JRAには外国人騎手が数人活躍していますが、その中の一人が今回紹介するジョアン・モレイラ騎手です。1997年、14歳で騎手学校に入校し、2001年にブラジルで見習騎手としてデビューしています。
天才騎手の呼び声も高い、ジョアン・モレイラ騎手は2003年、正式に騎手となり、ブラジルや南アフリカで1,000勝以上を記録し、2006年には、1日8勝を記録しています。
2009年からは、拠点をシンガポールに移し、その年はリーディングジョッキー争いで第3位であったが、翌2010年から2013年までの4シーズンに渡り、リーディングジョッキーの座を守ったと言う。
2013年9月6日には、全9レース中、騎乗した8戦全勝を記録し、現地メディアからは「Magic Moreira」と称えられた。そんな凄いマジック・モレイラ騎手がいよいよJRAに登場してきました。その圧倒的な成績から、香港の競馬ファンや競馬メディアからは、「雷神」と呼ばれているそうです。
それでは、今回は「天才」とか「雷神」の異名を持っているマジック・モレイラ騎手の天才ぶりや騎乗停止や来日に関しての事や年収がヤバそう!と言うところをお伝えして見たいと思います。
ジョン・モレイラのプロフィール
- 本 名:ジョアン・モレイラ
- ラテン文字:Joao Moreira
- 国 籍:ブラジル
- 生年月日:1983年9月26日(35歳)
- 初免許年:2001年
ジョアン・モレイラ騎手「ガッツポーズしてしまったけど、お許しください」 – https://t.co/C77RkspAu5
— ケイバペディア (@keibapedia) November 12, 2018
ジョアン・モレイラ騎手は、香港ジョッキークラブに所属している騎手です。ブラジル出身でその圧倒的な成績から、香港の競馬ファンや競馬メディアからは、「雷神」と呼ばれています。
2014年のGIレース・安田記念でグロリアスデイズに騎乗するために初来日。この時は6鞍に騎乗するも2着が最高で勝つことはできなかった。
2015年、札幌競馬場で開催された第1回ワールドオールスタージョッキーズ(以下WASJ)に参加するために再来日。初日の第1レースと第4レースでいきなり騎乗機会2連勝を飾る。WASJ本戦では4レースで2勝・2着1回の好成績を挙げて優勝を飾りました。
8月29日・30日の開催2日間だけで20レースに騎乗して7勝・2着4回・3着1回と強いインパクトを与えた。2016年8月13日から28日まで開催6日間の騎乗で初めてJRA短期騎乗免許を取得します。
また2016年8月27日の札幌競馬第12レースから翌28日の札幌競馬第2,3,4,6,8,9競走にかけ騎乗機会7連勝を記録して競馬ファンを驚かせていました。
ジョン・モレイラは天才騎手
ムーアVSモレイラが今から楽しみ、ジョアン・モレイラ騎手がJRA通算100勝を達成「短期免許でしか来ていないのに…うれしい」(サンケイスポーツ) https://t.co/DseapI0j4F
— パドック競馬予想 (@paddock_batai) November 12, 2018
ジョアン・モレイラ騎手は1983年にブラジルで生まれています。ブラジルで2001年見習騎手デビューしてからはブラジル、南アフリカ、シンガポールなどを拠点に騎乗して実績を残し、2013年からは香港に拠点を移して活躍を続けています。
日本では2014年6月8日にG1・安田記念でグロリアスデイズ(6着)に騎乗するために東京競馬場を訪れたのが初めてで当日は2着が最高着順でした。
初勝利は翌2015年8月29日と30日に札幌競馬場で行われたワールドオールスタージョッキーズに参戦するために訪れた時で、この時は2日間合計20鞍に騎乗して7勝をマークします。
その後も、2016年には6日間の騎乗で17勝、2017年も5日間の騎乗で14勝していて、これまでのJRA通算では39勝、勝率は29.2%、複勝率57.7%とリーディングジョッキーに匹敵するかそれ以上の成績を残しています。
さすがに競馬メディアからは、「雷神」とか「天才」と呼ばれているだけのことはありますね!
ジョン・モレイラが騎乗停止!
サトノダイヤモンド、ジョアン・モレイラ騎手との新コンビでジャパンCへ – https://t.co/JOuZKL4XBG
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「雷神」ジョアン・モレイラ騎手が2日間の騎乗停止になりました。秋華賞のサラキアなどが騎乗不可になってしまいました。
2018年10月06日(土) 17時25分 113 52短期免許で騎乗中のモレイラ騎手が騎乗停止に。
6日、東京9Rの本栖湖特別は、決勝線手前で5番ヘリファルテが内側に斜行したため、7番ブラックプラチナムの進路が狭くなってしまいましたと言う事で、モレイラ騎手はペナルティとして2日間の騎乗停止になったんですね~。
なお、この件について、ヘリファルテのジョアン・モレイラ騎手は、10月13日(土)から10月14日(日)までの、2日間の騎乗停止となりました。ヘリファルテは1位入線、ブラックプラチナムは2位入線で降着はなく、レースは入線順どおり確定しています。
これにより、モレイラ騎手が騎乗予定だった秋華賞のサラキア、府中牝馬Sのリスグラシューなどは乗り替わりとなりました。
ジョアン・モレイラが帰国/再来日!
昨年のNHKマイルCなど重賞3勝のアエロリット(牝4、美浦・菊沢隆徳厩舎)は、ライアン・ムーア騎手との新コンビで、マイルCS(GI・京都芝1600m)に向かう。
父クロフネ、母アステリックス、その父ネオユニヴァースという血統。前走、逃げ切り勝ちを果たした毎日王冠は、ジョアン・モレイラ騎手とのコンビ。 pic.twitter.com/TnC4ihc2GK— ターフ☆データ (@TURF_DATA_) November 1, 2018
ジョアン・モレイラ騎手が、日本に来たのが2014年6月8日にG1・安田記念でグロリアスデイズ(6着)に騎乗するために東京競馬場を訪れたのが初めてで当日は2着が最高着順でした。ジョアン・モレイラ騎手はJRA短期騎乗免許を取得してレースに出場しているのでレースが終わると帰国しなければなりません。
2015年、札幌競馬場で開催された第1回ワールドオールスタージョッキーズ(以下WASJ)に参加するために再来日したジョアン・モレイラ騎手は、初日の第1レースと第4レースでいきなり騎乗機会2連勝を飾りました。
更には、2017年の安田記念でコンテントメントに騎乗するために再来日します。10レース騎乗して2勝。8月17日から22日まで(開催2日間)は2度目のJRA短期騎乗免許を取得。
20レースに騎乗して7勝・2着4回・3着1回の成績をマーク。翌週はWASJに参加するため継続騎乗。8月26日は9レースに騎乗して1勝に留まるも、翌27日は第1レースから最終第12レースまで全レースに騎乗して4勝をマークした。
そして、ビッグニュースは、2018年年第43回エリザベス女王杯(11日、京都11R、GI、3歳上牝馬オープン国際(指)、定量、芝・外2200メートル、1着本賞金1億500万円 =出走17頭)で
ジョアン・モレイラ騎手が騎乗する3番人気のリスグラシューが中団から直線で鋭く伸び、ゴール前でクロコスミアをかわして8度目の挑戦でGI初制覇しました。
歓喜のゴールに飛び込んだ瞬間、モレイラ騎手が右拳を何度も振り上げました。GIで4度の2着に泣いてきたリスグラシューの悲願、自身にとっては日本でのGI初制覇。あふれ出す喜びを抑えきれない様子でした。
「初めてのGIは何より特別な気持ちです。ガッツポーズを見せてしまって許してください」というモレイラ騎手は、課題のゲートを決め、中団をキープ。
4コーナーで外に持ち出すと鞍上のステッキに応えて脚を伸ばす。最速の上がり3ハロン33秒8の豪脚で、粘るクロコスミアをクビ差捕らえました。
「4コーナーでエネルギーがいっぱいあったので、最後の300メートルで自信を持ちました。能力を見せられてよかった」とモレイラ騎手は語っています。
8Rのスタート後に落馬して周囲をヒヤリとさせたが、直後の9RにJRA史上最少騎乗数で通算100勝を達成。激動の一日をGI制覇で締めくくる、“マジックマン・モレイラ騎手”の独壇場と成りましたね。
ジョアン・モレイラ騎手はJRAの通年免許を取得するため、騎手試験を受験することを表明、試験に臨んだが1次試験で不合格となりましたが、再度挑戦してJRAの通年免許を取得する為に猛勉強をしているそうです。
ジョアン・モレイラの年収がヤバイ!
ジョアン・モレイラ騎手のハンパない勝利続きの成績に比例して年収もヤバイことになっているはず!と考えれらますね!。まずJRAの平均年収は4000万越えと言われていますが・・。
そのJRAの選手よりも好記録を出していることも多く、海外競馬にも引っ張りだことなればかなりの年収であると想像できます。騎乗回数にも比例しますしさらに勝ちも多いので賞金も稼げるわけです。
海外での活躍も多い為具体的な年収額は為替レートにも影響してしまうのが痛いところ。どの国で活躍するかによって経済情勢との戦いが続きそうです。
今回調べた範囲ではジョアン・モレイラ騎手の年収について詳細にはわかりませんでしたが、昨年2017年日本では5日間の騎乗のみでも単純にレースに騎乗していればわかる獲得賞金だけで計算しても約800万円の収入を得られています。
日本の賞金水準は世界でも最も高いと言われているので、主戦場としている香港での賞金はそこまでには至らないと推定できますが、それでもトップジョッキーであることを考えればそれなりの年収を得ることはできていると想定できます。
活躍が広範囲で多岐に渡るため具体的な年収額は不明でしたが筆者の推定では○億円は越えていると思われますね!難関のJRA騎手通年免許試験でジョアン・モレイラ騎手が合格した暁には中央競馬でどのような活躍を見せるのか注目して行きたいと思います。
まとめ
マジックマン・モレイラ騎手と呼ばれ「雷神」とも呼ばれているジョアン・モレイラ騎手はブラジル、南アフリカ、シンガポールなどを拠点に騎乗して実績を残し、2013年からは香港に拠点を移して活躍を続けています。
初来日したのは2014年6月8日にG1・安田記念でグロリアスデイズに騎乗するために東京競馬場を訪れたのが初めてで当日は2着が最高着順でした。
ジョアン・モレイラ騎手はJRA短期騎乗免許を取得してレースに出場しているのでレースが終わると帰国しなければなりません。
ジョアン・モレイラ騎手の年収について詳細にはわかりませんでしたが、昨年2017年日本では5日間の騎乗のみでも単純にレースに騎乗していればわかる獲得賞金だけで計算しても約800万円の収入を得られています。
活躍が広範囲で多岐に渡るため具体的な年収額は不明でしたが筆者の推定では○億円は越えていると思われますね!難関のJRA騎手通年免許試験でジョアン・モレイラ騎手が合格した暁には中央競馬でどのような活躍を見せるのか注目ですね!
最後まで読んで頂き有難うございます。もし宜しければコメントなど頂ければ幸いです。