「あぁ…今日も泣き止まない。どうすればいいの?」
「早く泣き止ませたいけど、あやし方が分からない!」
と初めての出産~新生児のデリケートな育児でヘトヘトになってはいませんか?
「おっぱいもあげた(授乳もした)し、オムツも替えたし、抱っこもしてるのに…。何で?」
赤ちゃんは泣くものだと頭では分かっていても、いつまでも泣いている我が子を見ると心配になりますし、泣き止んでくれないことに悲しくなり、どうしても気持ちがついていけなくなることも。
そこで今回は、【新生児である生後1ヶ月、生後2ヶ月~6ヶ月】を対象とした、上手なあやし方のコツをご紹介していきます。
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家事で忙しい時や夜中など、泣いてばかりいられると困ってしまいますよね。新生児~6ヶ月の赤ちゃんをあやす為には、どんな理由で泣いているのかを理解することも大切です。育児に不慣れなパパさんでも簡単にできるあやし方もお伝えしますので、是非参考にしてくださいね♪
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上手にあやす為に、まずは泣いている新生児の気持ちを知ろう!
生まれたばかりの新生児は、泣くことでしか自分の気持ちを表現することができません。
ママさんに何かを伝えたい一心で、一生懸命泣いて訴えているんですね。
でもあんまり泣かせ続けたままでいると赤ちゃんがかわいそうですし、どうにかして泣き止ませてあげたいところ。
その為には、『なぜ赤ちゃんが泣いているのか?』を予想する必要があります。
そこで、新生児期の「泣き」の主な原因を見ていきます。
なぜ泣いているの?原因は「生理的な不快感」
新生児期の0ヶ月~3ヶ月頃までは、生理的な不快感からの「泣き」がほとんどになります。
この時期は、頻繁に泣くことが多いので、原因がたくさんあるように感じられますが、実は「生理的な不快感」の種類はそこまで多くはありません。
その後4ヶ月~5ヶ月頃に入りママを特別な存在だと認識するようになると、『甘え泣き』なども見られるようになってくるので、泣き方に表情がでてくるようになってきます。
新生児期の主な不快感の要因10個
- オシッコやウンチでおむつが濡れて気持ち悪い
- お腹がすいた
- 眠い
- どこかに違和感がある、痛い
- 暑い、寒い
- びっくりした・驚いた
- 眩しい
- ゲップが出しきれていない
- 寂しい
- 体調が悪い(発熱など)
生まれたばかりの赤ちゃんは、これらの「不快だよ~!」という気持ちを、『泣く』というサインでしか伝えることができません。
身体的苦痛や精神的苦痛をとりのぞいてほしくて、「快適にしてほしい!」と必死に助けを求めているんですね。
グズったりギャン泣きしているのであれば、まずは上記の項目を✔チェックして、泣いている原因を取り除いてあげるようにしましょう!
泣き止ませる前に、まずは「あやす」ことを意識しよう
思い当たる不快感を取り除いてあげたにもかかわらず、まだ赤ちゃんが泣き続けていると、「早く泣き止ませたい!」と焦ってしまい、泣き止ませることに必死になってしまっていませんか?
でも、新生児の時期は『泣く力』を育むことがとっても大切。
そんな時は、無理に泣き止ませようとする前に、まずは『あやす』ことで赤ちゃんの『泣き』に付き合ってあげましょう。
リラックスして「泣き」に付き合ってあげて
赤ちゃんをあやす際に大事なことは、「泣かないで!」という気持ちであやすのではなく、「泣いててもいいよ、泣いてスッキリしてね~♡」という気持ちで接してあげること。
ママの焦りの気持ちは、新生児といえどもしっかりと伝わっていますよ。
まずは大きく深呼吸をして気持ちをリラックスさせてください。
大人がリラックスした状態であやすことで、赤ちゃんは安心感を肌で感じることができるようになります。
「ママがいるよ♡大好きだよ♡」という気持ちで接してみましょう。
パパも必見!まずは実践してほしい「あやすコツ」
まず最初に実践してほしい基本的なあやし方のコツをご紹介します。
ママさんだけじゃなくて父親であるパパさんにも、是非チャレンジしてみてほしいです。
以下のポイントを参考にしてくださいね。
目を見つめてママ(パパ)の笑顔を見せてあげて
赤ちゃんをあやす時は、目を見つめてとびっきりの笑顔を見せてあげてください。
微笑んだ笑顔でも大袈裟に笑った顔でもいいんです!
ママのにっこりと笑った顔を見るだけで、赤ちゃんは安心することが出来ちゃいます。
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困ったような目や口をつぐんだ表情から、目や口を大きく開いて「パァッ!」と言って笑顔を作ってあげるのも効果的です。表情のギャップ、そして印象の良い笑顔を最後の表情にもってくることがポイントですよ♪
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生後2、3か月~6ヶ月頃には赤ちゃんも笑顔を作れるようになりますので、たくさん笑いかけてあげると『微笑み返し』で自然とニコニコしてくれるようになりますし、表情豊かな子に育ってくれます。
抱き癖なんて気にしない!抱っこをしてあげよう
「泣いたらすぐに抱っこ…。これじゃ抱き癖がついちゃうんじゃ…。」
と思うかもしれませんが、【抱き癖がつく=悪いこと】の認識は一昔前までの話になります。
現在では医学的にも、新生児期にたくさん抱っこをしてあげる方が赤ちゃんの脳の発育や健全な精神の育成に良いと解明されていますので、控える必要はありませんよ。
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抱っこをすることで赤ちゃんに『安心感』と『信頼感』を与えることができます。泣いているのに抱っこをせずに放置を続けると、あまり笑わなくなってしまい『サイレントベビー』予備軍になる危険性がありますので注意してください。
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イライラは禁物!優しい声かけが効果的
赤ちゃんの泣き声を目の前にしていると、なかなか泣き止まないことにストレスを感じて、だんだんと表情が強ばってきてしまうこともありますよね。
でも、そのイライラは深呼吸をして鎮めるようにしましょう。
先ほども言ったように、赤ちゃんはママさんの気持ちを感じ取りますし、イライライしているところを見せると不安に感じて逆効果に…。
リラックスして優しい口調で話しかけてあげてくださいね。
音程なんて関係ない!子守唄や鼻歌で心を満たしてあげよう
子守唄を歌ってあげたくても歌に自信がないからと、あまり歌い聴かせることをしないママさんがいらっしゃいますが、音程なんて関係ありませんよ。
もっと言えば、メロディだって気にしなくてもいいんです。
ママさんと赤ちゃんが一緒にお歌を歌っているその時間が、赤ちゃんの心を満たすことに繋がっていきます。
何度も同じ歌を聴かせてあげてもいいですし、たまに曲を変えてあげてもいいでしょう。
笑顔と柔らかい口調で歌ってあげてくださいね。
【月齢別】泣き止まない新生児をあやす○つの方法
上記のあやす方法を実践してみても、なかなか泣き止まなかったり、グズグズと『ちょい泣き』を続けることもあります。
そんな場合は、無理やり泣き止ませるのではなく、赤ちゃんの意識を少し逸らしてあげましょう。
ここでは、新生児~生後6か月までの月齢ごとにオススメなあやす方法をお伝えしていきます。
あなたのお子さんの月齢に合わせて、参考にしてみてください。
0ヶ月、1ヶ月、2ヶ月の新生児のあやし方
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生後間もない0ヶ月~2ヶ月の新生児の場合、ギャン泣きはほとんど見られないはずです。この時期の泣いている理由は、生理的な不快感になりますので、おっぱいをあげたりオムツを替えてあげるなどしてあげると泣き止む場合が多いですが、それでも、なかなか泣き止まないことも…。
そんな時は次の方法であやしてあげましょう。
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静かな場所に移動してあげる
どうしても泣き止まない場合は、赤ちゃんの今いる環境が落ち着かないのかもしれませんね。
- 人が多くガヤガヤしている
- テレビの音がうるさい
といった環境にいる場合は、赤ちゃんの脳に入ってくる情報量や刺激が多すぎて落ち着けていないことも考えられます。
一度、少し静かな場所に移動してあげてみてください。
音の出るおもちゃや物で音遊びをしてあげる
『音』を聴かせてあげると、今まで泣いていたのが嘘のように「ピタッ」と泣き止むことも。
音はこの時期の赤ちゃんが好む刺激になります。
ママさんのお腹にいたときには、母体の血流の音や声など様々な音を聞いていたので、程よい雑音は赤ちゃんの精神を安定させる為にとても効果的になります。
特に役に立つのは、ガラガラおもちゃやベッドメリー(オルゴールメリー)などです。
またレジ袋・ビニール袋などをシャカシャカした音も、赤ちゃんを落ち着かせる効果があるので、手軽にできる方法としてオススメですよ。
このシャカシャカ音はホワイトノイズと言われ、ママさんのお腹の中にいた時の音にとてもよく似ています。
他にも『アナログテレビの砂嵐画面』などもホワイトノイズで有名ですね。
3ヶ月、4ヶ月、5ヶ月、6ヶ月の赤ちゃんのあやし方
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生後3ヶ月を過ぎると視界も広がり、色々なものに興味を持ち出します。そこで視覚を使ったあやし方を取り入れてみましょう。
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鏡で遊ぶ
赤ちゃんにとっては鏡は不思議なものに他ありませんよね。
だって、いつも見ているママやパパがもう1人向こう側にいるんですから。
「え?何であっちにもママが?あの人は誰?」
といったように赤ちゃんにとっては新鮮な感覚になります。
また、自分が映っていることで、普段見慣れない赤ちゃんの姿を見ることになりますし、今まで見たことのない姿カタチに驚いて、泣いていることも忘れてくれます。
横抱きや縦抱きなど、抱っこの姿勢を変える
ずっと同じ向きで抱っこしている場合は、一度抱き方を変えてみましょう。
横抱きなら縦抱きに、縦抱きなら横抱きに変えてみることで、赤ちゃんの視界が変わったり体勢が変わりますので、赤ちゃんの「泣き」への意識が薄れてくれます。
また、この頃から赤ちゃんには要望が出てくる時期になりますので、抱っこの仕方が気に入らないとなかなか泣き止んでくれません。
抱っこをしている腕の位置や身体の傾き具合を少しずつ調整しながら、赤ちゃんがリラックスできる体勢を見つけて抱っこをしてあげるようにしてみてあげてください。
車でドライブに出掛ける
何十年も前から実践されている赤ちゃんのあやし方になりますので、もしかしたら私たちのお父さんやお母さんもしてくれていたかもしれませんね。
生後3ヶ月を過ぎてくると、車の振動での脳への影響の心配もなくなってきますので、この時期から出来るあやし方になります。
車に乗っている時の振動は、赤ちゃんにとっては心地の良いと感じる揺れなので、泣いていてもそのまま眠りについてしまったりすることも。
新生児~生後半年の赤ちゃん共通で効果のあるあやし方
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新生児~生後半年まで共通で行える「あやす方法」です。手軽に行えるものから少し手間のかかるものまでありますが、赤ちゃんの様子に合わせてあやしてあげてください。また、いつも同じあやし方ではなく、色々なあやし方をしてあげることで、赤ちゃんの五感も育てられていきますし、ママさんの気分転換にもなりますよ。
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抱っこテク3拍子!ウロウロ&ゆらゆら&トントン
抱っこでゆらゆら左右や前後、上下に動いてあげると赤ちゃんはすぐに落ち着くことが多いです。
でもそれでも泣き止まない場合は、抱っこした状態で少し歩いてあげましょう。
赤ちゃんは抱っこされた状態で歩いてもらうことを好みます。
これはお腹の中にいたときと同じような感覚になり安心するからなんですね。
また同時に、背中やお尻をトントンとリズムよくゆっくりタップしてあげるのも効果的ですよ。
ベビーマッサージで幸福ホルモン全開!リラックス効果も
ベビーマッサージは赤ちゃんの健やかな成長に効果があると、近年とても注目されるようになりました。
ベビーオイルを使い、赤ちゃんの全身を優しく撫でたりタッチしたりとマッサージをする方法になりますが、赤ちゃんにとってはママさんと肌が直接触れ合えることで、大きな安心感を得ることができます。
この時、ママとのスキンシップによって赤ちゃんには幸福ホルモンである『エンドルフィン』が大量に分泌され、ママさんには愛情ホルモンである『オキシトシン』が分泌されます。
エンドルフィンは精神の安定、オシキトシンは情緒を安定させてくれます。
また、マッサージによってストレス低下やリンパの流れの促進に繋がりますので、免疫力の向上にも効果があるんですよ。
ベランダなどで外の空気に触れてみる
生後1ヶ月まではあまり外気に触れさせない方が良いので、生後1ヶ月過ぎてからがオススメのあやし方です。
色々あやしてみたけど、どうしても泣き止まない場合は、散歩やベランダに出て外の空気を吸わせてあげましょう。
室内から外へと環境が変わることで赤ちゃんは変化を敏感に感じ取り、泣き止む傾向が高いです。
外気浴をさせてあげることで、気持ちが良くなってリラックスできます。
ずっと室内での育児でこもりがちになるママさんのリフレッシュの為にも、たまには外気を吸いながら赤ちゃんをあやしてあげるのもいいですね。
おくるみや布で「おひな巻き」をしてみよう
おくるみやタオルケットや薄手の毛布などで『おひな巻き』をして抱っこしてあげてみましょう。
この時、赤ちゃんの腕も一緒にくるむようにして包み込みます。
この時期の赤ちゃんは、お腹の中で子宮の壁に包まれていた頃のように、まだまだ窮屈感のある方が落ち着きますので、すぐに落ち着いてくれます。
ですが、生後5ヶ月~6ヶ月頃になると、手足を自由に動かしたくなる時期に突入しはじめますので、その場合は手足が自由に動かせる抱っこ紐やおんぶ紐がオススメです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
新生児~生後半年までの間は、泣いている主な理由に『生理的な不快感』があるということ。
この『生理的な不快感』の原因にはどのようなものがあるのかを理解しておくと、泣いている赤ちゃんの気持ちになって接することができるようになります。
ここで大切なことは、無理やり泣き止まそうとしないこと!
泣いている赤ちゃんにとことん付き合ってあげる気持ちで、優しくあやしてあげましょう。
赤ちゃんに苦手意識を持っていて育児に消極的だったパパさんでも、今回ご紹介した『あやし方のコツ』をおさえておくことで、赤ちゃんとスムーズにコミュニケーションがとれるようになりますよ。
是非試してみてくださいね。
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