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日本プロ野球ビデオ判定のルールは?日本シリーズで誤審!

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日本シリーズ盛り上がってますね!2戦目を終えて、広島が2勝しましたが、判定が覆った場面があり、明らかにそこを境に流れが変わりました。

 

実はこの本塁でのビデオ判定、今季から導入されているんです。しかし、全てをビデオ判定するわけではありません。ルールがあります。そして、今日のビデオ判定、実は誤審だったようです。

 

今回は、プロ野球のビデオ判定のルールと、ビデオ判定を導入されたのにも関わらず誤審があったシーンを紹介します。

 

 

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日本プロ野球ビデオ判定導入の経緯は?

アンパイア

 

最近は様々なスポーツでビデオ判定が導入されていますよね。テニスやバレー等でも導入されていて、チャレンジという形で、ビデオ判定で覆ることもあります。プロ野球でも導入されているのですが、その経緯から説明します。

 

日本のプロ野球では、現場や各球団関係者から相当数のビデオ判定の要望がありましたが、それでも長らく導入されていませんでした。

 

しかし、もう10年以上前のことになりますが、2006年6月11日にロッテvs巨人戦で、李承燁の本塁打が取り消しになったことをきっかけに、巨人がビデオ判定の導入を訴えたことで、ビデオ判定の一部導入が議論されました。

 

その後、プロ野球実行委員会で、2007年のオープン戦で本塁打の判定に関してビデオ判定を試験導入する予定となりました。しかし、審判員控え室にモニターが設置されていない球場もあって、試験導入が見送りとなってしまいました。

 

これ以降は、モニターの設置を急ぎ、予備審判が映像をチェックする等して、判定技術を向上させるようにしました。そして、2009年8月11日から試験的にビデオ判定が導入され、2010年から正式にビデオ判定が導入されました。

 

しかし、ビデオ判定は本塁打かどうかの判定に限っての話でした。これ高校野球でも導入したらいいのに・・・と思うのですが、地方球場でモニターを設置するのもお金がかかるんでしょうね。

 

ちなみに、日ハムの大谷投手は高校3年生の夏、甲子園に出場はできませんでした。これ誤審で甲子園に行けなかったと言われていますね。審判も試合後、誤審だったと認めているようです。

 

さて、話を戻しますが、こうして導入されることになったビデオ判定ですが、やはり地方球場を含む全ての球場で設備を用意するのも難しいので、本拠地球場に限り、ビデオ判定が適用されることになったんですね。

 

そして、2014年からは、外野のフェンス際の打球に対しても、ビデオ判定されることになりました。

 

日本プロ野球の今季(2016年)からのビデオ判定のルール

女性

 

上に記載しましたが、本塁打かどうかの判定のみビデオ判定するというルールでしたが、現在(2016年)では、変わっています。コリジョンルール適用に伴い、本塁でのクロスプレーに対してもビデオ判定されるようになりました。

 

加えて、コリジョンルール適用以外の本塁クロスプレーにおけるアウトかセーフの判定についてもビデオ判定が認められるようになりました。本日(10/23)の日本シリーズでのビデオ判定も、本塁クロスプレーでのアウトかセーフの判定でしたね。

 

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ビデオ判定で判定が覆るとダメージが大きい

女性

 

本日(10/23)の日本シリーズ広島vs日本ハムの試合を観ていて思ったのですが、ビデオ判定で判定が覆るとダメージが大きいということです。最初はアウトと判定されていたのに、ビデオ判定で判定が覆り、1点が認められ、そこからミスも起こり、流れが変わったように見えました。

 

やはり、最初から審判が正しい判定をするのが一番ですが、人の目にも限界があり、ビデオに頼らざるを得ない場面もありますよね。

 

日本シリーズでビデオ判定するも誤審!

女性

 

本塁でのクロスプレーに対するビデオ判定が導入されているプロ野球ですが、ビデオ判定されたにも関わらず誤審があったというシーンがあったと話題です。本日(10/23)のビデオ判定の動画です。

 

 

これ一見セーフのように見えますが、実はキャッチャーのミットが本塁にタッチする前にヘルメットに触れていますよ。解説では「セーフですねー」とか言ってますが、もう一度よく見てみてください。3:18あたりのシーンです。

 

ミットが触れて、ヘルメットが動いているのが分かると思います。んー、ビデオ判定が導入されておきながら、これはちょっと・・・。

 

 

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まとめ

  • プロ野球におけるビデオ判定は、当初は本塁打の判定のみだった。
  • 導入されるきっかけとなったのは、2006年6月11日にロッテvs巨人戦で、李承燁の本塁打が取り消しになったこと。
  • 当初は本塁打の判定のみだったが、現在では外野フェンス際の判定と、コリジョンルールに伴う本塁でのクロスプレーとアウトorセーフの判定も行われるようになった。
  • 2016年10月23日の日本シリーズ・広島vs日本ハム2戦目で本塁でのクロスプレーでビデオ判定があったが、ビデオ判定にも関わらず誤審となり、判定が覆った。

 

いかがでしたか?

 

誤審によって水を差されるのは避けてほしいですが、何度も際どいプレーに対していちいちビデオ判定も考え物ですよね。

 

いちいちプレーが中断されて、ビデオを確認されることになりますからね。今後まだ変わっていく可能性がありますが、その辺うまくやってほしいですね。

 

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