雑学・知識

【稼ぐ情報】フォトストックは稼げる?稼げない?売れる写真とは?


近年の副業ブームの中で昔のブームをもう一度よ、と勢力を伸ばしつつある副業がある。

せどりしかり、アフィリエイトしかり、フォトストックもその内の1つである。

今回はその中でもフォトストックを取り上げ、稼げるのか?稼げないのか?を私なりにまとめてみた。

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フォトストックとは?

まずフォトストックについて説明しよう。

フォトストックとは、写真をフォトストックサイトにアップロードし、その写真が購入された際に著作料として数十%を報酬としてもらう副業である。

フォトをストックして売る、という形態からフォトストックと呼ばれているのだ。

フォトストックは写真が好きな人、写真を撮るのが得意な人、カメラマンの副業として注目を浴びており、独特な雰囲気を持つ業界なのでカメラ好きには惹かれてたまらない副業なのだ。

しかし、最近はスマートフォンで撮った写真でも手軽にアップロードして稼げるというのもあって興味本位で気軽に参加できる環境になっている。

参入障壁は高い

さぁ、ここから本題に切り込んでいこう。

先程はスマートフォンでも気軽にアップロードできると書いたが、会社員から見れば副業とはいえ生活をかけている人もいる

それらの人は当然、何十万とする機材を用意して撮影に当たっているので、スマートフォンでは太刀打ちできない。

スマートフォンとコンパクトデジタルカメラでは雲泥の差が出るし、コンパクトデジタルカメラと一眼レフカメラでも雲泥の差が出る

ましてや素人の一眼レフカメラとプロが用意しカスタマイズされた一眼レフカメラでも月とスッポンほどの差ができる。

いくらスマートフォンのカメラの性能がアップされてきたとはいえ、ド素人がスマートフォンで撮る写真と、プロが得物を使って撮る写真には次元が3つぐらい違う

また撮影のレパートリーも考慮しなければならない。

風景写真を撮るにしろ、色々な場所に旅行や移動しない人間とする人間ではレパートリーも雲泥の差が出るし、売れるとされる人物写真に関してはスタジオやモデルの確保、それに加えて経費率なども考慮しながら撮影しなければいけない。

自分の好きな写真をひたすら撮るのも良いが、稼ぐことを考えるのならば売ることを考えなくてはならない。

これを踏まえればド素人が写真の品質で対抗するのは難易度がとても高い。

気軽に参加できる副業ではあるが、稼ごうと思えば他の副業よりもスキルとアイテムと境遇を求められる分、参入障壁はとてつもなく高いのだ。

もし本気で稼ごうとするなら、しっかりした経験とスキルを持った人に限られる人間にしかできない副業である。

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気になる報酬(利益)

副業を始める際に重要になってくるのがどれぐらい稼げるのか

報酬はどれくらい貰えるのか?という所。

フォトストックの報酬は、写真がダウンロードされるとロイヤリティとして何割かがもらえるシステムになっているが、ロイヤリティとしては大体20〜60%あたりが相場である。

写真1枚100円とすれば20円から60円、1枚1000円であれば200〜600円となる。

大手フォトストックサイトだとユーザーが定額プラン内で買うため最低保証額の20〜30円で買われることが多い。

報酬を決める方程式は、ダウンロード平均単価×ダウンロード数=利益、となるので稼ぐなら平均単価かダウンロード数を増やさなければならない。

1枚1000円ほどで販売して売れてくれればいいが、先程も書いた通りプロと競争し勝たなければいけないので、アマチュアのド素人が高単価路線に行くのは分が悪い。

となると低単価路線、すなわちダウンロード数で勝負しなければいけないが、量を重視した際にこの「利益単価20〜30円」というのはハッキリ言って低い。

写真で稼げるフォトストック大手3社を比較してみた – 

あるフォトストッカーの収入

稼げるか稼げないかの判断材料として、ここからは実例を交えながら紹介しよう。

といっても私は参入するかどうか検討していただけなので、フォトストック副業を実践しているブロガーの記事を抜粋して引用したい。

引用元のブログを運営しているサラリーマン氏趣味の旅行とカメラを組み合わせ、現在3500枚以上をストックフォトに登録し、毎月3000円の収益を上げている筋金入りのフォトストッカーだ。

私は今のところ、全部のストックフォトサイトを合わせて、だいたい400枚程度の写真を公開しています。

そして、先月の収益は2,000円弱。

ということは、単純に写真の数が100倍になれば月の収益も20万円に届く可能性があります。

ストックフォトで月に20万円稼ぐためにはどのくらい作業が必要なのか | 普通のサラリーマンがストックフォトで副収入を稼ぐブログ

400枚登録時に2000円弱の収益なので、ダウンロード単価を20円とすれば100回のダウンロード、ダウンロード率は25%、写真1枚あたりの収益は5円

現在は約3500枚で毎月3000円の収益、ダウンロード単価を20円とすれば150回のダウンロード、ダウンロード率は4%、写真1枚あたりの収益は1.16円

どうだろうか?稼げると思っただろうか?

1つ断っておくと、サラリーマン氏はレベルの高いカメラマンである。

撮影歴も長く、機材も揃え、旅行という経費を掛け、ストックフォト自体も最低2年以上やっている。

もちろん趣味を兼ねまくっている副業なのでカメラや写真好きそして旅行好きには良いが、ただ副業で稼ぎたいだけの人間には到底真似できない。

話はそれるしあくまで推測の域を出ない話だが、サラリーマン氏自体は旅行に気軽行けるぐらいの給料を会社員で稼ぎ、ブログでもある程度の収入も得ているだろう。

それにいざとなればストックフォトではなく、他の撮影でも(の方が)稼ぐことができるはずだ。

サラリーマン氏があくまでフォトストックやっている理由は、自分の好きな旅行が自分の好きな写真で金になるという、まさに趣味と仕事(金)を兼ねているからなのだと思う。

コストはどれくらいかかる?

大体の報酬率もわかった、報酬モデルから収益の想像もついた、そしたらどれくらいのコストがかかっているかを考えていこう。

写真からの収益性がわかっても商品である写真を撮影するのにどれほどのコストがかかっているかを考えなければ、それはただの与太話である。

最初に思い浮かぶのが機材を買う金だが、これは私も精通してない部類であり、手元にあるものからスタートする前提で話を進めていくので省かせてもらう。

あくまで「写真を撮るために発生するコスト」を中心に考えていこう。

スタジオ代とモデル代

企業や事業所が欲しがる人物写真を撮ろうとするとかかるのはスタジオ代とモデル代だ。

もちろん、野外での撮影や自前で場所を用意できるのならスタジオ代はかからないし、モデルを頼める仲の良い友人がいるならばコストはかからないだろうが、そんなに好条件が揃っている人は中々いないであろう。

まずはスタジオ代だが格安のスタジオを使えば1時間で約3000円程度、しかしシチュエーションにこだわるならもっとかかるだろうし、格安スタジオが多い土地以外では価格も上がるだろう。

レンタルスタジオを毎回使うのであれば、毎回この3000円×時間がかかってくる。

写真単価5円であれば600枚撮らないとその日は元が取れない計算だ。

そして次にモデル代、これは相場料金が見つからなかったが1Day1万というのが相場だろうか。

知人ならまだしも、仲の良い人間に頼むならもっと下げれる可能性があるので5000円計算でいくと、写真単価5円ならば1000枚!途中で1度や2度、羽が戻らなくなりそうである。

というかそこまで構図を用意できるかという話にもなってくる。

3時間ほどスタジオを借りて9000円、モデル代で5000円、合わせて14000円、とうことは2400枚を撮らなければ元が取れない。

ひと月あたりの写真単価が5円なので年間に直せば60円、それでも200枚近くは撮らないとコストパフォーマンスは悪いと言えるだろう。

もうこの時点で自転車操業の匂いが漂ってくる。

旅行などの出張代

スタジオを借りて、モデルを雇って、なんて気合の入った人間かプロぐらいしかやらないと思うので、普通のフォトストッカーはこちらがメインになってくるだろうか。

それでもこちらのコストもバカにならない。

毎週のように旅行に行く計算で1旅行あたり平均10000円に抑えたとして、1ヵ月で40000円。

写真月単価5円で8000枚、写真年単価60円で666枚、それぐらい撮らないとまず自転車操業。

これが外国に行くのであればまだコストは上がるだろうし、写真枚数を伸ばそうと連泊すれば当然宿泊代がかさむ。

収入モデルとなっているサラリーマン氏は、毎月の収益以上に毎月旅行に使っているだろう。

撮影の時間

スタジオも借りない、モデルも雇わない、旅行も出張もしない。

全て金のかからない方法で撮影するという人のために、1番気になるであろう作業コストも深掘りしていこう。

まず、1時間あたりでどれくらいの写真を撮れるかという指標だが、これは私が仕事で撮っている枚数を参考にしたい。

  • 1日400枚を撮影
  • 1時間あたり約130枚
  • そのうち使用するのがなんと120枚

私の撮影環境はすごく整っている。

被写体は商品と決まっているので、準備にかかる時間は1撮影あたり2分程度、撮影時間も含めて1被写体に掛ける時間は1個5分、次から次に撮影できる環境である。

もうこの時点でフォトストックで撮る写真達と比べれば明らかに枚数を撮れる。

ちなみにサラリーマン氏は、

私の場合、カメラを持って観光旅行に行った場合、一回の旅行などで撮れる写真は平均300枚くらいですかね。

もちろんその全てが申請に出せるわけではなく、実際に出せるのは半分くらいです。

1泊2日で300枚、採用率は約50%の150枚。また別の記事では、

では、1回の旅行当りでどれくらい写真を撮っているのかというと、私が旅行に行って撮る写真数は、だいたい泊数×150枚くらいでしょうか。

当然、海外など普段行かない場所に行った際は枚数は増えますし、関東近郊の温泉街などでは枚数は減りますので、平均値という感じですね。

 〜中略〜

そして、その中でもストックフォトに使えるような写真というのはおそらく半分もないです。

なので、2泊3日の旅行で申請に回せるのが100枚ちょっとくらいという感じですね。

周りの方を見ていると、やはりそのくらいの方が多いような気もします。

そう考えると、普通に旅行で撮った写真を使ってストックフォトをやっている方々が何千枚も写真をアップするためには、かなり時間がかりますね。

写真を撮る頻度と一度の旅行で撮る写真の枚数 | 普通のサラリーマンがストックフォトで副収入を稼ぐブログ

と語っている。

私の採用率は100枚撮ったら約30枚と約30%。

サラリーマン氏は100枚撮ったら50枚と50%。

サラリーマン氏と同等で考えたら、100枚アップロードするなら200枚撮らなければいけないので、撮影枚数÷2=採用数、ということになる。

とすれば先程の元が取れるとか取れないとかの下りも全て×2にしなければならないということだ。

アップロードの時間

ここまでが商品を作成する工程でかかるコスト、次は商品を店頭に並べるタイムコスト

これまたサラリーマン氏のブログからの引用で悪いが、アップロードにかかる時間は大体以下の通り。

ダラダラ作業をしていても、FotoliaやShutterStockであれば、1枚申請するのに1分見ておけば終わります。

Fotolia Instant や PIXTAはもう少し簡単に終わりますが、まぁだいたい1枚1分くらいで考えてみましょう。

1枚1分であれば割と早い方かもしれない。

写真を編集する時間、アップロードする時間、フォトストック内での検索対策タグ付けをする時間、などクオリティに拘るならばもっと時間がかかってくるだろう。

100枚の写真をアップロードするだけで100分だから1時間40分、千枚なら16時間40分と長い作業時間になる。

撮影の時間、アップロードの時間、単体だけで見ても他の副業よりかかる上、2つ合わせたらもしかしたら会社で働いてる時間以外は全てフォトストックに捧げるハメになるかもしれない。

アップロードの承認率

アップロードの手間に加えてさらにそれが承認されるかどうかもコストになってくる。

100%であれば加味せず無視しても良いコストだが、80%60%40%と通らない写真があるならば考慮して撮影枚数を増やしていかなければいけない。

また自分が撮影する写真の質を上げなければいけないともなってくるので、被写体選びなどの金銭的なコストにもつながってくる。

私はフォトストックサイトの承認率に詳しくないので、こちらもサラリーマン氏の記事から引用する。

そして、審査の通過率ですが、一番審査の緩いPIXTAのアップロード制限がかかっているせいで、写真の承認率は平均すると20%くらいです。

脅威の20%!低い!これはもしかしたらよっぽど質の高い写真を撮らなければ承認されにくいのかもしれない。

または質が良くても売れない写真は承認作業時に選定されてサイト全体の質を高めているのかもしれない。どちらにしろフォトストッカーにとっては辛い。

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フォトストック業界の現状

報酬もコストも把握したので次は業界の現状について書いていこう。

報酬が低くてもコストが高くても、業界が上向いていれば日の目を浴びる可能性もある。

しかし残念ながらフォトストック業界の現状は上向いているとは言えない。

スーパーしかり牛丼しかり、こちらの業界も写真の安売り合戦が始まっている。

フォトストックサイトがこの安売り合戦の中で自らの利益を守った方法は企業努力でも何でもなく、クリエイターへのロイヤリティを減らすことだった。

当初、マイクロフォトストックは個人や小規模事業所のために素材を提供していたが、ネットインフラが整えられネットマーケティングが成熟する中で比較的規模のある企業までもがこぞってマイクロフォトストックを利用し始めた。

ネットマーケティングに使用するという新たな需要と、既存の高品質フォトストックサイトからマイクロフォトストックに需要が流れていき、一時マイクロフォトストック業界は隆盛を極め、1人のカメラマン(後に伝説になる)がフォトストックだけで年収2億を稼ぐなどバブルが起きた。

しかし必ず弾けるのがバブルだ。

マイクロフォトストック業界も新規参入や高品質フォトストックサイトの参入で競争率は高まり、各社は提供価格を下げることにより需要を奪い合った。

その際に企業利益を守るためにロイヤリティ切り下げを行い、クリエイター達は犠牲になった・・・、というわけだ。

つまり良くある安売り消耗合戦を各社が繰り広げている現状で、フォトストッカーは真っ先に消耗していく対象になっているのだ。

私もSEOなどをかじっているためネットマーケティングについてはちょっと知っている。

その私から見ても需要はまだまだ少しずつ伸びていくと予想できるので、フォトストック業界自体は上向きでもないが下向きでもないと思える。

このまま安売り合戦が続けば、フォトストッカー達は摩耗していくだけと見える。

この考察については下記のブログが生き証人みたいにかなり詳しいので、興味がある人はぜひ見て欲しい。フォトストック始める人は必ず見て欲しい。

マイクロストック、投稿型ストックフォト、または投稿型素材写真サイトの話 | ストックフォト業界 特に投稿型ストックフォトの裏話が中心になります

稼ぐ方法

ここまでフォトストックについて自分が知っていることや調査していることを連々と書いてきたが、もう少し踏み込んで稼ぐための方法を考えてみよう。

私はもう諦めかけているが、一緒にシミュレーションすることで読者は稼げる方法を見つけられるかもしれない。

稼ぐ方法は大まかに2つ。

撮影量と作業量を増やし苦行に耐え抜く物量戦法が1つ、もう1つは高品質の写真を中心に高単価路線でいく戦法。

併売でダウンロード数を上げる

フォトストックでは1枚の写真を必ずしも1サイトでしか公開できないわけではない。

1枚の写真を複数のサイトで販売する「併売」が出来る。

質をある程度の所で抑え、採用枚数×アップロードサイト数で商品数を増やしていく戦法ができるのだ。

複数のサイトにアップロードするならば1000枚の写真を店頭に並べるために1000枚採用されなくても済む。

アップロード先が10社あるのならば100枚の採用で1000枚登録をクリアできる。

この戦法のデメリットとしては、ダウンロード数は伸びるものの単価は下がる。

フォトストック大手三社は最低保証額など決めているが、他の会社はそれよりも低い場合もあるし、そもそも最低保証額すらなく1円2円の世界で叩き買いしてるサイトもある。

10社も確保するのならば低い報酬形態を採用してる会社も含まざるえないので、平均単価の減少は回避できない。

また併売をしてる時点で、1社のみでしか売らないという独占販売やサイト専属になる専属販売など、契約形態も限られてくるので下がった単価は上げにくい。

高品質路線で単価を上げる

これが最も王道で最もクリエイターらしい戦法、高品質写真で高単価を狙う、という戦法だ。

この場合、アップロード先はマイクロフォトストックだけではなく、アマナイメージズなどの品質を高く担保しているサイトも含まれてくる。

また契約も独占販売や専属販売など、高単価になるものを選ぶ必要性も出て来る。

それと被写体自体も売れにくい風景写真などではなく、ビジネスで使われやすい構図を中心に撮っていくなど被写体の選定も行わければならない。

1ダウンロード500円ならば10枚で5000円、100枚で5万円、400枚で20万と専業への道も見えてくる。

できればカメラマンとして、クリエイターとしてこうありたいが、この高単価戦略には技術が強く求められる。

当たり前だがこの高単価路線に入るならばガチガチのプロを相手に勝たなければならない。

副業で専業の人間達と戦わないといけず、非常に不利な戦いになるのでニワカカメラマンにオススメできない。

そもそも人生を捧げるぐらいの気持ちでなければ無理。

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稼ぐなら覚悟が必要

日本で働く人々が会社員以外で生活を成り立たせるには毎月約20万円の収入が必要だと言われている。

これは生活費や税金や社会保障費などを全てひっくるめた上での収入目安である。

最後になるが、毎月20万円を稼ぐために必要な労力の計算をしよう。まず、ここまでの要点をまとめていく。

  • 粗利益単価と購入数を考慮して毎月1枚1円稼ぐ(端数切り捨て)
  • ランニングコストは0円に抑えれると仮定
  • 撮影数×採用数(0.5)×審査通過数(0.2)=登録数

この条件だと毎月20万円を稼ぐには20万枚の登録数が必要になることがわかった。

今から始めるとして20万枚を登録するためには、200万枚×0.5×0.2=20万枚なので200万枚も撮影しなければならない。

この200万枚を撮影するためにかかる日数を割り出すには1日の撮影枚数を仮定しなければいけない。

サラリーマン氏と同等の能力を持ってると仮定して1日75枚、200万枚を75で割れば26667日あれば到達できる計算だ。

26667日を365で割れば73.06年。寿命が尽きる・・・。

これに加えて200万分もアップロード作業しなければいけないので、200万分を時単位に直せば33334時間、1日12時間作業すると仮定して2778日、年に直せば7.7年

73.6+7.7で81.3年、ということは本当に人生を捧げればまぁ達成できなくはない数字だが、他の副業やった方が確実に良いしそもそもフォトストック業界は変わっていると思う。

併売戦略で行くと決めれば200万枚÷10社で20万枚で達成できるのでガクっと短くなるが、それでも8.13年と非常に長い時間がかかる。フォトストッカーは凄まじい。

どうだろうか?やる気になっただろうか?こう見ればとてもフォトストックに参入する気は無くなってしまうが、フォトストックオンリーではなく写真撮影自体で稼ごうと思えば他にいくらでも稼げる道はある。

その仕事に加えて高単価路線のフォトストックを混ぜていくというのであれば、本気でやれば生きていけなくもない。

ただ、これからカメラマンとして0からスタートし、フォトストックに参入するぐらいだったら他の副業にした方が良い

写真に特別な思い入れがあるならば別だが、収入増加が大きい目的ならなおさらである。

サラリーマン氏のように趣味と副業を兼ねることを優先するのか、それとも立派な収益を上げるためにプロカメラマンと同じ世界に入っていくのか、ちなみに一眼レフすら触ったことないなんて人がそんな度胸を出してフォトストックに参入するのであれば、私はFXの方が100倍ぐらいは可能性あると思う。

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