新生児

新生児の黄疸で目まで黄色い!どうして?大丈夫?

生まれて数日経つと多くの赤ちゃんが経験する新生児黄疸。

新生児黄疸って皮膚だけに出るのかと思ったら・・・

「あれっ?!目が黄色くなってる!(・。・;」

これって大丈夫なのか?不安になりますよね(>_<)

なぜ、黄疸にかかると目まで黄色くなってしまうのかを考えてみたいと思います☆

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黄疸で白目が黄色くなる理由

多くの赤ちゃんは生まれてから2、3日経つと身体(皮膚)が黄色くなる事があります。

これは新生児黄疸といい、生後2、3日位から発症し、多くの場合は10日前後で症状が治まります(^_^)

新生児黄疸高ビリルビン血症ともいいます☆

ビリルビンとは血液中に含まれる黄色い物質です。

ビリルビンというのは肝臓で分解されるのですが、生まれて間もない赤ちゃんは肝臓の機能がまだ未熟なために処理が追いつかず、一時的に血液中のビリルビンの量が増えてしまいます(>_<)。

ビリルビンが体内に溜まり過ぎてしまい、基準値よりも増えてしまうと、新生児黄疸の症状が出てしまい、身体や白目が黄色くなってしまうのです(+o+)。

ここで少し白目についてお話してみたいと思います☆(^_^)

白目というのは・・・

眼球の中のブドウ膜は青みを帯びた色をしていて、強膜によって眼球全体が覆われています。
赤ちゃんの場合、強膜が大人に比べ、とても薄いです。

強膜がまだ薄いため、ブドウ膜の青い色が透けて見えるので青みを帯びたきれいな白い色をしています(^_^)。
大人になるにつれて強膜が厚くなってしまうので、このきれいな色は赤ちゃんの頃しか見えません(>_<)。

黄疸の症状が出た場合は白目がくすんで黄色っぽく見えます(*_*)。

生理的な新生児黄疸の場合、経過観察で特別な治療はいりません。

完全母乳育児の場合は黄疸の症状が長引くことがあります。

血液中のビリルビンの値がなかなか下がらなかったり、15mg/dlを超えている場合や生まれてすぐに黄疸が出ている場合などは病的黄疸の可能性が高いので、血液中のビリルビンの値を下げる光線治療などが行われます。

黄疸に有効な対策

新生児黄疸は新生児の90%に起きます。

黄疸の症状が軽い場合は、部屋のカーテン越しに日中寝かせておくといいです(^_^)。
紫外線によってビリルビンが破壊されるので黄疸の症状が改善されます。

赤ちゃんの皮膚は弱いので、くれぐれも直射日光に赤ちゃんを当てないでくださいね(^_-)☆

完全母乳育児の赤ちゃんにみられる母乳性黄疸の場合は母乳をミルクに変えると黄疸が引くのが早まりますが、自己判断せず必ず主治医に相談し対処しましょう♪

新生児の黄疸に有効な治療法としては光線治療が一般的です。

赤ちゃんにアイマスクをつけてオムツだけの状態にし、保育器の中で特殊な青や緑の光線を赤ちゃんの皮膚に照射することでビリルビンを水に溶けやすくする治療方法です。

重度の黄疸の場合は光線治療の他に全身の血液を入れ替える交換輸血が行われる場合もあります

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みんなの経験談

我が子に新生児黄疸が出て肌の色や目が黄色くなってしまったりするとビックリしてしまいますよね?(>_<)

完全母乳育児だとなかなか黄疸がひかず不安になってしまうママも多いと思いますが、母乳性黄疸の場合は長くても2か月を過ぎた頃になると「黄疸が消えた」という体験談をよく聞きます(^_^)。

新生児黄疸は早期発見、早期治療をすることで重症になったりすることを防げます。

全身の黄疸の症状が消えてくると白目の黄色っぽさも治まってきます(^_^)

主治医の先生の指示に従って赤ちゃんの黄疸に対処して赤ちゃんを守ってあげましょう☆

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