教育経済学者である中室牧子先生は、慶應大学准教授として活躍しておられます。新連載「経済学で読み解く現代社会のリアル」では、夜中のラーメンやダイエット中のケーキは「体によくない」。頭ではわかっていても、つい食べてしまう。
ところが、経済学の伝統的なモデルでは、知識さえあれば人は合理的に行動できる、と仮定するそうですね。さて、科学の実験では対象物に合わせて、顕微鏡のレンズを取り替え、ピントを調整し直します。
同じように、経済学の伝統的なモデルに適切な調整を施すことで、個人の行動を理解できるようになるか考えてみたい。と中室牧子先生は持論を展開しておられます。
今回は慶應大学准教授であり教育経済学者である中室牧子さんの、批判や論文・講演料を調査!研究室や画像が美人で可愛い!と題して、最近注目の中室牧子さんをご紹介したいと思います。
中室牧子のプロフィール
- 本 名:中室 牧子(なかむろ まきこ)
- 生年月日:1975年(43歳)
- 出身地:奈良県
- 学 歴:慶應義塾大学/コロンビア大学
- 職 業:慶應義塾大学総合政策学部准教授/政策・メディア研究科委員
本日付のインタビュー面に登場するのは、慶応義塾大学准教授の中室牧子さん。科学的な根拠(エビデンス)に基づく教育への転換を説き30万部のベストセラーとなった「『学力』の経済学」の著者でもあります。紙面または電子版の紙面ビューアーでお読みいただけます(有料会員登録が必要です) pic.twitter.com/r9QoVb5eyN
— NIKKEI The STYLE (@NIKKEITheSTYLE) May 19, 2018
慶應義塾大学を卒業し、コロンビア大学を卒業しているスーパーエリートの中室牧子先生は、日本銀行に勤務していた経歴も持っています!現在は慶應義塾大学のSFCで教鞭をとって活躍しておられます。専門分野は教育経済学で、国際社会のデータサイエンスや国際開発論などの科目を教えているようです。
中室牧子先生は美人でそして聡明でことわざには「天は二物を与えず」なんて言いますがあれは嘘ですね!!中室先生は賢さと美貌を兼ね備えていますから我々のような凡人にはちょっと羨ましい存在ですね。
しかも、実家はかなり裕福な家庭だったそうで、いわゆる「お嬢様」だったようです!
中室牧子の批判とは?
中室牧子と検索したら、批判と言うキーワドがヒットしました。中室牧子さんが批判されているのかな?と思ったら実は中室牧子先生の持論が批判の的になっていたようなのですね。それで、その批判の内容を紹介したいと思います。
「ASD(自閉症スペクトラム障害)」について、ASDは、全人口の1~2%(最新の報告では4%)を占めるとされ、「こだわりが強い、固定観念が強い」「他人の気持ちに想像力が働かない」「変化、変更が苦手」「ごく狭い範囲の仕事にしか関心がない」などがあります。
中室牧子先生を昨年一気にスターダムに上らせた著書、『「学力」の経済学』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)の中の記述の1つ1つ、またロジックの1つ1つに、「これだけIQが高くてかつ定型発達の人だったらまずやらない」と思われるような、間違いや雑な(荒っぽい)記述があります。と言う内容です。
1)1月1日の記事に取り上げたように、「ほめ育てはしてはいけない」と本の冒頭で言いきっているが、中身をみると論理が破綻している。結論ありきで、データは単に並べてみただけ。こういうのは「エビデンス詐欺」とでも言うレベルで、学者として信頼するに値しません。
2)「老婆の個人的体験」という言葉を統計学の西内正啓氏の引用ではあるが、何の疑いもなく言ってしまっている。「脳科学おばあちゃん」の久保田カヨ子氏のことだと思いますが。「老婆」って普通言わないでしょう、中室氏は40歳でかなり美形の方であるのは認めますが。
3)本当は、エビデンスの中にも「エピソード(のシリーズ)」は含まれるので、現場の個別の情報をないがしろにしていいわけではないのです。
中室氏はそうしたことは一切言わないし、「老婆」「お母さん/母親」などという言葉で貶めるので、エピソードを語ることは恥ずかしいことだ、という思い込みを読者に作らせていなかったろうか。
(注:「一切言わない」は言い過ぎでした。この本の「補論」のところに、Wikiにもあるようなエビデンスの階層表を載せ、その中に「症例報告」というのも入っています。ただ、多分この人自身、「症例報告」の意味が分かってなかったのではないでしょうか)
神戸の1位マネジャー育成の研修講師・正田佐与氏の文ですけど、けっこう言いがかりかも知れませんね。
(笑い)
中室牧子の論文を調査!
https://twitter.com/a_ranking_news/status/1025691477760864256
「どの高校や大学にいっても、将来の年収に影響しない」「子供の学習時間は、父親が勉強を見ると長くなる」これまでの常識を覆す、この研究結果を発表したのは、慶応大学SFC(湘南藤沢キャンパス)の教育経済学者・中室牧子准教授です。
計量経済学を用いてデータを分析し、効果のある教育政策の実施を目指す、教育経済学。アメリカでは、”科学的な根拠”という意味をもつ「エビデンス・ベースト」(evidence based)を政策に反映するのは一般的だが、日本ではまだあまり馴染みが薄いようです。
今後ますます少子高齢化が進む日本。厳しい財政状況のなか、限られた予算で、子供たちに本当に効果のある教育政策を行うには、何が必要か。
データを分析して、最も効果的な教育政策を提案する「教育経済学」これまで日本では「教育」と「経済」が同時に語られることは、ほとんど有りませんでした。
「教育経済学とは、経済学的な理論と手法を用いて教育を分析・評価する応用経済学の一分野です。私の場合は、”インパクト評価”や”プログラム評価”など、データを用いた実証分析を行います。
日本でよく知られている教育社会学との違いについて、中室さんは「教育社会学は、教育格差や不平等に注目し、親の所得や子供の学力との関係を分析したりしますが、
教育経済学では、子供が自分で選べない“親”や”遺伝”などの影響を制御したうえで、子供の学力を上げるために、私たちに何ができるのかを分析します。
中略
「じつは学歴は年収に影響しない」という研究結果
教育政策にエビデンス・ベーストを取り入れることで、日本の教育は大きく変わる可能性がある。中室さんが発表した「どの高校・大学にいっても、将来の年収は変わらない」という研究結果は、
教育政策に様々な気づきを与えるものだ。実際の研究では、教育が賃金と学力に与える効果を推計するために、双子のデータを用いたという。
「よくアニメ『ドラえもん』を例にして説明しています。のび太くん、スネオ、ジャイアン、出木杉くんの4人がいるとします。このまま彼らが、中学、高校、大学と進学すると……出木杉くんは名門大学に進むんじゃないかと多くの人が予想すると思います」
「しかしそれは、もともと彼の持つ能力の高さによるものなのか、それとも彼がその後に辿った中学や高校での教育の効果なのか。これを識別するのは非常に難しいんです。
教育の効果をはかるときには、出木杉くんが名門大学に行った場合と、出木杉くんのコピーロボットが、普通のレベルの大学に行った場合を比較して、ふたりの賃金を計測しないといけないのです」
「そこで、私たちの研究では、一卵性双生児のデータを使いました。一卵性双生児は、DNAのパターンも家庭環境も同じですから、双子の兄弟姉妹をコピーロボットのようにみなすことができます。
そして、違う大学に進学した一卵性双生児の就職後の賃金の差を見てみました」双子のふたりに賃金の差は、ほとんど見られなかったという。
「同じ大卒であれば、どの大学に行っていても、その後の人生で得られた賃金に、ほとんど差はなかったんです。それならば、と教育段階を下げて、同じ設定で、高校の選択が学力に影響しているかを調べてみました。
すると、同じ中学に通い、別の高校に通った一卵性双生児が合格した大学の偏差値にも、差はありませんでした」調査を行った中室さんは、「大学や高校の選択は、世の中で思われているほど重要ではない可能性がある」と語る。
類似の研究として、アメリカでは、プリンストン大学の経済学者らが「大学の選択は将来の賃金に影響しない」ことを明らかにしている。
この結果は、アメリカの教育関係者にもよく知られており、高校の進路カウンセラーが、生徒に『偏差値で大学を選ぶんじゃない。何をやりたいのかが大事だ』などとアドバイスしているという。
なんか実に面白い論文ですね!全文はこちら!
中室牧子の講演料を調査!
教育経済学者である中室牧子先生は、慶應大学准教授として活躍しておられます。きっと各地で講演などもされていることと思いますが、中室牧子先生を講師に迎える時には講師料はいくらくらいでしょうか?
実際の中室牧子先生の講師料は紹介して有るものを見つけられませんでしたが、ビジネス研修をはじめ”セミナー講師”として活躍されている方や、教育・人権・福祉などをテーマに講演を行う方の平均的な講師料がありました。
講師料もやっぱり様々で、30万円くらいから上は100万円以上の講師料もあります。この料金帯になると、人気テレビ番組をはじめとするメディア露出が多く、知名度に比例した「集客力」を備えている人気講師がいらっしゃいますね。
- 田原総一朗さん(ジャーナリスト)
- 岸博幸さん(慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科教授)
- 生島ヒロシさん(フリーアナウンサー)
- 杉村太蔵さん(タレント/元政治家)
講演料金が101万円~になると有名タレントやトップアスリート、テレビで引っ張りだこの著名文化人といった方々は、講演依頼も多いため、料金は100万円以上となることがほとんどだうそです。
登場するだけで会場が華やぐプレミア感を体現しており、周年行事や大規模な式典、お取引先向けの招待企画などで特に人気です。
- 竹中平蔵さん(慶応義塾大学総合政策学部教授)
- 橋下徹さん(元大阪府知事)
- 古田敦也さん(スポーツコメンテーター)
- 杉山愛さん(スポーツキャスター/元プロテニスプレイヤー)
などは101万円以上という情報がありますが、中室牧子先生の講師料は100万前後ではないかと推測されます。
中室牧子の研究室や可愛い画像!
https://twitter.com/edueco_nakamuro/status/907906620738244608
中室牧子先生の研究室どのような研究をしているのかというと、中室研では教育を経済学的視点から分析する「教育経済学」を専門に研究をしています。
ここでいう経済学的視点というのは、教育の効用を最大化することや、そのための分析に経済学で用いられる方法を使うなど、ごく簡単なものです。
その中で私たちは特に現在行われている教育政策がどのような効果をもたらしているのか?それが本当に最善の政策であるのか?といったことを分析します。
具体的なトピックとしては
(1)「学校外教育バウチャー」は子供の学力の格差解消に役立つか。(教育バウチャーの効果測定)
(2)親が裕福だと、子供の成績がいいというのは本当か。(教育を通じた社会階層の世代間連鎖の問題)
(3)奨学金は進学率を上昇させるのか。(奨学金の効果測定と制度設計)などがあります。気になった方は研究会HPも見て頂けると嬉しいです。
続きはこちら!
κειοにポスターを掲示させて頂きました!
少しでも中室研に興味がある方は、まずは7/16(日)三田で行う最終発表にお越しください!途中入退場自由です。質問などあれば、リプライでもメッセージでもSAのメールアドレス宛でもお気軽にどうぞ! pic.twitter.com/cIK8tiX98K— 中室牧子研究会 (@edueco_nakamuro) July 4, 2017
「学力」の経済学 中室牧子/〔著〕「じつは学歴は年収に影響しない」という研究結果!
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まとめ
教育経済学者である中室牧子先生は、慶應大学准教授として活躍されています。多くの斬新な教育と経済に関しての論文を発表されています。
批判をしている声も有りましたが、意見は人それぞれ様々ですね。講演料も確かでは有りませんが社会で講師として活躍されている方々を参考にすれば100万円前後かと推測されます。
研究室も若い生徒達との研究は楽しく生きがいがあるでしょうね。
最後まで読んで頂き有難うございます。もし宜しければコメントなど頂ければ幸いです。