寒くなってくると毎年心配なのがインフルエンザですよね。大人でもツラいインフルエンザに乳児がかかると重症化しやすいこともあり、かからないようにしてあげたいですよね。
でも、インフルエンザ予防接種はいつから受けさせるべきなのか曖昧なママも多いんじゃないでしょうか。
また、インフルエンザ予防接種によって副反応があるなんてことを耳にしたことがある方もいますよね。
インフルエンザにはかかって欲しくないけど、予防接種の副反応も怖くてどうしたらいいのか考え出すとキリがなくなります。
そんな悩めるママにインフルエンザ予防接種の副反応や、母乳の免疫の力について調べたので参考にどうぞ♪
乳児に母乳の免疫があるのはいつまでなの?
母乳育児をされているママは、母乳には免疫が含まれていると聞いたことがあるんじゃないでしょうか。
実際母乳には免疫物質が含まれています。
なので、母乳育児をすると赤ちゃんを病気から守ってあられる確率が高まるんですね。
しかし、産後ママの免疫があるのは6ヶ月までなんて聞いたことありませんか?
私もそう言われ続けてきて、何のために1歳すぎた子に母乳をあげてるんだろうと悩んだことがありました。
でも、調べてみると6ヶ月までなんて言うのは間違いだったんです!
ママから赤ちゃんに与えられる免疫には母乳から与えられるものと、胎盤から与えられるものがあるんですね。
6ヶ月で消えてしまうのは、胎盤から与えられたものだけなんです。
その後の母乳から与えられる免疫にも白血球やラクトフェリンなどの物質が多く含まれています。
これらの物質にはこのように赤ちゃんにいいたくさんの効果が期待できるんですよ!
□病原菌を破壊する。
□抗菌・抗ウイルス効果がある。
□免疫力を調整する。
□ウイルスや細菌、アレルギー物質が血液中に入るのを防ぐ働きがある。
母乳による免疫物質のおかげで母乳育ちの子供は中耳炎や気管支炎、病原性大腸菌o-157にかかりにくいという研究結果もあります!
母乳による免疫は飲ませている間赤ちゃんにちゃんと届いているんで、1歳でも意味があるんですね♪
しかし、母乳に含まれる免疫にはママが持っている免疫しか含まれないので、風邪やインフルエンザには残念ながらあまり期待出来ません。
風邪やインフルエンザには様々な型があり、変異するスピードも早いので母乳で感染を防ぐことは難しいんですね(><)
乳児がインフルエンザ予防接種を受けた場合の副反応は?
母乳では防げないインフルエンザをどうやって防ごうかなと考えると、やはり予防接種を受けさせようかなぁと考えますよね。
でも、乳児がインフルエンザ予防接種を受けて副反応などは大丈夫なのか気になるとこです(><)
病気にならないために受けた予防接種で、副反応に苦しむなんていうのは本末転倒もいいところですもんね。
乳児に限らずインフルエンザ予防接種の副反応には次のようなことがありえるようです。
~起こりやすい副反応~
▫️摂取した部位、その周辺の腫れ、赤み、かゆみ、痛みなど(軽度)。
→ひどい場合は患部を冷やして、掻いたり刺激しないようにしましょう!
~まれにおこる副反応~
▫️下痢、吐き気、腹痛など。
→通常2~3日程でおさまりますが、嘔吐下痢による脱水症状には気をつけましょう!
▫️頭痛、めまいなど。
→幼児はまだ言葉にして伝えられないので異常があれば医師に相談しましょう!
▫️全身の悪寒、倦怠感、38.5度以下の発熱。
→脇の下のリンパ節が腫れることもよくありますが、他に症状がなければ経過観察をしましょう!38.5度以上の熱が出る場合には受診をオススメします!
~命にかかわる副反応~
▫️アナフィラキシー
→強いアレルギー反応。声のかすれ、くしゃみ、息苦しさ、動悸、意識の混濁。
▫️脳症、脳炎。
→痙攣が5分以上続き、止まった後に意識がなくぐったりしている。痙攣がなくてもいつもと違いぐったりしているなど。
▫️ギラン・バレー症候群
→末梢神経が短時間で麻痺し、手足に力が入らなくなる。手足に力が入らなくなる。歩く時につまづく、物がつかみにくいなど。
▫️肝機能障害・黄疸
→食欲不振、体のだるさ、目や皮膚が黄色くなる(黄疸)など。
▫️喘息の発作
→ゼーゼー、ヒューヒューといった息をする。呼吸困難。ひどい咳など。
▫️間質性肺炎
→少しのことで息切れしたり苦しくなる。空咳や発熱が急に現れたり一週間以上つづくことがある。
▫️血小板減少性紫斑病
→外傷の出血がとまりにくくなる。(鼻血、歯茎など)皮下出血や手足に点状出血が現れることもある。
▫️ネフローゼ症候群
→足がむくんだり、おしっこの量が減ったりする。体のだるさや、息苦しさがあることもある。おしっこが赤くなるなど。
このようにめったに出ることは無いと言われている副反応には、怖いものもたくさんありました(><)
特にこのような重症化するケースは免疫力が低い高齢者や乳幼児に多いんです!
こんなことを知ると余計に予防接種をするのが怖くなりますよね。
しかし、このようなケースはもともと疾患や他に原因があることが多いようです。
アレルギー体質や基礎疾患があるお子さんは摂取する際に医師ときちんとお話することが大切ですね。
予防接種後の副反応を予防することは残念ながらできませんが、きちんと対処方法を知っておくことで悪化させることを防ぐことができます。
基本的に副反応がでるのは摂取後24時間と言われているので、その間は以下のことに気をつけるといいでしょう。
▫️摂取後24時間は激しい運動などは控える。
▫️摂取したところは清潔にしてこすったり刺激しないようにする。
▫️摂取後30分は病院で安静にして過ごす。
▫️高熱や痙攣など少しでもおかしいと思ったら医師に相談する。
もしもおかしいと感じたら自己判断しないで医師に相談することが大切ですね。何も無かったらそれでいいですもんね!何かあってからでは遅いので、迷わずに相談していいと思います(^^)
まとめ
副反応を知ると摂取することが怖くなってしまうインフルエンザ予防接種ですが、インフルエンザにかかって重症化してしまうことも乳幼児にとっては怖いんですね。
親の判断が大切になるので、受けるか受けないか判断するのは難しいでしょうが受けたとしてもきちんと対処方法を知っておくことで、悪化は防げます♪
迷うようならかかりつけの医師などに納得いくまで相談して決めるのが1番ですね!