へルパンギーナはウイルス性の感染症だということは別の記事で書いたと思います。
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ウイルス性と言うことは、1度かかれば免疫が出来てかからなくなるのでしょうか?
また、ヘルパンギーナは『夏風邪』とも言われていますが、本当に流行するのは夏なのでしょうか??
何故、夏なのでしょうか??
ふしぎですよね~?
と言うわけで、気になったので調べてみました!!
ヘルパンギーナの流行時期は?
ヘルパンギーナの流行時期は4月~9月と言われていたり、6月~8月と言われていたりとまちまちです。
間をとって4月~9月だとして流行期間が長すぎてハッキリしない…。
ハッキリしないのはなんだか気持ち悪いので、目に見える数字で確認してみましよう♪
出典:東京都感染症情報センター(http://idsc.tokyo-eiken.go.jp/diseases/herpangina/herpangina/)
このグラフを見ると、見事に流行時期が分かりますね!!
とても分かりやすいです!!
このグラフから、ヘルパンギーナに感染する人が増え始めるのは23週目あたりからで、30週でピークを迎え、40週頃から落ち着き始める、と言った感じですね。
つまり、ヘルパンギーナの流行時期は6月下旬頃から10月くらいで、8月に流行のピークを迎えるということになります!
では、何故夏にヘルパンギーナが流行するのでしょう??
これ、すごく気になったので調べてみました!
ウイルスの特性上なのかなぁ~とか思っていたのですが、答えはとっても単純かつ明快でした!!
なぜヘルパンギーナが夏に流行するのか。
それは、夏の暑さで体力を消耗し、免疫力が下がっているから!です。
免疫力が下がれば、細菌やウイルスに感染しやすくなりますもんね。
とても単純な理由でした(苦笑)
暑い日が続くときには、特に気を付けてあげたいものですね!!
ヘルパンギーナって何回もかかるの?
ヘルパンギーナはウイルスによって引き起こされる感染症です。
ウイルスと言うことは、1度感染すれば免疫が出来て次からは感染しない、または感染しにくくなると思いがちですが…。
ヘルパンギーナは1度感染したからと言って安心できる病気ではないんです!!
何故なら、ヘルパンギーナを引き起こすウイルスの型はたくさんあるからなんです!!
代表的なものはA群コクサッキーウイルスですが、そのほかにもB群コクサッキーウイルスやエコーウイルスなどなど…。
しかも感染力は強力なので広まるのも速いです。
なので、1度ヘルパンギーナに感染しても、また別の型のウイルスに感染してしまうことはあります!!
せっかく治ったと思っても、別の型のウイルスに感染してしまった…なんてことのないように、手洗いうがいはしっかりしておきたいものですね。