近藤誠也棋士は、5歳の頃に祖父に将棋を教わったことをきっかけに、将棋を覚えました。 小学1年の秋から、所司和晴が席主を務める将棋教室に通い始め、4歳年上の石井健太郎と共に研究に励み、小学3年生の頃からアマチュアの将棋大会で活躍をし始めました。
今回、愛知県瀬戸市のプロ棋士藤井聡太七段との名人戦順位戦があり、近藤誠也五段はこの対局に勝てば19連勝となり、52年ぶりの記録更新が掛かっていた藤井聡太七段を下し順位戦でデビューから18連勝の藤井七段をストップさせた事が話題になっています。
今回は、注目の近藤誠也五段の名人戦順位戦が凄い!年収も調査!出身中学はどこ?と題していろいろ調べて見ました。
近藤誠也のプロフィール
- 名 前:近藤誠也(こんどうせいや)
- 生年月日: 1996年7月25日(22歳)
- プロ入り年月日:2015年10月1日(19歳)
- 棋士番号:303
- 出身地:千葉県八千代市
- 中 学:八千代市立勝田台中学
- 師 匠:所司和晴
- 段 位:五段
- 師 匠:所司和晴七段
- 竜王戦:6組
- 順位戦:C級1組
C級1組9回戦を終えた時点で昇級の可能性があるのは、8勝0敗の杉本七段と藤井七段、7勝1敗の近藤五段と船江六段、7勝2敗の阿部七段、6勝2敗の高崎六段。
このうち、杉本七段VS船江六段、近藤五段VS藤井七段で、杉本七段と藤井七段が勝利した場合、師弟同時に昇級が決定します。https://t.co/qjZk93ZJMM— 日本将棋連盟【公式】 (@shogi_jsa) February 4, 2019
プロ棋士としてのデビュー戦は2015年12月24日・第42期棋王戦で対局相手は加藤一二三。最新参の棋士の公式戦初対局が現役最古参の棋士、年齢差56歳7か月・プロ棋士歴の年数差61年2か月という非常に珍しい対局となりました。結果は近藤棋士の勝ちでした。
第66回(2016年度)NHK杯将棋トーナメント予選の決勝で野月浩貴七段に勝ち、初の予選参加にもかかわらず、本戦トーナメントに出場(2016年度の最初の放送となったが、1回戦で船江恒平五段に敗れた)。
第66期王将戦でも、初出場ながら一次予選から勝ち上がり、将棋界屈指の難関とされる王将リーグへの出場権を獲得。四段の棋士が同リーグに出場したのは第39期(1990年)の屋敷伸之以来27期ぶりの快挙であった。リーグでは前半戦の3連敗が響き(最終成績は2勝4敗)してしまったものの、
6回戦(最終局)で羽生善治を撃破する金星を挙げていますね!。2017年3月2日、第75期(2016年度)順位戦C級2組で小林健二に勝ち、9勝1敗でC級1組への昇級が決定。これに伴い五段へ昇段しました。
第30期(2017年度)竜王戦6組ランキング戦で決勝まで勝ち進み、5組への昇級を決めたものの、ランキング戦決勝で公式戦18連勝無敗中だった藤井聡太に敗れましたが、今回の対決でリベンジを果たしましたね!!。
近藤誠也の名人戦順位戦が凄い!
【将棋】藤井七段、順位戦で初黒星 連勝は18でストップhttps://t.co/N7bufRN0ta
近藤五段に敗れ、順位戦参戦2期目、自身19局目にして初黒星を喫した。連勝は中原誠16世名人と並び歴代最多の18でストップ。 pic.twitter.com/bYE039wSXZ
— ライブドアニュース (@livedoornews) February 5, 2019
近藤誠也五段が藤井聡太七段の19連勝目を阻止しましたね。2019年2月5日午後11時38分、から始まった第77期名人戦順位戦、C級1組10回戦で、最年少棋士の藤井聡太七段(16)は近藤誠也五段(22)に負け、デビュー以来の順位戦の連勝記録は中原誠十六世名人(71)と並ぶ最多タイの18でストップしました。
藤井聡太七段の連勝記録がどこまで伸びるのかが注目されていましたが、記録を意識した藤井聡太七段が緊張したのか、近藤誠也五段も前回のリベンジと気合も入っていたのでしょうね。結果は近藤誠也五段の勝利で連勝記録を阻まれましたが、又、チャレンジしてファンを喜ばせてほしいものですね。
10回戦の結果、4人が8勝1敗で並んだので、B級2組へは2人昇級できるが、同星の場合は前期の成績に基づく順位の上位者が優先されると言う規約になっているそうです。4人のメンバーは近藤、杉本、船江、藤井の順番のため、近藤と杉本に自力昇級の可能性があると言う。
順位戦はA級を頂点に5クラスで編成。A級リーグ戦の優勝者が名人戦の挑戦者になると言う事で、近藤誠也五段もどこまで勝ち進むかが注目されますね。
近藤誠也五段の対局成績
年度別成績
2019年 3勝2敗 (60%)
2018年 32勝16敗 (66%)
2017年 36勝11敗 (76%)
2016年 39勝18敗 (68%)
2015年 1勝0敗 (100%)
近藤誠也の出身中学はどこ?
近藤四段は、5歳の時に祖父に教わったことがきっかけで将棋を始め、小学5年生で奨励会に入会、奨励会には8年間在籍し、17歳の秋から三段リーグに参加。第57回奨励会三段リーグ戦で13勝5敗の成績で2位となり、2015年10月1日付で四段プロデビューしました。
棋風は矢倉を好む居飛車の本格派。角換わりも得意としており、攻め重視の切れ味鋭い指し回しに定評があります。またデビュー以来高い勝率をあげており、2015年度は11戦して8勝3敗、今年度は11月10日時点で40戦して30勝10敗といずれも7割を超える勝率を誇っています。
将棋の世界では勝率6割以上…優秀、勝率7割以上…超優秀と言われています。つまり近藤誠也五段は普通のプロではなく超強い将棋のプロ棋士であると言えます。また順位戦という将棋界の最高峰のタイトルである「名人」を目指す棋戦においてわずか1期抜け(C級2組)という偉業も達成しています。
この1期抜けというのは本当に凄いことです。対局数ランキングでも40戦は棋士全体で1位の成績、勝ち数ランキングは2位、勝率ランキングは6位となっており、その活躍は目覚ましいものがあります。
中学時代は卓球部に所属。現在の趣味は競馬で、これは兄弟子の渡辺竜王と同じですね。好きなプロ野球の球団は西武ライオンズとのことです。なお、近藤四段の目標とする棋士は谷川浩司九段で、『光速の寄せ』に憧れているそうです。
肝心の近藤誠也の出身中学はどこ?ですが、近藤誠也の出身中学は八千代市立勝田台中学を卒業されています。出身高校については情報がなくてわかりませんでした。
近藤誠也の年収も調査!
近藤誠也の年収はどれくらいなのでしょうか?気になりますね。将棋のプロになるにはやっぱり並みの将棋指しではとっても無理なのでしょう。将棋プロの収入というのは、将棋プロの対局料は原則公表されていません。
将棋プロの年収は、年収=対局料+賞金。将棋プロの主な収入源は、対局の都度もらえる「対局料」と、優勝したらもらえる「賞金」からなります。一部の将棋プロは、本を書いたり、テレビに出演したりして収入を得ているでしょうが、ごく一握りと見ていいでしょう。
対局料は、ごくごく一部を除き非公開なので、外部からは推測するよりありません。公開されている対局料は?「将棋界最高の賞金」を売りにしている竜王戦の「決勝トーナメント」は、対局料が公開されています。
昨年開催されていた第30期の竜王戦決勝トーナメントのトーナメント表です。
第30期竜王戦決勝トーナメント。出典:日本将棋連盟
将棋プロの賞金
賞金も、竜王戦の優勝賞金(4,320万円)を除いて、公表はされていません。しかし、賞金ランキングは毎年公表されているので、将棋トッププロの成績の変動具合などを使って、推測することができます。
将棋タイトル戦の賞金です。
タイトル 金額
竜王 4,320万円
名人 3,500万円
叡王 2,000万円
王位 1,000万円
王座 800万円
棋王 600万円
王将 300万円
棋聖 300万円
それでは、竜王戦決勝トーナメントやタイトル獲得を入れず、昇段も入れずに対局のみでの試算すると、年収は43局×30万円=1,290万円となりますね。プラス賞金ですから、かなり良い年収ですね。
しかしながら、勝てなくなると対局数は減っていき、年収も下がって行く厳しい世界なので、プロとなれば野球選手や、競馬の旗手、競艇の選手などは億を超える人も居るので将棋界もそんな人が出て欲しいですね。
まとめ
近藤誠也棋士は、5歳の頃に祖父に将棋を教わったことをきっかけに、将棋を覚えました。 藤井聡太七段との名人戦順位戦があり、近藤誠也五段は、この対局に勝てば19連勝となり、52年ぶりの記録更新が掛かっていた藤井聡太七段を下し、順位戦でデビューから18連勝の藤井七段の連勝記録ををストップさせました。
近藤誠也の出身中学は八千代市立勝田台中学を卒業されています。出身高校については情報がなくてわかりませんでした。近藤誠也棋士の年収は、詳しくは分かりませんがプロ棋士の年収を、およそ、43局×30万円とすれば=1,290万円となります。そしてプラス賞金ですから、かなり良い年収ですね。
そういう所から近藤誠也五段の年収を筆者なりに推定しますと、年収、2000万〜3000万円と推定されますね。^^;
最後まで読んで頂いて有り難う御座います。もし宜しければコメントなど頂ければ幸いです