1歳児

1歳児の食事!食べ方の発達の仕方は?練習はどうしたらいい?

1歳児はちょうど手づかみ食べが絶好調な時期!
でも、いつまでも手づかみ食べをさせるわけにもいきませんよね。

スプーンやフォークが上手に使えるようになるのはいつからなのでしょうか?
食べ方の発達の仕方は?

食べ方の練習方法などとあわせてまとめてみました!!

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食べ方の発達の仕方

「食べる」という機能は「飲む」ことから始まります!
赤ちゃんは生まれてすぐから母乳を飲むことが出来ますよね。

この赤ちゃんの「飲む」と私たち大人の「飲む」は大きく異なるんです!!

赤ちゃんの「飲む」を乳児嚥下(にゅうじえんげ)と言って、これは唇と舌を上手に使って母乳を飲む動作のことです。

授乳中の赤ちゃんの唇と舌の動きを思い出してもらえば分かると思いますが、大人がこれをするとなると結構難しいんです。
というか、多分出来ないです(苦笑)

対して、大人の「飲む」を成人嚥下(せいじんえんげ)と言います。
これは本能的に出来るものではなく、練習をすることで習得するものです。

この成人嚥下を習得するために離乳食があるんですよ!
成人嚥下が出来るようになってくると、徐々に乳児嚥下は消滅していきます。

では、離乳食が始まる5ヶ月頃から1歳くらいまでの食べ方の発達を見ていきましょう。

5~6ヶ月

飲み込む練習スタート。
初めは口を閉じて飲みこむことが上手く出来ないのですが、徐々に出来るようになっていきます。

7~8ヶ月

この頃から、食べ物をつかんで口に運ぼうとする動きがみられるようになります。
しかし!最初のうちはうまく口まで運ぶことが出来なくてぽろぽろこぼしてしまうことの方が多いです。

9~10ヶ月

8ヶ月くらいから上手に口に運べるようになり、本格的に手づかみ食べのスタートです。
この頃がママにとっては一番ツライ時期になるかと思います(>_<)

食べ物の好き嫌いが出始めたり、「自分で!」「触ってみたい!!」なんていう欲求も出て来るので、我が家ではこの時期の食事の時間はちょっとした戦争でした(苦笑)

1歳~

絶賛手づかみ食べのピークがちょうど1歳くらいになると思います。
1歳3ヶ月くらいから、徐々にスプーンやフォークを使う練習を始める家庭が多いかと思います。

我が家でもちょうど1歳過ぎたあたりから徐々に手づかみ食べからスプーンやフォークを使わせるようにしていましたよ♪

スプーンやフォークを使ってみたい!⇒うまく使えない⇒結局手づかみ食べ

こんな感じのパターンが多かったです。
下の子は気性が荒いほうなので、うまく使えないと怒ってスプーンを投げ捨て、手づかみでワイルドに食べていました(笑)

2歳3歳と年齢を重ねていくうちに、正しいスプーンの持ち方が出来るようになり、箸を持てるようになってきます。

食べ方の発達の仕方は個人差があるので、焦らず子供のペースに合わせてあげてくださいね♪

1歳児の食べ方の練習

食事の時にスプーンやフォークを使いたがるようになったらそろそろ手づかみ食べからスプーンやフォークで食べる練習を始めましょう!

最初からうまく食べられる子なんかいないので、じっくり焦らず1つずつステップを踏んで練習するようにしましょうね。

まずはママやパパがスプーンやフォークを使って食べさせてあげて、次にスプーンに少量の食べ物を乗せて子供に渡します。
初めのうちは口まで運ぶ途中でこぼれてしまったり、上手に口に入れることが出来なかったりしますが、練習を重ねるうちにできるようなりますよ♪

上手に口に運べるようになったら、自分でスプーンを使って食べ物を掬う練習です。
食事以外の時でも、おもちゃを使って遊びながら練習するのもいいと思います!

この時期はまだ正しい持ち方にこだわる必要はありません!
自分で食べられた!という自信をつけさせてあげることが大事なので、子どもの好きなように持たせてあげてくださいね♪

正しい持ち方が出来るようになるのは3歳くらいからです。

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食育のために重視したいポイント

近年食育ブームで、気を使っているママも多いのではないでしょうか?
1歳からでも、食育は十分できますよ♪

そこで今回は、1歳児でも出来る食育を紹介します!

食育その1:多くの食材に触れる

たくさんの味を知ることは、味覚を形成するのにとっても大切です。
子どもの食事にはなるべく多くの食材を使うようにしましょう!
メニューのマンネリ化の防止にもなりますよ♪

食育その2:あいさつも立派な食育

「いただきます」や「ごちそうさま」といった挨拶を教えることも立派な食育です。
大人だけの食事ではついつい挨拶をおろそかにしてしまいがちですが、これを機に家族で「いただきます」や「ごちそうさま」を言う習慣をつけましょう。
挨拶はマナーの第一歩ですよ♪

食育其の3:おやつも大切な食事の1つ

おやつと聞くと、クッキーやチョコレート、スナック菓子と言ったものを思い浮かべがちですが、本来は朝昼夕の3食では補いきれない栄養をおやつの時間に補おうというもの。
市販品のおやつもいいけれど、サツマイモや煮干しといった自然食材や、手作りのおやつを用意してあげましょう!

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