生まれて間もないころの赤ちゃんはミルクを飲んだあとにまだ自分ひとりでは上手に飲み込み過ぎた空気を外に出すことができません(>_<)
例えていうならば・・・
想像してみてください。
大人でも炭酸飲料を一気に飲んで「げっぷ」が出てこなかったらお腹に空気が溜まりすぎて気持ち悪いですよね?
大げさな表現でしたが、生まれて間もないころの赤ちゃんにとってはミルクを飲んだあと毎回お腹の中が空気でいっぱいになり苦しい状態なのです(+o+)
そこで、このお腹の中の空気を外に出すために「げっぷ」をさせてあげましょう♪
目次
苦しそうなのはなぜ?原因は?
お腹を空かせて泣いていた赤ちゃんにミルクを飲ませてあげるとお腹がいっぱいになり満足そうです。
一生懸命ミルクやおっぱいを飲んでいる姿はとても可愛いですよね♪
しかし・・・飲み終えた赤ちゃんは苦しそうな表情をみせたりしますよね?
生まれたばかりの赤ちゃんは、ミルクを飲むときに一緒に大量の空気まで飲み込んでしまいます(*_*)
このころの赤ちゃんは一人で「げっぷ」ができないのでお腹の中は空気でいっぱいでとっても苦しい(>_<)
母乳育児で育てている赤ちゃんよりもミルクを哺乳瓶で飲んでいる赤ちゃんの方が空気を一緒にたくさん飲み込んでしまったりするようです。
空気を飲み込みすぎてしまう原因のひとつは飲ませ方にもあります。
おっぱいで育っている赤ちゃんの場合は・・・
赤ちゃんがママのおっぱいの先の方を吸って飲んでしまっていると空気を飲み込んでしまいやすいです。
おっぱいを飲ませる時には赤ちゃんの口がアヒルの口先のようになるように、乳輪部分までくわえさせるようにしてみましょう☆
ミルクを哺乳瓶で飲ませる場合は・・・
赤ちゃんの唇に哺乳瓶の乳首をツンツンと軽くあててあげ、赤ちゃんの口が開いたら、哺乳瓶の乳首をすばやく舌の上にのせます。
おっぱいの時と同じように奥までくわえさせてあげるとミルクも漏れづらいですし、空気も入りづらくなります☆
げっぷがでないときに行うべき事
ミルクを飲ませてあげたあと肩乗せ縦抱っこをして背中をさすってみても「げっぷ」がでない場合もあります。
5分くらい背中をさすってみても「げっぷ」が出ない場合はしばらく縦抱きで抱っこをしてあげてみてください(^_^)。
しばらくしてから「げっぷ」が出る場合や「おなら」として出る場合もあります。
時間が経っても出なければ、出る空気が無いのかもです。
「げっぷ」が出やすいかは赤ちゃんの体質など個人差があります。
「げっぷ」が出なかったときは・・・
赤ちゃんの上体を少し起こすように授乳クッションにしばらく座らせておくか、背中の下にバスタオルなどをクルクル丸めたものを置き、布団に横向きに寝かせてあげましょう☆
げっぷしないまま寝かせる時は?
背中をさすっても「げっぷ」が出なかった場合はしばらく授乳クッションやバウンサーなどに座らせて様子をみましょう。
「げっぷ」が出ずに布団に仰向けに寝かせてしまうと、ミルクなどを吐き戻した時にのどに詰まってしまい大変危険です(>_<)
乳幼児の突然死の原因にもなるので「げっぷ」が出ずに寝かせる時は背中の下にバスタオルなどを丸めたものを敷いて顔と身体が横向きになるように寝かせてあげてくださいね☆
横向きに寝かせていると「げっぷ」や「おなら」として空気が出てくる場合があります。
まとめ
おっぱいやミルクを飲ませる時にママが赤ちゃんのお腹の中に空気が入りづらくする工夫をしてあげると赤ちゃんは少し楽になります。
生まれて間もないころは赤ちゃんもおっぱいやミルクの飲み方に不慣れで空気をたくさん飲み込んでしまいますが、成長していくにつれ段々と空気を飲み込みすぎないように赤ちゃんも工夫して上手に飲めるようになってきます(^_^)
背中をさすって「げっぷ」を出す、もし出なければ横向きで寝かせてあげる。
お腹に溜まった空気が抜けて赤ちゃんがスッキリとした表情をみせてくれるといいですね(^o^)