ポスティングシステムとは?大谷翔平特例で年齢の改正は?問題点は?

野球ボール

今オフ大谷翔平選手がポスティングシステムでメジャー移籍濃厚と報道がありました。大谷選手は投手と打者両方でやりたいと思うので、それを受け入れてくれる球団がどれぐらいあるかですね。

 

しかし、ポスティングシステムは、MLB側が自分の都合のいいように定められており、不公平なシステムで、改正が必要ではないか?と言われています。

 

今回は、ポスティングシステムとはどんな制度なのか?どんな問題点があるのか?また、大谷特例で改正はあるのかまとめました!

 

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ポスティングシステムとは?

野球

 

近年は多数の日本の選手がポスティングシステムを使ってMLBに移籍しています。

 

ポスティングシステムとは、海外FA権を取得していない選手が海外移籍を可能にする制度です。

 

※海外FA権取得の条件は以下の記事にまとめてあります。

 

プロ野球のFA宣言とは?FA宣言残留の意味・メリット・デメリットは?

2016.09.22

 

ポスティングシステムの概要は以下の通りです。

 

  1. 海外移籍を希望する海外FA権を持たない選手の意志を日本球団が認めた場合、球団はNPBのコミッショナーを通じて、MLBのコミッショナーに対し、その選手が契約可能であることを通達する。
  2. MLBのコミッショナーは、MLBの各球団に対し、上記通達の旨を告知(ポスティング)する。
  3. MLBのコミッショナーから通達があった日から40業務日以内に、ポスティングされた選手を獲得する意志のある球団はMLBのコミッショナーに対し、入札額を提出する。
  4. 入札したMLB球団が複数ある場合、最も高額の入札額を提示した球団が日本球団との交渉権を得る。
  5. 交渉権を獲得したMLBの球団との交渉を、日本球団は選手の意志に関わらず一方的に拒否することができる。
  6. MLB球団が選手と契約に至った場合、選手はMLB球団に移籍することができる。この際に、入札金額が、この選手が所属していたNPBの球団に、その対価として全額支払われる。

 

上の説明で、流れが把握できたのではないでしょうか。

 

ポスティングシステムの問題点は?

ポスティングシステムの問題点をまとめました。

 

選手の移籍希望意志が尊重されない場合もある

上で、ポスティングシステムの概要について説明しましたが、NPBの球団には、最高入札額提示球団を拒否する権限があります。NPBの球団が拒否してしまえば、移籍が実現しないことになります。

 

選手に球団を選択できる権利がない

ポスティングシステムは、最高入札額を提示した球団のみ、独占交渉権が与えられ、選手が球団を選択できる権利は全くありません。例えるなら、競走馬の売買ですね。

 

競走馬なら馬の売買ですが、ポスティングシステムは人身売買では?と批判する人もいます。

 

選手に不利な条件を提示されることもある

先ほども言った通り、ポスティングシステムは最高入札額を提示した球団のみ交渉権が与えられます。ですから、選手は複数の球団と年棒等の交渉を行うことができません。

 

提示された年棒を複数球団で比較して、一番高いところへ移籍しよう!ということはできません。野球に限らずプロスポーツ選手にとっては、お金が選手の評価ですから、一番高いところへ移籍したいと思うのは当然のことと思います。

 

独占交渉権さえゲットできれば、年棒は安くして買い叩かれるという恐れがあります。

 

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大谷特例はあるのか?

大谷

 

実は、2017年9月22日に東京都内で、MLBからNPBに提案があったポスティングシステムを含む日米間選手契約に関する協定の改正案について協議がありました。

 

10月の実行委員会で引き続き話し合うことになっていますが、まだ具体的な内容は明らかになっておりません。

 

NPB側は、加えてMLBが今オフから適用する新労使協定に基づくと契約金と年棒の総額が従来よりも大幅に低くなる、25歳未満の日本選手に関する譲渡金額についての特例運用もMLB側に求めているといいます。

 

MLB移籍を目指す大谷選手にとっては、かなりの障害ですよね。大谷選手はお金をまったく気にしていないようで、金額に関わらず移籍すると思いますが、今後移籍する選手のためにも、少しでも緩和してほしいですね。

 

まとめ

  • ポスティングシステムとは、海外FA権を取得していない選手が海外移籍を可能にする制度。
  • 最も高額の入札額を提示した球団のみ交渉権を得る。
  • ポスティングシステムはMLB側が有利であり、問題点が多数ある。
  • 新労使協定では、25歳未満では大型契約を結ぶことができないが、今後どう改正されていくのか注目されている。

 

いかがでしたか?

 

大谷選手は、おそらく今オフにMLBに移籍するでしょうけど、あまりにもNPB側が不利にならないように譲歩してもらいたいですね。しかし、日本のスーパースター大谷選手がメジャーで活躍する姿を見てみたいですが、やはり日本は寂しくなりますね(汗)

 

なんにせよ、現状ではポスティングシステムはMLBが圧倒的に有利なので、どちらにとってもメリットがあるように変えていってほしいですね。今後MLB移籍を目指す選手のためにもね。

 

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