体験談

【奇妙な体験】虫の知らせとは?虫の知らせの実体験を元にご説明します

仮面

奇怪な体験をしたので、その体験を元に「虫の知らせ」の意味や由来をご説明します。

誰もが同じような体験をしていると思います。

人間は死に際に生命の終止符から出る大きな波動があります。

その波動は関わりの強かった人へ伝わり、なんらかの形でお知らせします。

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虫の知らせとは?

身近なものでいえば、「嫌な予感がする」というものである。

五感以外のものが働き、違和感を感じる事である。第六感が働くと言われている。

家族や知人に生命の危険が迫った際に事前に知らせが来る事を「虫の知らせ」と言われている。

有名な話では、アイルトンセナの事故前に「今日はレースをしたくない」と言っており、まさしく虫の知らせがあったと言われている。

人間の感覚は常に同じ波動で生きており、その波動に違和感を感じた時に夢に出てきたり、嫌な予感として体に感じるものである。

虫の知らせの語源・由来とは?

中国の道教の3匹の虫を由来とする説があります。

中国の道教では、人の体内には生まれた時から3匹の「虫」が棲み、その人のおこないを監視していると言われています。

人が眠りについたときに、体内からそっと抜け出して悪いおこないを天帝(天にいる神様)に報告したと考えられていました。この体内に棲む3匹の「虫」が虫の知らせの由来とする説です。

もう一つが江戸時代の9匹の虫を由来とする説です。

江戸時代には、人の体内に9匹の虫が棲み、その虫が感情や意識をコントロールしていたと考えられていました。この時代の人達が、目に見えない不思議な現象を「虫」の仕業にしたことが由来となったという説です。

虫の知らせの語源は、この体内に棲む「虫」が何らかのメッセージを伝えてくれることからきています。

「虫の居所が悪い」「腹の虫がおさまらない」などと「虫」を例に色々な言い方がされています。

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私が経験した虫の知らせ実体験

私が高校2年生になったばかり、ある日の明け方にある夢を見ました。

内容は何故か友達のO君が死んでしまうというもの。

私が海の上の小舟に一人だけ乗り、O君は海に投げ出され溺れて沈みそうになっている。

私は必死に彼を助けようと船から手を差し伸べて大声を出し勇気づけながら何度も引き揚げようとするのですが、結局私の手を握り切れずスルッと離れ海の中に沈んで行って死んでしまう…そんなショッキングな内容でとっさに目が覚めて、いままで実在する人が亡くなる夢は見た事はなく、何故実在する友達が死んでゆく夢を見たのだろうかと、色々と考えてしまい再度寝ることができずに学校へ行ったことを、その当時何となく覚えていました。

小学校の時から仲のよい友達だったO君。

活発で明るく裏のない素直な性格で、どちらかと言うと勉強は余り得意ではない、やんちゃ坊主タイプです。

しかし私も含めて同性の男友達に人気があり、日々多くの時間を共有し、ドッチボールや野球など朝から昼休み放課後と、良く一緒に活発に遊んだ友達でした。

中学生の時は学区が異なり違う学校に通いましたが、それでも時間を見つけては当時流行っていたゲームセンターや自転車での遠出など、引き続き良く遊んだ仲間でした。

中学3年生の頃、私たちはもうすぐバイクが乗れる年齢になることから、当時流行っていたバイクなどを原付から750ccの自動二輪までバイク雑誌をみて「あれがいい、これがいい」とバイトをして買うであろうお気に入りのバイク談議に花を咲かせておりました。

しかし高校に入り、やはり通う学校が違うと徐々に会う機会も少なくなり、お互いの近況も徐々に分からなくなってきていました。

O君がバイクの免許(中型)を取り、望んでいたバイクの走りにはまっている

休みに日は峠を攻めに行っている

と友達づてに噂を聞き、おおよそ予想していたが何となく知らせを嬉しい知らせと感じていました。私自身も原チャリを購入し、初めてエンジンのついた乗り物を手にし、これまでより遠出が簡単にできると、ささやかな更なる自由を手に入れたと感じていた…そんな時期を過ごしていました。

しかしその高校2年生になった頃のある日、同じ小学校の友人から一本の電話がありました。

内容は、その仲の良かった友達O君がバイクの事故で亡くなったと…

当時、突然の訃報に驚き、人の死というものを体験した事がなかった自分にとって、まして仲の良かった友達が死んだ事は現実としてすぐにはイメージ出来ませんでした。

しかし死因がバイクの事故だと聞き、彼のやんちゃな性格からして無茶に峠を攻めすぎて車と衝突して亡くなったのだろうとおおよそ予想がつきました。

お通夜という場に初めて行き、小学校の頃の友達とも会いO君の話を色々としました。

その時友達の一人がO君がバイクの事故で亡くなった記事が新聞の地元版のページに掲載されていたという事を聞き、家に帰った後にその地元版のページを探しだして確認すると、やはり載っている。

捨てる気になれず取っておこうと思った瞬間ふと思い出しました。

死亡記事を読むとO君の死亡した日と事故があった時間の記載内容と、何と私がO君がなくなった夢を見た日が一致していたのです。

死亡時間も私がその夢を見て目覚めた明け方くらい。

一瞬ぞっとしましたが反面少し不思議な感じでした。

その時思ったんです。

O君が仲の良かった私に対して亡くなる時にメッセージを送ってくれたのだと、何か伝えたいことがあったのだと思い、友情のようなものを感じました。

まとめ

人間にはやはり科学では説明の出来ないことがやはりあるんだと、霊感や予知能力など信じた事はありませんでしたが、特に年齢が若い時期にはそういった不思議なことが起こりうるのだと思っています。

それ以降、特にこれ以上不思議だと思う経験はありませんが、昔の人が言った「虫の知らせ」という言葉が当てはまるのかもしれません。

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