赤ちゃんと添い寝をしていると、ついつい腕枕を抜き忘れたり、横向きになっていたり、寝ながらおっぱいを飲んだ体制のままだったり・・・
起きてびっくり!こんな体制で寝かせてしまってごめんね~なんて朝があったのは私だけではないと思います。
赤ちゃんの骨は柔らかいので、その事が原因で将来背骨が正常に発達しなかったらどうしよう?なんて考えてしまいますよね。
添い寝が背骨の発達に悪影響を及ぼすなら、すぐにやめないと!!
と考えるママもいると思います。
赤ちゃんの背骨や、添い寝と背骨の関係について、この機会に勉強してみましょう。
赤ちゃんの背骨の発達の仕方
赤ちゃんの背骨は横から見た時、アルファベットの「C」のように曲がっています。
それに比べ大人は「S」
どのように発達していくのでしょうか?
生後1~2カ月
首が座らず、首の骨や筋肉も発達していない為、背骨の形は「C」です。
生後3カ月~
首がしっかり座り、自分の向きたい方向へ向けるようになる事で、首の骨、筋肉が発達してきます。
この時期に、背骨の首の部分に負担がかからないように、背骨の首部分にカーブができ始めます。
生後6カ月~
首から下の筋肉や神経が発達する事で、座る事が出来るようになってきます。
それによって、腰にもカーブができ始めます。
その後、はいはいや歩く動作で「S」字カーブがしっかりしてきます。
寝るときの環境と背骨の関係
赤ちゃんはなるべく硬い敷布団で寝かせる事を勧められています。
ではどのくらいの硬さが理想的なのでしょうか?
寝ている赤ちゃんを横から見た時、腰が沈み込んでいないか?
観察してみて下さい。
腰が沈み込むようなら、腰に大きな負担がかかる事が考えられますので
もう少し硬い敷布団を利用した方がいいでしょう。
窒息の危険も少なくなります。
反対に硬い敷布団で仰向けに寝かせると、丸い赤ちゃんの背骨を無理にまっすぐにするので、良くない。
という意見もあります。
確かに少し背中を丸くしてあげた方が、よく寝る赤ちゃんはいます。
でもそれが、背骨の正常な発達の妨げになるという報告はありません。
寝る環境によって、背骨の発達が変わってくるという事はほとんど考えられないでしょう。
添い寝は背骨の発達に悪影響?
添い寝が背骨の発達に悪影響なんて事は、ありませんよ(^_^)
添い寝をしてもしなくても、柔らかい敷布団で寝かせる事で、腰が沈み込み、
腰や股関節に大きな負担がかかる事はあります。
添い寝で気を付けないといけないのは、赤ちゃんの窒息や圧迫です。
それを注意していれば、多少色々な体制で寝ていても大丈夫です。
まとめ
これからどんどん発達していく赤ちゃん
背骨の発達は首や腰が座った後からが、大切です。
腰が座っていないのに、無理に座らせたり、今できる運動を十分させてあげなかったり・・・
少しでも早く成長してほしいと思う気持ちをぐっと抑えて、ゆっくりしっかり
我が子の成長を見守っていきましょう(*^_^*)