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野球で奪三振率の高い投手をドクターKと呼ぶ理由は?三振をKと表す意味と由来は?

野球ボール

野球では、三振をKと表しますよね。メジャーでは投手が三振を奪う度に、観客が「K」と表示されたプレートを並べたりしているのをよく見ます。

 

しかし、なぜ三振=Kなのでしょうか?また、よく三振をとる投手をドクターKと呼んだりします。「ドクター」と言うと、医者を思い浮かべますが、なぜなのでしょうか?

 

奪三振率の高い投手をドクターKと呼ぶ理由と、野球のKの意味と由来を調べてまとめました!

 

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野球の三振をKと表す意味と由来は?

野球

 

先ほども言ったとおり、野球では三振を「K」を表します。Kの意味は、実は明確には分かっておりません。しかし、諸説が4つありますので紹介します。

 

Strike outの「K」説

三振を英語では「Strike out」と言います。この「K」が由来であるとする説です。しかし、「Strike out」が由来なら、なぜ「S」じゃないの?という疑問がすぐに浮かぶと思います。

 

実は、野球用語では、「S」が付く言葉が多いのです。例えば、犠打は「Sacrifice」と言いますし、盗塁は「Steal」と言います。そこで、三振は頭文字の「S」ではなく、「K」と表すことにしたという説です。

 

個人的には、コレはガセのような気がします(笑)

 

Knock outの「K」説

Knock out」の「K」が由来であるとする説です。これなら頭文字なので納得なのですが、「Knock out」だと、何だかボクシングみたいですよね・・・。うーん、、、コレも微妙・・・。

 

ルールブックの箇条書きで三振にKが割り当てられた説

続いて、野球のルールブックを編集する人が、アウトになるケースをA~箇条書きにしたときに、偶然「K」のところが「三振」だったという説です。

 

んー、これもイマイチしっくりきませんなぁ。無理やりっぽい感じがします。

 

画数が3画だから三振=「K」説

Kは3画で書くことができます。コレが由来となり、三振=「K」と表すことになったという説です。なんとなくコレは個人的にはしっくりきます。

 

なぜかと言うと、日本語でも同じような役割をする文字はあるからです。5つ数えるのに「正」という字を使うことってありますよね。意味的にコレと同じでしょう。

 

しかし、アルファベットには他にも3画で書けるモノはあります。「H」とか「N」でもいいような気がしますが・・・。あ!でも「H」は「Hit」で使われていますし、「N」は3画ですが、人によっては1画で書いてしまう人もいます。

 

・・・ということで、3つ数えるには、「K」が最適なアルファベットなのかもしれません。

 

野球で奪三振率の高い投手をドクターKと呼ぶ理由は?

医者男性

 

上では、野球の三振を「K」と表す由来について説明しました。個人的に有力だと思うのは「画数が3画だから三振=『K』説」です。

 

しかし、奪三振率の高い投手を「ドクターK」と呼んだりしますが、今度はドクター」って何ぞや?という話です。

 

ドクターKの「ドクター」の由来は、やはり「医者」の意味のドクターから来ています。

 

昔ニューヨーク・メッツに所属していた剛腕投手ドワイト・グッデン投手の愛称でした。グッデンはメジャーリーグにデビュー後、160キロ近い剛速球でバッタバッタと三振に斬ってとり、17勝9敗、奪三振276でナ・リーグ新人王&最多奪三振のタイトルを獲得しました。

 

なぜ、グッデン投手が「ドクターK」と呼ばれていたかというと、グッデン投手は大学時代医学部を卒業しており、医師免許を持っているという噂が流れたからです。あくまで噂レベルです。

 

実際どうなのかはわかりませんが、グッデン投手が初のドクターKです。この後から、三振をよくとれる投手をドクターKと呼ぶことが定着したということです。

 

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まとめ

  • 三振をKと表すことになった由来には、いくつか説がある。
  • 「Strike outの「K」説」、「Knock outの『K』説」、「ルールブックの箇条書きで三振にKが割り当てられた説」、「画数が3画だから三振=『K』」説があるが、個人的には、「画数が3画だから三振=『K』」が有力と思う。
  • 野球で奪三振率の高い投手を「ドクターK」と呼ぶ理由は、昔ニューヨーク・メッツに所属していた奪三振率の非常に高い剛腕投手ドワイト・グッデン投手が大学時代医学部を卒業しており、医師免許を持っているという噂が流れたため。(本当に医師免許を持っていたのかはガセの可能性あり。)

 

 

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