夏に子供がかかりやすい病気の代表とも言えるヘルパンギーナ。
病院で「ヘルパンギーナですね」と初めて言われた時は、いったいどんな恐ろしい病気なんだろうと身構えたものですが…。
ヘルパンギーナとはいったいどんな病気なのでしょう??
ヘルパンギーナの原因や完治するまでの期間の目安なんかをまとめました♪
ヘルパンギーナの原因
ヘルパンギーナは、ウイルスを感染源としたウイルス感染症のひとつです。
ヘルパンギーナを引き起こすウイルスはエンテロウイスルと呼ばれるウイルス群に属していて、その種類は数十種類もあると言われています。
中でも多いのがコクサッキーウイルスというウイルスなんだそうです。
エンテロウイルスのエンテロとは腸管を意味していて、腸管ウイルスとも呼ばれています。
こっちの方が聞き慣れているという人もいるかもしれませんね。
腸管ウイルスは口腔内や腸管で増殖するため、下痢を引き起こしたり口腔内に水泡や口内炎を引き起こします。
これがヘルパンギーナの症状です。
痛みはあるの?
ヘルパンギーナの主な症状は高熱が出ることと、口腔内に水泡や口内炎が出来ることです。
こんな感じに↓
みなさんも1度は口内炎に悩まされた経験、ありますよね?
あれって、小さいものでも結構痛かったりするんですよね~。
ヘルパンギーナはそんな口内炎がいくつもできたり、喉に水泡が出来たりするので当然ながら痛いです!!
しかも感染しやすいのは乳幼児。
痛いのを我慢するなんてとてもじゃないけど出来ないですよね。
見ているこちらが辛くなってしまうほどです…。
しかもその痛みが、最低でも1週間は続くというのだからまるで地獄ですよね。
うちの子もヘルパンギーナに感染した時は食事すらまともに出来なくて親子ともども苦労しました。
ヘルパンギーナに感染した時の食事についてはこちらをチェック↓
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完治するまでの期間や目安は?
喉や口腔内が痛むヘルパンギーナですが、その症状はいったいいつまで続くものなのでしょうか。
さっきもちらっと書きましたが、ヘルパンギーナの症状は
- 高熱…2~4日
- 水泡・口内炎…約1週間
ヘルパンギーナはウイルスに感染することで引き起こされるのですが、そのウイルスの潜伏期間はだいたい2日~1週間くらいと言われています。
エンテロウイルスは感染力が強力なので、自覚症状がなくても他の人に移してしまう可能性がとても大きい厄介な病気です。
なので、保育園や幼稚園で数名が感染しただけで一気に大流行なんてことにもなるそうです。
こ、こわい…。
また、ウイルス感染症なので症状が回復してからも油断は出来ません!
症状が治まってからも2~3週間は体内にウイルスが残っていて、便と一緒に排泄されるのでこの間に二次感染が引き起こされる可能性があります。
まだオムツをしている赤ちゃんがいる家庭では、ヘルパンギーナに赤ちゃんが感染したらたとえ症状が治まってもしばらくはオムツ替えのあとの手洗いには気を使った方が良さそうですね。