ノーベル賞賞金額の財源はどこからで日本円にするといくら?非課税?

お札

ノーベル賞賞金が出るということをご存知でしょうか?今年も日本人がノーベル賞を受賞できるか注目ですが、賞金額は日本円でいくらなのか気になりますね。やはり権威あるノーベル賞ですから賞金額も莫大なのでしょうか?

 

また、そもそもその賞金の財源はどこから出ているのか賞金に課税されるのかも気になりますね!・・・ということで、今回は、ノーベル賞の賞金に迫ります。

 

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ノーベル賞の賞金額は日本円でいくら?

お金

 

まず、ノーベル賞の賞金額ですが、900万スウェーデンクローナで、日本円にすると、約1億2,500万円です。

 

ちなみに、2011年までは1,000万スウェーデンクローナだったのですが、その後は800万スウェーデンクローナ、そして、2017年は900万スウェーデンクローナとなっています。

 

また、ノーベル賞は複数受賞する場合もありますよね。もし複数の受賞者がいた場合は、その人数で割ります。ですから、2人いたとしたら、約6,250万円ってところです。

 

ただし、受賞者が3人いた場合、1人ずつの単独研究又は3人の共同研究の場合では3分の1ずつで、1人が単独研究で、あとの2人が共同研究の場合は、単独研究者に1/2、共同研究者にはそれぞれ1/4が分配されます。

 

ノーベル賞受賞者の賞金の使い道が気になるところですが、過去に受賞したアインシュタインは、賞金を嫁と離婚するときの慰謝料にしたと言われています(笑)

 

日本人で過去に受賞した人は何に使ってるんですかねぇ?ちなみに、今回、カズオ・イシグロさんは、ノーベル文学賞を受賞しましたが、賞金以外にも、今後本が売れまくることを考えると、かなり金銭的に恩恵が得られそうです。

 

ノーベル賞の賞金の財源はどこから出ている?

男

 

上でノーベル賞の賞金額が具体的にいくらなのか説明しましたが、この財源はどこから出ているのでしょうか?

 

ノーベル賞の「ノーベル」とは、スウェーデンの発明家・アルフレッド・ノーベルの名前から付けた賞です。ノーベルといえば、ダイナマイトを発明したことで有名ですね。

 

実は、このノーベルの遺言で創設されたノーベル財団により投資・運用されており、ノーベル財団から賞金額が受賞者に支払われています。

 

ノーベルが遺した資産は、日本円で200億円を超えており、これをノーベル財団が安全に運用してノーベル賞の賞金額を稼いでいたんですね。

 

ちなみにですが、2015年の運用資産総額は日本円で約450億円であり、毎年約20億円の運用益があるので、各ノーベル賞の賞金を毎年支払ったとしても、十分余裕だと思われます。

 

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ノーベル賞の賞金に税金はかかる?非課税?

借金

 

実は、ノーベル賞の賞金について、きちんと所得税法に定められています。

 

こちらのサイトをご覧ください。

 

e-Gov

 

こちらのサイトの「所得税法の第9条-ホ」をご覧ください。第9条には所得税を課さない所得について、列挙されています。ここに、「ノーベル基金からノーベル賞として交付される金品」とありますから、ノーベル賞の賞金については所得税は非課税ということになります。

 

これは、1949年に湯川秀樹氏がノーベル物理学賞を受賞した際、この受賞は敗戦後の占領下で沈んでいた日本人に希望を与えるものであり、ノーベル賞の賞金に税金を掛けるのはいかがなものか?と議論され、課税されないようになったということです。

 

しかし、これは全てのノーベル賞に関して共通することではありません。特例があります。ノーベル経済学賞はノーベルの遺言にはなく、ノーベル基金から賞金が出ているものではないので、ノーベル経済学賞についてのみ税金がかかるということになります。

 

ノーベル経済学賞は、スウェーデン国立銀行により設立されたもので賞金の出どころが違うってことですね。なんだかそれも同じノーベル賞なのに変な話ですね。

 

まとめ

  • ノーベル賞の賞金額は日本円で約1億2,500万円。
  • ノーベル賞の賞金の財源はノーベル財団が投資・運用し、ここから捻出されている。
  • 所得税法には、ノーベル賞の賞金について「ノーベル基金からノーベル賞として交付される金品」と、明記されている。
  • ただし、ノーベル経済学賞についてはノーベル基金から賞金が出ていなるわけではないので、ノーベル経済学賞については例外。

 

いかがでしたか?

 

先ほども言いましたが、ノーベル経済学賞だけ税金がかかるのはおかしな話ですよね。もし、日本人が今後、ノーベル経済学賞を受賞するようなことがあれば、再考され、税金がかからないように改正される可能性はありますよね!

 

いずれにせよ、私たち一般人にとってはノーベル賞は無縁ですが、受賞した人はこれまでの功績が認められたわけですし、素晴らしいことですね!

 

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