新生児

新生児に腕枕で添い寝しても大丈夫?やり方は?

田中みな実

新生児を持つママは、睡眠不足と戦う毎日を過ごしていると思います。
いくら我が子が可愛くても、睡眠不足だとイライラしたり、ママが体調を崩しやすくなったり・・・

こんな状態がいつまでも続くわけではないと分かっていても、眠い!ですよね?

抱っこから布団へ、やっとここまで寝かしつけたのに、最後の腕を抜くタイミングで起きられた時のショックは、経験した人でしか分からないと思います。

そんな時「このまま寝てしまえたら・・・」と思った事はありませんか?

新生児を腕枕で添い寝して大丈夫なのか?
気をつけるポイントは?
をまとめてみました。

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新生児に腕枕しても問題ない?

「新生児に腕枕」と聞いて「骨が歪まないかな?」と思うママは多いと思います。
確かにまだ発達途中の新生児が、腕枕で寝る事で、頭の形がいびつにならないか?背骨が歪まないか?気になりますよね。

腕枕で寝る事で、将来赤ちゃんの骨に異常が出る事はありません。

でも、一つ気を付けないといけない事があります。
「窒息」です。
赤ちゃんは自分で体を動かす事ができないですし、口がふさがってしまうと泣く事もできません。

その点を注意すれば、新生児からでも腕枕で添い寝は大丈夫です。

腕枕のメリットや効果

赤ちゃんは私たち大人が思う以上に不安を感じます。

大人は密着していなくても、隣で寝ている人の気配を感じ安心できますが、
赤ちゃんは肌のぬくもり、臭い、鼓動を肌で感じて安心するのです。

抱っこだといつまでも寝るのに、布団に寝かした途端に起きるのは、不安を感じてしまうからです。(布団が冷たいという事もありますが(^_^;))

ママの腕枕の中では、その全てが感じられとても安心する為、よく眠る事が多いです。
特にママの腕が赤ちゃんの耳にくっついていると、ママの脈拍が耳から入り
とてもリラックスできると言われています。

効果は赤ちゃんにだけではありません。

赤ちゃんの寝顔を間近で見て、吐息や臭いを体全体で感じるととても安らかな気持ちになりませんか?
赤ちゃんの寝顔を見て「かわいい♡」「忙しくてイライラしてごめんね」「明日も頑張るよ♪」
と話しかけてしまうのは私だけではないと思います。

そんな時、ママの脳からは癒しや精神安定効果のあるホルモンが分泌される為、
ストレスが軽減されたり、精神が安定するという効果があります。

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新生児に腕枕するときの注意点

今までは、メリットだけをお伝えしました。
でも「添い寝で窒息死している赤ちゃんがいる」という事は忘れないようにして下さい。

少しでも悲しい事故を防ぐ為に、注意してほしい事をまとめましたので、参考にして下さいね。

赤ちゃんの鼻や口がふさがっていないか?

ママの衣服や布団が赤ちゃんの顔にかかっていませんか?
ママの体が赤ちゃんを覆うような体制になっていませんか?

頭だけが高くなっていないか?

頭だけが高くなると、窒息の危険があります。
腕を肩や背中の下くらいまで入れるか、タオルや毛布で肩から下を高くしてあげるなど、頭だけが高くならないようにして下さい。

布団はやわらかすぎない物を

やわらかい布団は赤ちゃんの体が埋もれて窒息の危険があります。
また、重い布団も避けましょう。

ママが寝てしまう前に腕を抜く

ママが熟睡してしまうと、ママの寝返りで赤ちゃんを下敷きにしてしまったり
窒息に気がつかない事があります。
ママが寝てしまう前に腕を抜くようにしましょう。

幸せな瞬間が一転、悲しい結末にならないように、十分注意して下さい。

まとめ

赤ちゃんの腕枕には、危険もありますが、親子の大切なスキンシップにもなり、とても幸せを感じる時間でもあります。
赤ちゃんにも寝方の好みがあるので、全ての赤ちゃんが腕枕でぐっすり寝るという事ではありませんが、なかなか寝てくれない悩みを抱えるママにとっては、いい解決策になるかもしれませんね。

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