自分の子どもの頃、色んな「ごっこ遊び」をした記憶がありませんか?
「おままごと」「お店屋さんごっこ」「運転手さんごっこ」・・
男の子も女の子も楽しめましたよね♪
そんな「ごっこ遊び」が実は子どもの心や知能の発達に、「とってもいい!」
のだそうです。
ところが、最近はスマホの普及で「ごっこ遊び」が減ってきているという
情報があります。
「ごっこ遊び」にどんな効果があるのか?
どうすれば「ごっこ遊び」をしたくなるのか?
を調べてみました。
目次
ごっこ遊びのもたらす効果
言葉の発達の促進
誰かとするごっこ遊びは、会話がないと成立しません。
お友達に自分の考えや気持ちを伝えるのは、ママやパパ、兄弟に伝えるよりもはるかに難しい事です。
一生懸命言葉を探したり、お友達の言葉を真似する事で言葉の使い方がうまくなったり、使う言葉の数も増えていきます。
コミュニケーション力が上がる
ごっこ遊びは、遊んでいるお友達の反応によって、自分の行動が左右されたり、言葉を返したりと、その時のコミュニケーション力で楽しくなれば、つまらなくもなります。
もちろん、ケンカもあるでしょう。
そういう経験の積み重ねによって、他人との関わり方が自然に身に付く、貴重な体験なのです。
想像力が上がる
ごっこ遊びは、想像のかたまりです。
想像力が育つと他人の気持ちを想像できるようになるので、他人を思いやる心が育ちます。
親としては、他人を思いやれる人に育ってほしいと願いますよね?
近年、問題になっている「いじめ」の加害者は、想像力の欠如が原因の一つだと言われています。
想像力は単に「ものを創り出す力」だけではないんですね。
ごっこ遊びに結びつく絵本
オムライス ヘイ! 武田美穂 ほるぷ出版
本いっぱいにフライパンが描かれていて、とってもおいしそう。
すぐにオムライスが作りたくなっちゃいますよ♪
他に「ハンバーグハンバーグ」「パパ・カレー」もオススメ!
ピヨピヨ スーパーマーケット 工藤ノリコ 佼成出版社
売り場のイラストが細かくて、実際のスーパーマーケットみたいです。
読んだあとは、「お買い物ごっこ」かな~?
マットくんのふねふねヤッホイ! ピーター・シス BL出版
マット君が家の中で船の旅をします。
現実の様子とマット君の空想の世界、両方が描かれているので、すぐに真似したくなっちゃいますね。
ごっこ遊びをするときのポイント
ごっこ遊びは子どもたちの想像で広がるものなので、なるべく口を挟まないのがポイントです。
でもお友達とのトラブルが多いのが2歳児。
ケンカをしていないか?ケガをしていないか?見守ってあげましょう。
ママがごっこ遊びに加わる事もあるでしょう。
その時は、恥ずかしがらず(笑)ごっこ遊びを存分に楽しんで下さい。
途中で抜ける時には、現実世界の理由ではなく、その世界観を壊さないような理由を考えてあげて下さいね。
そして、「○○ごっこをしよう♪」と誘われたら、なるべく一緒に遊んであげて下さい。
まとめ
おままごとから始まり、お店屋さんごっこ、電車ごっこ、お医者さんごっこ、ヒーローごっこ・・・
我が家の息子は二人共、約6年間ごっこ遊びに夢中でした。
特にヒーローごっこが一番長く、毎日目の色を変えて敵と戦っていました。
見えない敵だったり、お友達や私が敵になったり(^▽^;)
その「ごっこ遊び」にこんな効果があるとは驚きです。
たっぷり「ごっこ遊び」ができる環境を整えてあげられるといいですね。