新米ママさんにしてみればすべてが初体験。たくさんの困った場面に出くわすたびに、慌ててどうしたらいいのかテンテコマイになっていませんか?
赤ちゃんの泣き声がご近所さんの迷惑になっているのでは?
と赤ちゃんが泣きだすたびに不安になりますよね。
そこで今回は、
早く泣き止んでほしいけれどどうしたらいいの?
赤ちゃんが泣かないような予防策は?
と赤ちゃんの泣き声に悩んでいるママさんたちに、ぐずった赤ちゃんのあやし方をご紹介していきたいと思います。
目次
簡単に出来る!赤ちゃんの上手なあやし方
そもそも、なぜ赤ちゃんは頻繁に泣くのでしょうか?
赤ちゃんが泣くのには理由があります。何も理由が無いのに泣いたりしません。
赤ちゃんが泣く理由としては、
①眠い
②お腹が空いた
③おしっこやうんちでおむつが気持ち悪い
④寒い・暑いなどの気温
⑤騒音
⑥寂しい・肌のぬくもりが欲しい
⑦体調が悪い(風邪や突発性湿疹)
⑧まぶしい
など主にこの8つにまとめられると思います。
ですから、まずはミルクでおなかを満たしてあげたり、汚れたオムツを替えてあげたり、寒かったら温かく、暑かったら涼しくさせてあげるなど、上記の項目を参考にして赤ちゃんの環境を整えてあげてください。
その上で、それでも泣き止まない場合は、次に紹介するあやし方を実践してみましょう。
赤ちゃんへの声掛けをしてあげる
赤ちゃんが泣いているといっても、ギャン泣きの時からグスングスンと軽くぐずって泣いているときなど様々。
グズって泣いている時は、ママさんの声を聞くだけで赤ちゃんは落ち着くことが多いです。
どうしたの?とか、今日は温かいねとか、赤ちゃんに語りかけてください。鼻歌を歌うのもいいですね。特に意味の無い会話でも、ママさんが喋りかけてくると赤ちゃんは必死に聞こうとして結構泣き止みます。
環境を変えてあげる
大泣きの場合は、抱っこしながら背中をトントンと軽く叩いて声をかけてあげてください。
昼間なら車に乗せてドライブもいいですよ。泣いている状況から少し環境を変えるだけで「あれ? なんだろう」と赤ちゃんの意識が変わります。
もちろん、ドライブが癖になってしまうと困るので、抱っこしながら上下左右に静かに小さくゆっくりと揺らしながら、背中をトントンと優しく叩き、そのリズムに合わせて歌を歌う。
ただ抱っこしたのでは体力が持ちませんから、抱っこ紐などを使ってみましょう。すやすやと眠ったら、無理に抱っこ紐を外さないでそのまま寝せてあげてください。ぐっすり眠ったのを確認してからはずすといいでしょう。
ぐずり泣きを予防する方法はコレ
なかなか泣き止まないと近所迷惑ではないのか、と気になるかもしれませんが、普段からコミュニケーションをとってくださいね。いつも子供の泣き声でご迷惑をおかけして、と一言声をかけることで、ご近所さんへの心象がよくなります。
さてさて、ぐずった赤ちゃんをあやす方法のほかにも、ぐずることを未然に防ぐことができたら助かりますよね。
では具体的にはどうすれば赤ちゃんが泣いてしまうのを未然に予防するのでしょうか?
生活のリズムを一定にしてあげる
大人も同じなんですが、赤ちゃんも生活のリズムを作ってあげることが大事なんです。
乳児の間は、夜中もおっぱいやミルクが欲しいと3時間置きに起きてしまいますが、それでもしっかりと朝と昼と夜という生活リズムを赤ちゃんにも刻ませてあげましょう。
朝の起きる時間、昼の起きている時間、夜の寝る時間、もちろん生まれてすぐはなかなかリズムが取れませんが、生後3~4ヶ月頃になるとだいたいのリズムが整ってきます。
昼間明るいときはおきている、暗くなったら寝る、これを繰り返してくださいね。
朝起きた時、昼間は太陽の光を浴びさせてあげる
赤ちゃんも命ある生物です。なので太陽の光を浴びることで健康な身体作りが出来る上に、体内時計を作ることにも役立ちます。
乳児の初期は太陽の光に直接当たるのは、赤ちゃんにとって悪いとされているので、極力直射日光を避けていると思います。
ですが、日陰でもいいので太陽の自然光の明るさを感じさせてあげます。そうすることで赤ちゃんの脳にも刺激が与えられ、朝~昼は活動する時間だということが本能的に感じ取ることが出来るんですね。
生後半年を過ぎてくると、直射日光を避ける必要はありませんので(長時間・真夏はもちろん避けましょう)太陽光を浴びさせてあげることで、夜にぐっすり寝られるようになります。
しっかりと健康的な身体に育てることで、赤ちゃんがすぐに泣いてしまうというようなことが少なくなってきます。
夜に明るい場所で過ごさせない
夜になり、赤ちゃんが寝る時間が近くなっても明るい部屋で一緒に過ごさせているママさんがたまにいらっしゃいます。
夜はしっかりと暗い部屋で過ごさせることにより、夜は寝る時間だということを認識させてあげましょう。まだ親はおきているからと夜遅い時間に明かりのついたリビングで寝せていると、ぐずる確率が高くなります。
夜なのに明るい部屋で長時間過ごさせていると、赤ちゃんの体内時計が混乱してしまい、赤ちゃんにとって大きなストレスになります。そのストレスが赤ちゃんがぐずってしまったりギャン泣きしてしまう原因にもなりますので、赤ちゃんにとって快適な環境を作ってあげることを心掛けていきます。
まとめ
赤ちゃんが泣いてしまうと胸がしめつけられるような感覚になりますよね。ですが、「ご近所さんに迷惑がかかってしまうからすぐに泣き止ませないと」とばかり考えるのではなく、多少泣いてしまっても仕方ないというように気持ちを切り替えましょう。
ご近所さんには先ほどもお伝えしたように、たまに赤ちゃんの泣き声で迷惑をかけてしまっていることを謝るだけでも、相手の受け取り方が違ってきます。
その上で、赤ちゃんが泣き止まない時、どうしても手が離せなくて赤ちゃんの元に行けない時は、少しくらい泣かせたままでも大丈夫です。
赤ちゃんは泣くのが仕事
この意識を持って、子育てに励んでいきましょう。
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