夏風邪ともいわれているヘルパンギーナの主な症状は、喉や口腔内に水泡が出来て口内炎みたいに痛むことです。
ただの口内炎でも、何か食べるときには痛くて億劫になってしまうものですが…。
特にヘルパンギーナは子供、それも乳幼児がよく感染する病気なので、その痛みと戦いながらの食事は大変ですよね。
そこで今回は、ヘルパンギーナに感染した時の食事についてまとめてみたいと思います!!
お子さんが感染して食事に困っているお母さんはぜひ参考にしてみてくださいね♪
避けた方がいい食べ物は?
ヘルパンギーナに感染した際に、これだけは避けるべき!という食べ物がいくつかあります。
まずはみなさんが口内炎になったときに避けたい食べ物を想像してみてください。
口内炎になったとき、酸味が強いものや熱いもの、塩辛いものを食べたらどうなりますか??
そう!めっちゃしみますよね!!
痛いですよね!!
口の中地獄ですよね!!
まさに!ヘルパンギーナに感染した時の口内も同じことが起きているんです!!
しかもヘルパンギーナは子供がよく感染する病気です。
大人でもしみて痛いものを子供が食べられるわけがありません!!
なのでヘルパンギーナに感染した時には、
- 熱いもの
- 塩辛いもの
- 酸味が強いもの
は絶対に避けてくださいね!
あと、喉にも水泡が出来ることがあるので、固くて飲みこみにくいものや大きいものは避けるようにしてあげてください!
おすすめメニューは?
避けるべき食べ物が分かったので、次はおすすめメニューを紹介します。
症状は人それぞれなので、一概に「これが絶対におすすめ!」と言うものではないのですが…。
のど越しのいいものを与えるようにしましょう!
例えば、スープやとろみのあるシチュー、スムージーなんかがおすすめです。
また、アイスやゼリー、プリンなんかもいいですね。
口内や喉の痛みに加えて高熱も出るので、冷たいものは子供も喜ぶかもしれません。
症状が治まってきたら、柔らかく煮たうどんやそうめん、薄い味付けのお粥なんかもいいと思います。
うどんやお粥などを食べさせる時には、人の体温と同じくらい(37度前後)まで冷ましてからあげると食べやすいそうです!
どうしても食べてくれない時はどうする?
のど越しのいいものやアイスやゼリーなどを試してもどうしても食べてくれない!!
症状が重たい子の中には、食事を一切受け付けてくれない子もいるかもしれません。
そんな時には無理に食べさせる必要はないですよ。
やっぱり痛いですからね。無理は禁物です。
でも、水分補給だけは必ずおこなってください!!
食事も水分も摂らないままだと、脱水症状を起こしてしまいます。
麦茶やポカリ、OS-1などを少しずつ、数回に分けて飲ませてあげるといいでしょう。
それでもダメなら思い切って点滴をするという手もあります!
点滴なら痛み止めもブドウ糖も水分もいっぺんに摂取することが出来ますからね!
回復も早いと思います。
まぁなんにせよ、ヘルパンギーナの症状は約1週間くらいで落ち着いてくるので、何も食べてくれないからと言って落ち込まず、「1週間の辛抱だ」と前向きに考えるのが良いと思いますよ♪