母乳のほうが栄養満点という話は昔からよく聞きますが、粉ミルクはそれほど栄養がないのでしょうか。
時代は変化、進化していますよね。
今の時代の粉ミルクの成分がどれほど栄養があるものになったのでしょうか?
今回は、母乳と粉ミルクの基礎知識を深めて、お互いのメリットやデメリットなどについて比較しながらみていきたいと思います。
母乳と粉ミルク、本当はどっちがいいの?
母親として子供を生んだ以上、母乳で育てたいと思うのは母心ですよね。
ところが、体質的な違いからたくさん母乳が出るママさんもいれば、赤ちゃんのおなかが満足できるほど母乳がでなくて困っているママさんもいます。世の中がなんとなく「母乳で育てたほうがいい」というイメージが強いので、はじめから粉ミルクで育てるのはダメなんだろうかと落ち込むママさんたちが少なくありません。
結論から言いますと、母乳と粉ミルク、どっちがいいかなんて問題ではないんです。
確かに、初乳と呼ばれるものは、出産後2~3日にでる大変貴重なお乳と言われています。この時期のお乳には赤ちゃんを守るための免疫物質が豊富に、たっぷり含まれています。なので、初乳を飲ませることができたら、あとは特に母乳にこだわる必要はないという専門家もいます。
今の時代は栄養豊富な粉ミルクがたくさんあるので、母乳に負けないレベルで安心して赤ちゃんに与えることができるようです。
というのも、現在出回っている粉ミルクの成分は、主成分は牛の母乳となっていますが、そのままでは人間の赤ちゃんの身体には合わないので、人の母乳に含まれている栄養を粉ミルクに配合されています。
粉ミルクには許可基準というものがあり、それを満たしていないと粉ミルクとしての販売が出来ません。
企業側も、人の母乳に極力近づける努力を長年重ねてきており、今では安心して粉ミルクで赤ちゃんを育てることができます。
母乳世代とミルク世代で揺れ動くママさん達
古い時代の人たちの話はもちろん、大変参考になります。お婆ちゃんの知恵袋という言葉があるように、今でも役立つ情報は数え切れないほど。
ところが、赤ちゃんのこととなると一転、お姑さんと意見が対立してしまうことがありますよね。
お風呂の入れ方ひとつにしても、昔は耳を押さえてお風呂に入れるのが当たり前だったんですが、今は耳をふさいでお風呂に入れるという指導はなされていません。
これ以外にも、昔と今では子育ての「当たり前」が違ってきてることがたくさんあるんです。
母乳と粉ミルク問題も同じです。どうしても母乳にこだわりたいという考え方はもちろん間違ってはいないのですが、だからといっていつまでもお乳がでないおっぱいを赤ちゃんに吸わせていたのでは、赤ちゃんもママさんも爆発寸前になってしまいます。
今の粉ミルクがいかに栄養満点なのか、赤ちゃんにどれだけメリットがあるのか、こんこんと説明するしかないかもしれません。
以前から認識されている参考になる知識と、現在の最新の信用性のある知識をうまく活用していくのが、今のママさん達に求められることなのかもしれませんね。
まとめ
赤ちゃんとママの絆は「授乳すること」でも繋がります。それは母乳でも粉ミルクでも同じなんです。
しっかりと見つめあいながら愛情をたっぷり注いであげてくださいね。
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