生後4週間までの新生児の時期はママも産後のケアと赤ちゃんの慣れないお世話で大変な時期です(>_<)。
赤ちゃんによってはたくさんミルクを欲しがる子もいます。
「たくさん飲みたがるけれど、欲しがるだけ与えても大丈夫なのかなぁ?(>_<)」
その答えを一緒に探してみたいと思います(^_-)☆
新生児のミルクの適量は?
完全ミルクで育てる場合、生後7日までは生後日数×10ml+10mlという量が1回の適量になります。
(例)生後1日目・・・1日×10ml+10ml=20ml(1日の目安量160ml)
生後7日目・・・7日×10ml+10ml=80ml(1日の目安量560ml)
生後6日までの授乳の間隔は3時間おきで1日8回です。
生後7日までは1日経つごとに1回分の量を10mlずつ増やしていけば大丈夫です(^o^)。
生後8日目~14日目(2週間)までは1回80mlのままで授乳をしてあげてください。
生後7日目以降は3時間おきに与えるのは変わりませんが授乳回数が7回となります。
生後2週間~生後1か月までは1回の量が100mlで、3時間おきの7回になります。(1日の目安量700ml)
母乳とミルクの混合育児の場合は母乳をまず欲しがるだけ与えて、それでも欲しがる場合はミルクを20mlずつ与えてみてください。
ミルクだけを与える場合は上記の量・間隔・回数が基本となります。
赤ちゃんそれぞれ体格や成長スピードがそれぞれ違って個性があるのでたくさん欲しがる子もいれば少量しか飲まない子もいます。
新生児の時は1日に20~30g位毎日体重が増えていき、1カ月検診時に700~1000g程度増えていれば、順調に成長している証です(^_^)
ミルクを飲み過ぎるとどうなる?
新生児はまだ満腹中枢が発達していません。
赤ちゃんは自分の口に触れたものを本能的に吸ってしまう吸啜(きゅうてつ)反射という原始反射があります。
だからホントはお腹がいっぱいなはずなのにママに哺乳瓶を口に入れられると飲んでしまうのですっ(>_<)
ミルクの場合は母乳と違い消化に時間がかかるので与えすぎてしまうと赤ちゃんの身体に負担がかかってしまいます(*_*)
次の症状が当てはまる場合はもしかしたらミルクの飲み過ぎかもです(@_@;)
・1日に何度かミルクを吐くことがある
・お腹がパンパンに張ってしまっていて泣いている
・便秘や下痢の症状がある
・1日あたり40g以上の体重増加が見られる(標準の体重増加は20~30g/1日)
・ウンチの回数が増えて血便や切れ痔になってしまっている
・ウンチの回数が多くなってしまっていることによるお尻かぶれ
思い当たる項目がある場合はミルクの量を減らす対策をしましょう♪
入院先の病院などで貰える授乳時間や量を書きこめる用紙やノートなどに授乳した時間や量・オシッコ・ウンチの回数・体温など気づいた事などを書き込んでおくととても役に立ちますヨ(^_-)☆
お腹が空いている訳ではないのに泣くたびにミルクを与えすぎてしまうと肥満の原因になってしまいます(>_<)
赤ちゃんは空腹ではなく他の原因で泣いている場合もあります。
「どうしたの?」と笑顔で話しかけてスキンシップをしたりして赤ちゃんの泣いている原因を探ってみてください(^_-)☆
飲み過ぎないようにする対処法
まずは完全ミルクの場合は3時間おきという間隔と与える回数を守る事が鉄則です☆
あとは哺乳瓶の乳首(吸い口)の部分を穴が今使っているサイズよりも小さいものに変えてみてください。
穴が小さくなることでグビグビ一気に飲めなくなって少しずつ飲むので満足感が得られます(^_^)
ガラガラやおしゃぶりや歯固めのような口に触れられるおもちゃを用意してみるのもおススメです。
口寂しい時に与えてあげると気持ちが落ち着きますヨ(*^_^*)
赤ちゃん一人一人成長スピードや体質も違うので、育児書通りじゃなきゃダメ!っていうことはありません。
気になることがあったら先輩ママや専門家など色々な人の意見を聞いたり悩みを相談しましょう♪