4月4日の阪神vsヤクルトで乱闘騒ぎが起きました。発端となったのは阪神の藤浪投手が畠山内野手に投じた球が頭部付近に直撃したこと。
畠山内野手が立ち上がり、藤浪投手に何かを言いながら詰め寄りました。これがきっかけで両軍がグラウンドに入り乱れる事態となりました。そんな中、ヤクルトのバレンティン外野手が阪神の矢野コーチを腕で払いのけた際に、矢野コーチが尻もちをつき、怒った矢野コーチがジャンピングニー(笑)
この2人は退場処分となりました。ちなみにそのときの動画がこちら。
藤浪投手って危険な球が多い印象ですね・・・。気を付けてもらいたいです。さて、気になるのは退場になったバレンティン内野手と矢野コーチには罰金はあるのか?ってことです。調べてみました。
プロ野球乱闘に罰金はあるの?
引用:Yahoo!ニュース
どうやら調べてみたところ、乱闘に参加して暴力を奮って退場処分になると、罰金や出場停止処分があるようです。罰金がいくらで、何試合の出場停止になるかは、場合によって様々ですが、今まで乱闘を起こして退場になった選手は以下のような処分を受けています。
日付・試合 | 処分を受けた人 | 処分 |
---|---|---|
1980年7月5日 南海vs阪急 |
広瀬叔功監督 片平晋作 新山彰忠コーチ |
10万円の罰金 |
1982年8月31日 大洋vs阪神 |
柴田猛コーチ 島野育夫両コーチ |
10万円の罰金 |
1990年6月23日 西武vsロッテ |
金田正一監督 | 100万円の罰金&出場停止30日間 |
2000年5月6日 中日vs横浜 |
立浪和義 星野仙一監督 大西崇之 |
罰金20万円&出場停止5日間 罰金50万円&出場停止5日間 罰金20万円&出場停止10日間 |
他にも出場停止と罰金の処分を受けたことはあったとは思います。上の表は一例です。今回のバレンティン内野手と矢野コーチはどうなるかは不明ですが、今までの乱闘のケースから判断して、罰金処分ぐらいはあるのではないでしょうか?
乱闘に参加しないと逆に罰金!?
メジャーリーグや日本プロ野球において、チームメイトとして乱闘への参加は当然の行動だという不文律が存在すると言われています。乱闘に参加しなかった選手には罰金を科せられるとまで言われています。
乱闘で処分を受けたことのある星野仙一氏は、中日・楽天で監督を務めた際は、「乱闘を止める役割でも何でもいいから出てこい!」と指示していたようです(笑)
さらには、星野仙一氏が中日で監督を務めていたときには、乱闘要員として岩本好広選手をベンチ入りさせているとまで噂されていました。
まとめ
- 4月4日ヤクルトvs阪神の試合で、藤浪投手が畠山内野手の頭部付近への死球が発端となり、乱闘騒ぎとなった結果、バレンティン外野手と矢野コーチが退場処分となった。
- プロ野球で乱闘を起こして退場となった場合、罰金や出場停止処分が科せられることがある。
- 球団によっては、乱闘に参加しないと逆に罰金を科せられる場合があった。(現在そのような球団があるかは不明。)
乱闘に参加しないと逆に罰金を科せられるなんて初めて聞きましたね。最近は乱闘騒ぎが昔に比べて減った気がしますが、乱闘で刑事事件にまでなった場合もあるので、怒りはあると思いますが、抑えてほしいですね。