赤ちゃんとくっついて眠る、至福のひとときですよね。
ママと赤ちゃんの優しい寝顔が目に浮かびます♪
でも、添い寝ってどうしたらよいのでしょう?
小さな小さな新生児と安心して添い寝する方法をみていきましょう。
添い寝のメリットとリスク
なんといっても添い寝のメリットは親子関係の構築です。
赤ちゃんは10ヵ月もの間、ずっとママのお腹の中でママの鼓動を聞いていましたよね♪
外の世界に出て、いきなりママと離れたわけです。
不安は大きく、少しでもママのそばにいたいと思っています。
ママの音をすぐ近くで聞ける、ママのお腹の時と同じ状況を保ってあげることが、
赤ちゃんにとっての安らぎなのです。
そして、それはママも一緒♪
ママと赤ちゃんが寄り添って眠る、ただこれだけで安心が積み重ねられ、
今後の親子関係に優しい影響をもたらしてくれますよ。
そして、授乳が楽です♪
赤ちゃんが泣いたら一旦起き上がって、赤ちゃんのベッドまで行き、赤ちゃんを抱えて・・・
ということを夜な夜な行うのは、ほんとに大変なことです。
添い寝をしているだけで、赤ちゃんが泣いても、まず、とんとんと赤ちゃんをさすって安心させてあげれます。
慣れてくると寝たまま添い乳という方法で授乳もできます。
ミルクの場合も、ぐずるタイミングがワンテンポもツーテンポも早くわかりますので、
対応がとてもスムーズにいきますよ♪
添い寝のリスクは赤ちゃんが窒息するかもということです。
ママが添い寝で一番心配することも、「窒息」なのではないでしょうか。
また、SIDS(Sudden Infant Death Syndrome):乳幼児突然死症候群というのを知っていますか?
原因不明なのですが、生まれたばかりの赤ちゃんが突然亡くなってしまうことがあります。
このSIDSの原因を探るにあたり、添い寝との因果関係も多く研究されていますので、
リスクの一つと言えるでしょう。
新生児との添い寝のやり方
ただ赤ちゃんの隣で眠る、それが添い寝です。
特別なことは特に何もいりません。簡単ですね♪
生後何ヵ月かして、体がしっかりしてくれば、ママとピタッとくっついて眠ることも可能ですが、
新生児のうちは、ママと赤ちゃんが隣同士で、ママの吐息が聞こえるくらいの距離で眠るのがいいでしょう。
ピタッとくっついてしまうと、ママが少し動いただけでも赤ちゃんに負担になってしまいますからね。
指だけそっと赤ちゃんに触れたりするぐらいに留めておきましょう。
ママは赤ちゃんの呼吸や匂いを近くで感じながら、
赤ちゃんはママの吐息や体温を感じながら安心して眠れますよ♪
添い寝をするときの注意点
注意点はとにかく赤ちゃんの安全を守ることです。
新生児の赤ちゃんは、顔の上に何かかぶさっても自分で跳ね除けることはできません。
鼻や口をふさいで窒息させてしまわないように気をつけてください。
具体的には
・ふかふかのベッドや布団はダメです。
赤ちゃんが沈んでしまう可能性があります。
・重たい掛布団はやめましょう。
赤ちゃんに負担がかかりますし、顔にかかってしまうと息ができなくなります。
・新生児のうちは、ママのみが隣で寝るようにしましょう。
パパやお兄ちゃん、おねえちゃんと近くで寝るのは、もう少し生活に慣れてからでも遅くないですからね。
同じ部屋で寝る場合は、ママが赤ちゃんの壁になってあげましょうね♪