雑学・知識

破損した紙幣は銀行で交換してもらえる?使える?半分の場合は?

お札

あなたは紙幣を破いてしまったり、ちぎれてしまったりしたことはあるでしょうか?私は千円札の一部がちぎれてしまい、両替機で100円玉にしてしまおう!と思ったのですが、両替機から千円札が戻ってきたりしたので、複数枚の千円札で払う機会に、その中にごまかして支払いました(笑)

 

ところで、このような破損した紙幣は銀行で交換してもらえるのでしょうか?半分とか一部しか残っていない場合はどうなるのでしょうか?調べてみました。

 

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破損した紙幣は銀行で交換してもらえる?

札束

 

破損した紙幣は、銀行で交換してもらえます!ただし、1枚の紙幣のうちたった30%ぐらいしか残っていないといった場合はNGです。この場合、銀行で交換してくれません。

 

日本の紙幣には、以下のような基準があるのです。(紙幣の表裏両面があることが前提)

 

  • 紙幣の面積の2/3以上残っている場合、全額交換。
  • 紙幣の面積の2/5以上2/3未満残っている場合、半額交換。
  • 紙幣の面積の2/5未満しか残っていない場合、交換不可

 

なるほど!紙幣の面積の40%以上が残っていれば、交換ができるんですね!私は、2/3以上残っている場合、全額交換できるというのはどこかで聞いたことがありましたが、2/5以上2/3未満の場合は、半額交換できるということは知りませんでした!

 

もし、紙幣の面積の半分しか残っていない場合でも、全額交換が可能だったのなら、紙幣を半分ずつに分け、それぞれ全額交換となり、倍にできちゃいますもんね(笑)

 

それでも、例えば、千円札が半分しか残っていない場合でも、500円と交換はしてもらえるということですね。

 

汚れた紙幣は銀行で交換してもらえる?

札束

 

破損した紙幣は、その残っている割合によって、銀行で交換してもらえるということは分かりました。では、紙幣がめっちゃ汚れていた場合はどうなるのでしょうか?

 

先ほどの交換基準は、どれぐらい紙幣が残っているかによって全額/半額/交換不可が決まるというものでしたが、紙幣が汚れている場合も、紙幣の裏表両面の判断ができる面積の割合で、全額/半額/交換不可が決まります。

 

例えば、紙幣に墨をぶちまけてしまった場合、表裏で墨で汚れがない部分の割合が2/3以上であれば、きれいな同額の紙幣と交換してもらえるということですね!

 

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変形した硬貨は銀行で交換してもらえる?

硬貨

 

紙幣と比較すると、あまりないかもしれませんが、変形した硬貨は銀行で交換してもらえるのでしょうか?紙幣と同様、硬貨にも交換できる基準があります。

 

  • 金貨の場合、重さが98%以上残っていれば全額交換。
  • 金貨以外の場合、重さが1/2以上残っていれば全額交換。
  • 硬貨の模様が認識できる。
  • 災害等のやむを得ない場合は、上記の基準に関わらず全額交換。(※ただし、硬貨の模様は必須)

 

なるほどー!硬貨の場合は半額交換はなく、全額交換or交換不可のどちらかということですね。

 

最後に

破損した紙幣、汚れた紙幣、変形した硬貨、いずれの場合も、交換できる基準があり、全額交換/半額交換/交換不可に分けられるということが分かりましたね。

 

もし、手元に破れてしまったけど、捨てずにとっておいている紙幣等がある場合は、交換してもらえますから、銀行に持っていきましょうね!

 

仮に、誤って、封筒に入った紙幣を切り刻んでしまっていても、かき集めて、2/3以上集めれば、交換できますよ~!

 

 

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