任天堂法務部最強伝説をご存知でしょうか?
任天堂がコロプラを提訴したことが報道されましたが、それに関連して「任天堂法務部最強伝説」が話題なんです!
任天堂法務部ってそんなにヤバイの?今までどんな訴訟をして勝訴してきたの?敗訴したことはあるの?
そんな疑問を調査しました。
目次
任天堂法務部最強伝説とは?
法務部がある企業は数多く存在しますが、任天堂法務部は最強だと言われています。
勝率がすごいらしい・・・。
任天堂に訴えられたら、負けるしかない。そこまで思わせられるほど、「最強」なんだとか!
もはやそれは伝説・・・。
つまり、「任天堂法務部最強伝説」なのです。
任天堂法務部最強伝説①「ドンキーコングはキングコングのパクリ」裁判
僕らと育ったドンキー(「ドンキーコング」シリーズ)1981→2014 #今の小学生は知らない pic.twitter.com/CbhL4QGP4x
— ゲームと育った世代 (@game_generate) January 5, 2018
任天堂がアメリカのユニバーサル社から「ドンキーコングはキングコングのパクリだ!」とし、任天堂が訴えられた裁判です。
私も、昔ゲームボーイのドンキーコングをやったことがあります。確か、ゲームボーイとセットで購入しましたね。
まさか、そんな裁判があったとは・・・。
この裁判は、任天堂法務部がユニバーサル社の訴えを退け、勝訴しました。
そればかりか、任天堂法務部は、ユニバーサル社がキングコングの版権を取得せずリメイク版を製作していたことを指摘し、逆に名誉棄損で訴えたのです。逆訴訟っていうんですかね。
結果、訴えを起こしたユニバーサル社が敗訴し、160万ドルの賠償金を支払うことになりました。
おそらく、ユニバーサル社は任天堂を相手に訴訟を起こさなければ、賠償金を支払う羽目にはならなかったのでは・・・?恐るべし!
任天堂法務部最強伝説②「ユンゲラー裁判」
続けてユンゲラー100❤
お迎え´ ³`)ノ ~♡#ポケモンGO pic.twitter.com/6CMHPsCSg7— AnelaMakana (@AnelaMakanaldh) January 8, 2018
ユンゲラーをご存知でしょうか?ユンゲラーはポケモンに出てくるキャラですね。
一昨年、ポケモンGOが世界で爆発的にヒットしました。今もプレイしている人はガチ勢ってやつですね(笑)(私はにわか(笑))
訴訟を起こしたのは、なんとユリ・ゲラー氏。
ユリ・ゲラー氏と言えば、スプーン曲げをする超能力者として有名ですね!そんな彼がなぜ訴訟を起こすに至ったのか?
それは、ユリ・ゲラー氏が来日したときでした。
ユリ・ゲラー氏は、ユンゲラーのポケモンカードを見て、自分のイメージを盗用されたとして、任天堂を相手に裁判を起こしました。
求めた損害賠償の金額は日本円で約101億円。莫大です(汗)
この裁判は、「ユンゲラーという名前は日本で発売したものでしか使われない」、「日本で発売した商品には海外の法律は適用されない」と指摘し、訴えを退けました。
この裁判に関しては、こんな噂も!
[aside type=”boader”]任天堂側がユリ・ゲラーに直接「このキャラクターは超能力を使えますが、あなたの権利を侵害しているというならこの場で超能力を見せてください。」と言った。[/aside]
しかし、調査したところ、これはガセネタみたいですね(笑)本当なら面白いですが、ネタですね(汗)
任天堂法務部最強伝説③「テトリス事件」
2006年 4月27日
テトリスDS(任天堂)
詳細はコチラ : https://t.co/WWGRy6GQre #このゲームを語れる人RT pic.twitter.com/gcUdCosrEe— ニンテンドーDSの思い出_A面 (@nds_idea_A) January 10, 2018
これはテトリスの版権に関する事件です。
セガがアーケード版テトリスのメガドライブ移植版の発売を急きょ中止し、その後廃棄処分するに至った事件です。セガにとっては非常に気の毒な事件です。
この頃、任天堂でもテトリスをファミコンの看板商品にしたいと考えており、任天堂がテトリスのライセンスを受けようと、独自に調査していたところ、セガが取得したライセンスは、パソコン用に限定したものであり、家庭用ゲーム機のソフトの開発には適用されないものだったのです。
セガのライセンスは、複数の会社を経由して受けた曖昧なものになっており、任天堂は正式にライセンスを取得し、ファミコンのテトリスの販売が可能になりました。
任天堂法務部最強伝説④「ニンテンドー3DS特許侵害訴訟」
【New】噂:任天堂、Newニンテンドー3DS LLの生産を終了か。立体視を省いた 2DS / New2DS LL 販売に専念 – https://t.co/k6WQaFPrwc pic.twitter.com/k2fjrVVncS
— t011.org (@t011org) December 22, 2017
任天堂は、携帯型ゲーム機「ニンテンドー3DS」の裸眼立体視に関する技術が特許を侵害しているとして、トミタ・テクノロジー社から提訴されたことがありました。
この訴訟は元ソニーの社員であった冨田誠次郎氏が取得している特許がニンテンドー3DSで無断に使用されたと任天堂を提訴したものです。
この裁判はアメリカで行われました。判決は任天堂が損害賠償金1610万ドルを支払うことを命じられました。
しかし、任天堂は判決を不服として、控訴しました。
その結果、特許侵害はなかったと判断されたのです!
任天堂法務部最強伝説⑤「マジコン訴訟」
マジコンの話し懐かしく感じるw
自分もこれで任天堂法務部の怖さを知った— ぬん@万戈ノll (@44gwr) January 10, 2018
マジコンをご存知でしょうか?
[aside type=”normal”]マジコンは家庭用ゲーム機や携帯型ゲーム向けのROMカートリッジやカードに収められたゲームソフトをコピーし使用できるようにする機能を備えた機械の通称です。[/aside]
通常、一般的なゲーム機は、コピーされたソフトが動作しないようにプロテクトをかけていますが、マジコンを使うと、プロテクトを回避できてしまい、これが違法ダウンロードや不正コピーの温床になっていると問題視されていました。
これは任天堂以外のゲームメーカーも被害に遭っており、任天堂はその筆頭といえます。
この訴訟は、マジコンの輸入販売差し止めと、損販売業者に損害賠償金9562万5000円の支払いを命じる判決を下し、任天堂をはじめとするゲームメーカーの勝訴となりました。
任天堂法務部は敗訴したことあるの?
当記事では5つ紹介しましたが、任天堂法務部伝説は他にもたくさんあるようです。
しかし、やはり全ての訴訟に対して勝訴、全戦全勝というわけではなく、敗訴や敗訴に等しい和解となったケースもあるようです。
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まとめ
- 任天堂法務部は最強と言われており、伝説として語られている裁判も多い。
- 任天堂が関わった有名な裁判として、「ドンキーコングはキングコングのパクリ裁判」、「ユンゲラー裁判」、「テトリス事件」、「ニンテンドー3DS特許侵害訴訟」、「マジコン訴訟」等がある。
いかがでしたか?
今回、任天堂がコロプラを提訴したことが報道されていますが、白猫プロジェクトとかどうなっちゃうんでしょうね?これだけの人気ゲームですからね。
特許技術は1つだけではなく5つ侵害しているとして提訴したようですが、コロプラに勝ち目はあるのでしょうか?
私も白猫プロジェクトはやっているのですが、サービス終了とかになったりしませんよね(汗)