経路が分かれば予防も出来る!!ということで、今回はヘルパンギーナの感染経路についてまとめてみました!!
これからの季節、ぜひ参考にしてみてくださいね♪
ヘルパンギーナは空気感染するの?
そもそもヘルパンギーナとは何なのか。
それを知らなければ予防も何もありませんよね!!
ヘルパンギーナとは、ピコルナウイルス科エンテロウイルス属のコクサッキーウイルスA群またはコクサッキーウイルスB群またはエコーウイルスによる感染症です。
何やら難しそうな横文字の羅列になってしまいましたが…。
エンテロウイルスと言う言葉に聞き覚えがある人はいるのではないでしょうか??
腸管内で増殖することから、腸管ウイルスなんて呼ばれていることもありますよね!
ポリオなんかも、エンテロウイスルの仲間なんですよ~。
“ウイルス感染”なんて聞くと、空気感染を真っ先に疑ってしまうのは私だけでしょうか(苦笑)
映画とかでよくありますよね。
○○ウイルスによる感染で半径〇kmを隔離封鎖する!!みたいな(笑)
ああいったイメージが強いので、ウイルス感染なんて聞くと空気感染するんじゃないの?
危険じゃん!!なんて思ってしまうのですが…。
そもそも空気感染とはどういったものなのか。
そこから調べないと意味がないですよね。
調べてみましたよ!!
空気感染とは…
- 飛沫核5μm以下
- 空中に浮遊し、空気の流れによって飛散する
飛沫核なんちゃら~って言うのは難しくてちょっと良く分からないのですが、要するに、ウイルスが空気中を漂っていることが可能であれば空気感染するということらしいです!!
で、ヘルパンギーナはどうなの??ってことなんですが、ヘルパンギーナは空気感染しません!!
一部では空気感染すると言われていますが、これは咳やくしゃみによる飛沫を吸い込んだことで感染する飛沫感染と混同しているのではないかと思われます。
飛沫感染とは、
- 飛沫粒子5μm以上
- 空中に浮遊せず、床に落下する
まぁ飛沫は空気中を一瞬漂うので、空気感染と言えば空気感染なのですが…。
難しいところですね。
主な感染経路は?
ヘルパンギーナが空気感染しないと分かったところで、それじゃぁ主な感染経路はなんなの?と言う点にぶち当たります。
もちろん調べました!!
ヘルパンギーナの主な感染経路は2つ!!
上記でも述べたように、咳やくしゃみによる飛沫感染と、接触感染を含む糞口感染の2つです!!
糞口感染とは、ウイルスに感染している人の糞便から口腔を介して感染することを言います。
つまり、ヘルパンギーナに感染した赤ちゃんのオムツを替える時に、ママの口からウイルスが体内に侵入して感染してしまう、と言うことです。
糞口感染を防ぐには、とにかくオムツ替えのあとの手洗いを徹底することが1番です!!
また、ヘルパンギーナに感染した赤ちゃんが自分の手を舐めて、その手でおもちゃを触ったりすると、おもちゃを介して感染してしまう可能性もあります。
そうならないために、おもちゃは水洗いして殺菌消毒することをおすすめします!