プロ野球・野球協約違反?年棒の減額制限とは?意味ない?

お金

プロ野球はシーズンが終わると、翌年のシーズンに向けて、契約更改が行われます。毎年誰かは銭闘しますよね(笑)活躍した選手も、そうでなかった選手もそれ相応の評価をしてほしいと思うのですが、不思議に思っていることがあります。

 

それは、年棒の減額制限についてです。「○○選手の年棒は、減額制限を超える大幅なダウンとなった」ってよく聞きますよね。「えっ?減額制限を超える減額があっていいの?」ってことです。私は、そもそも減額制限の意味について、誤解しているのでしょうか?

 

・・・ということで、調べてまとめてみましたよ!

 

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プロ野球の年棒の減額制限とは?

説明男性

 

減額制限とは、契約更改の際に、翌年の年棒を元の年棒から減額する場合の、減額値の限界のことです。減額制限は、元の年棒の金額によります。元の年棒が1億円を超える選手の場合、減額は40%までです。1億円以下の選手の場合、減額は25%までとなっています。

 

例えば、年棒1億円の選手の場合、6,000万円までの減額。年棒5,000万円の選手の場合、3,750万円までの減額となります。

 

この減額制限は、選手の同意があれば、制限を超えた減額が可能となっています。絶対に制限以上の減額をしてはいけないという意味ではないんですね。

 

制限を超える減額に同意されない場合は、球団は制限内の減額で譲歩するか、その選手を自由契約にする必要があります。「この条件では呑めませんので、自由契約にしてください。」という感じでしょうか。

 

ただし、別の球団と交渉ができるようになりますが、必要としてくれる球団がなかった場合、引退せざるを得なくなります。

 

減額制限内に収まっている場合は、選手は自由契約を選択することはできず、現在所属している球団内で交渉を行います。減額制限を超える減額をした場合、所属している球団にとっては、「この額が受け入れられないなら、出て行ってもらって構わない。」そういう意思表示でもあります。

 

もし、自由契約となり、他球団からオファーがなければ、そのまま引退となってしまいます。選手としては、それは絶対に避けたいでしょう。ですので、減額制限を超えた減額を提示されても、受け入れざるを得ないという選手は多いですね。

 

減額制限は何のためにある?

女性

 

では、減額制限は何のためにあるのでしょうか?それは、選手の税金のためです。所得税は前年度の所得に対する税金です。3年前のことですが、当時中日に所属していた井端選手が1億9,000万円→3,000万円に減額されました。

 

半分税金で持っていかれると仮定すると、翌年9,500万円を支払わなければなりません。翌年の年棒の3,000万円を大幅に超えています。普通は貯蓄していると思いますが、もししていないのなら・・・支払えないということになります。

 

こういったことを防ぐための制度と言えます。

 

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プロ野球歴代大減棒ランキング!(元の球団に残留した場合)

グラフ

 

順位 選手 球団 前年の年棒 年棒 減額幅
1 杉内俊哉 巨人 2016 5億円 5,000万円 4億5,000万円
2 小笠原道大 巨人 2013 4億3,000万円 7,000万円 3億6,000万円
3 岩瀬仁紀 中日 2016 3億円 5,000万円 2億5,000万円
4 松中信行 ソフトバンク 2011 4億円 2億円 2億円
4 清水直行 DeNA 2012 2億5,000万円 5,000万円 2億円

 

上の表が元の球団に残留した場合のプロ野球の歴代大減棒ランキングですが、最近のものばかりです。杉内投手については、本人からの申し出があったようです。自分で不甲斐なさを感じていたんでしょうね。

 

4億5,000万円の減棒なので9割減です。すさまじいですね・・・。

 

今年、セリーグは広島がリーグ優勝を果たしましたが、黒田投手の活躍は大きいです。黒田投手は昨年、メジャーで20億円以上の契約ができたにも関わらず、その2割にも満たない4億円で広島と契約したのだからすごいですよね。

 

まとめ

  • プロ野球の年棒の減額制限とは、契約更改の際に、翌年の年棒を元の年棒から減額する場合の、減額値の限界のこと。
  • 元の年棒が1億円を超える選手の場合、減額は40%まで、1億円以下の選手の場合、減額は25%までとなっている。
  • 減額制限を超える減額は、選手の合意があれば、OK。
  • 減額制限を超える減額を受け入れられない場合、自由契約となる。
  • 大幅に年棒が減額してしまうと、所得税は前年度の所得に対する税金なので、支払いが難しくなる。これを防ぐための制度が減額制限。
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読んでいただきありがとうございました!


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