上地結衣さんが、2015年1月30日 21:01【全豪オープン12日目】
全豪オープンテニス 車いすテニス女子ダブルス決勝で、
3時間21分の激闘の末、上地 結衣選手とジョーダン・ワイリー選手組が
優勝しました!
1-1で迎えたファイナルセット、両ペアとも譲らないゲームが続きました。
最後の最後まで激戦でしたが、最後は上地選手ペアが見事に勝ち切りました。
上地結衣さんは、先天性の潜在性二分脊椎症で、元々、装具をつけて歩くことは
できていたのですが、成長とともに歩行困難になり、小学校4年の終わり頃からは
その、身体障害にもめげず、車いすバスケットボールを始め、そのメンバーの
紹介により、
11歳からは車いすテニスを始めました。懸命な努力の甲斐があって
14歳の時、史上最年少で日本ランキング1位になりました。(凄い!)
2008年、全日本選抜車いすテニス選手権大会で初優勝し、それ以降も6連覇中。
また、ピースカップでも、2008年にシングルスで初優勝しており、
2011年からは3連覇中です。
上地選手は、16歳から本格的に海外ツアーを転戦。18歳から力をつけ始め、
昨年初めてグランドスラムに出場し、全仏オープンではダブルス準優勝しています。
そして、2013年4月に行われた「ダンロップ神戸オープン2013」では、
見事シングルス優勝し5連覇を達成しました。
現在、日本国内ランキングはシングルス、ダブルスともに1位です。
今後も世界ツアーでの活躍が期待されています。
そんな、素晴らしい上地結衣さんの最近の様子や沖縄キャンプ
彼女のこれまでの人生と、エピソード等に迫ってみました。
上地結衣プロフィールとエピソード
本名:上地結衣(かみじ ゆい)
フルネーム:Yui Kamiji
国籍:日本
出身地:兵庫県
生年月日:1994年4月24日
身長:143cm
利き手: 左
出身校:明石市立明石商業高等学校卒業
4大大会最高成績・シングルス
全豪 準優勝(2014)
全仏 優勝(2014)
全米 優勝(2014)
優勝回数 2
4大大会最高成績・ダブルス
全豪 優勝(2014)
全仏 優勝(2014)
全英 優勝(2014)
全米 優勝(2014)
優勝回数 4
キャリア自己最高ランキング
シングルス1位(2014年5月19日)
ダブルス 1位(2014年6月9日)
先天性の潜在性二分脊椎症で、元々は装具をつけて歩くことはできていたが、
成長とともに歩行困難になり、小学校4年の終わり頃から車いすバスケットボールを
始め、そのメンバーの紹介により、11歳から車いすテニスを始める。
14歳の時、史上最年少で日本ランキング1位になりました。
高校3年でロンドンパラリンピックに日本代表として参加し、シングルス・ダブルス
(パートナーは堂森佳南子)ともにベスト8入賞、それまでは大会後にテニスを
辞めるつもりだったが、パラリンピックという世界最高峰の舞台に立ったことで、
テニスプレーヤーとして生きていくことを決断したという。
2013年、マスターズシングルスで、オランダ人選手以外では初となる優勝を
果たしました。
上地結衣さんの輝かしいこれまでの戦績です。
2014年、男子シングルスの国枝慎吾と史上初の日本人男女優勝であった。
2014年、全豪オープンダブルスでグランドスラム初優勝。全仏オープンでは
シングルス・ダブルス優勝。ウィンブルドン(ダブルスのみ開催)でダブルス優勝。
グランドスラム3大会連続優勝を果たした(ダブルスのパートナーは、
いずれもジョーダン・ホワイリー)。全米オープン(ニューヨーク)
でもシングルス・ダブルスで優勝し、ダブルスで年間グランドスラム達成。
上地結衣選手も、シングルス準決勝で、サビーネ・エラルブロック選手
(ドイツ)を6-2 6-1で破り、2年連続2度目の決勝進出!
そして、ダブルス準決勝も、6-4、6-3のストレートで勝ち、
こちらも決勝進出です!!
全仏オープンで四大大会初優勝をはたした上地結衣選手!
オーストラリア遠征に向けて沖縄キャンプ
6日、那覇市若狭に於いてオーストラリア遠征に向けて練習に汗を
流す上地結衣選手
車いすテニスプレーヤーで兵庫県出身の上地(かみじ)結衣が4日から県内
で合宿を行っている。今月中旬からオーストラリアに遠征して全豪オープンなどに
挑むため「暖かい所でトレーニングをして体力や筋力を強化したい」
と意気込んでいました。
昨年は女子ダブルスで全豪、全仏、全英、全米の四大大会を制し、
年間グランドスラムを達成。シングルスでも全仏と全米で栄冠を手にしました。
「(9月の)全米オープンまではうまくいき過ぎた」と振り返る一方で
10月の仁川アジアパラ大会と12月のマスターズのシングルスで思うような
成績を残せず「最後の2大会で優勝できなかったことの方が大きかった」
と満足はしていない様子だった。
世界ランク1位という肩書を持って挑んだ大会で「自分自身にプレッシャー
を与えてしまった」と優勝を逃した原因は見えている様子だ。
「去年はいい結果を残したけど最後は悔しさを味わった。ことしも気を
抜いてはいけない」と引き締まった表情を見せていた。
10日からオーストラリアに向かい、シドニーとメルボルンで大会に出場した後に
全豪オープンに挑む。「去年の負けた試合では体力面に問題があった」と言い、
県内の合宿でも体力強化に力を入れている。「ことしはダブルスでもシングルスでも
グランドスラムを取って、マスターズでも優勝する」と強い決意を胸に
抱いていましたね。
2016年パラリンピックでも頑張って欲しいですね!!
最後まで読んで頂き有り難うございます
もし宜しければコメントなど頂ければ
幸いです。