私は闇金ウシジマくんが好きです。先日は、シーズン3とファイナルをDVDで観たのですが、今回はシーズン3についての記事になります。一部ネタバレを含みますので、まだ観てない人は読まないでください。
闇金ウシジマくんシーズン3では、原作のフリーエージェントくん編を映画にしたものです。これに登場する天生翔は、秒速で1億円を稼ぐ男と言われていた与沢翼さんがモデルと言われています。今回は、シーズン3の内容と天生翔のモデルと、情報商材ビジネスについて説明します。
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闇金ウシジマくんフリーエージェントくん編とは?
闇金ウシジマくんの原作のフリーエージェントくん編では、お金を稼ぐという目的だけのために肉体労働(フリーター)をしている沢村という若者がいました。
彼はバイト中に、ネットビジネスで金持ちになれるという看板を見て興味を持った天生翔が主催する「天生塾」という無料のセミナーに参加します。このセミナー自体は無料でしたが、本当に稼げる情報のセミナーは100万円もかかると言います。
しかし、沢村は、親からお金を借り、100万円を集めてセミナーに参加します。セミナーで学んだのは、フェイスブックやツイッター等でお金持ちアピールをし、興味を持った人たちに高額な情報商材(お金が儲かる方法をパッケージ化したもの)を売りつけ、その紹介報酬を得るというねずみ講のようなものでした。
沢村は、多額の紹介報酬を得て、高級車、高級マンション、美人な恋人・・・と、次々に理想を実現していきます。しかし、紹介した人たちから、稼げずに返金、苦情が殺到します。
最後には、嘘にまみれた情報商材業界にうんざりしていた沢村は、情報商材業界をやめ、真っ当に生きていくことを決意します・・・。
という感じのお話です。DVDが楽天でも売ってますね。
天生翔のモデルは与沢翼!
引用:クランクイン!!
天生翔のモデルは、秒速で1億円を稼ぐ男と言われていた与沢翼さんだと言われています。与沢翼さんも同じようなビジネスをしていました。以下のようなビジネスモデルですね。
- 見込み客リストを作成する。(※見込み客リストとは、情報商材に興味のある人達のメールアドレスのこと)
- 見込み客リストにネットでお金を稼ぐ方法や高額塾等のメールを送る。
- 見込み客が1000人いれば、3人は引っかかる。
- 入会金や受講料を得る。
こういった流れですね。全てが詐欺という訳ではありませんが、高額塾に参加しても大体が成功していないという現実があるようです。
闇金ウシジマくんシーズン3では、天生翔は小銭はストレスだ!と言い、捨てていましたが、これも与沢翼と一緒ですね。小銭は捨てていたと言うのを聞いたことがありますしね。
現在ネット上に溢れている高額コンサル塾とは?
実は、ネット上には、お金を稼ぐ方法の類のサイトがあふれています。そのサイトに共通することは、メルマガに登録させるということです。以下のような手法ですね。
- メルマガ限定で、サイト上には載せられない情報を配信しています等と言い、メルマガに登録させる。
- メルマガで最初の数通は、お金を稼ぐ方法等を分割して配信する。
- 最後には、高額塾や情報商材を買わせるために、売り込みがある。
こういった流れで、最後には必ず高額塾や情報商材の売り込みがあります。実は私もいくつか実際に登録してみたことがありますが、全てその流れでした。
メルマガでは、ほしくさせるような文章で、非常にうまいんですね(笑)ここで決断できるかどうかが、今後の人生を大きく左右するとか、成功する者はリスクを先行する人だとかね。情報商材の売り込みでは、この商材を買えば、私の作った特典の○○を付けますという類のものが多いですね。
しかし、考えてください。お金を稼ぐための情報商材を買うのに、特典なんて要りますか?メインの情報商材で稼げるのなら特典なんていらないでしょう。
メルマガで送る内容は、いつメルマガに登録しようが、実は1通目はコレ、2通目はコレと決まっているのです。ステップメールってやつです。
私は、IT系の仕事をしていますが、この前キャバクラに行ったとき、こんなことを言われました。「IT系?アフィリエイトとかそういうのですか?」って(笑)
「いやいやいや、SEとかプログラマーとかそっちのことですよ!」と言っても理解されませんでした。その女性は、フェイスブックの広告を見て、情報商材に興味を持ったらしく、購入を考えていると言っていたので、やめておけと言っておきました(笑)
情報商材に興味を持っている人が実際にいるんだなぁと分かりました。たぶんこういう人は騙されるんだろうなぁと思いましたよ(笑)
まとめ
- 闇金ウシジマくんシーズン3の天生翔のモデルは、秒速で1億円を稼ぐ男と言われた与沢翼。
- ビジネスモデルは、高額塾や情報商材を販売し、その紹介料を得るというもの。
- 現在では個人で高額塾や情報商材を販売している人も多く、メルマガの最後には高額塾や情報商材の売り込みが必ずある。